病院でも近々ボーナスが支払われるが、経営者はピリピリものだ。ボーナスもらって、翌日に退職願を出すケースが珍しくないからだ。病院の経営が健全でも、個人への対応がおざなりなら彼らは妥協を許さない。
ボーナスを微妙に左右するのが<査定>だ。経営側や看護部長にとっての日頃の印象で個人差金利がつく。もちろんプラス、マイナスにも左右する。この格差をどれだけ設けるかも経営側は悩むところだ。この査定によって、<査定された>ナースらは自分自身の評価とを秤にかける。
そんな中行われる忘年会は、病院の心象効果に一役買う。浮かれ気分に酔わせて「ま、来年もやれるか!」な気分にさせ、景品を当てさせ悲観気分を麻痺させようとするのだ。
そして今年も、こうやって言い寄る者がやってくる。
「先生。あたし辞めるの。ここだけの話よ。でもな、話はいろいろきてんねん。先生。キョロキョロ。いつ開業すんの!」
開業したら、スンシじゃすまなさそうだな・・・。
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