これだけの大座敷、というよりそのストーリーについていける人間に拍手を送りたい。だが今見ると、今ではなかなか描けないタブー的なものを遠回しに描いており、それを一見遠い世界のように見せている。ところが実は、日頃自分たちがいるその世界なのだ。病院関係者らは必見。

 どこがというと、その人間の「心の狭さ」だ。人間1個人は、実は心が狭い。脳が日常で支配されている。日常の感情で簡単に操作されてしまう。そういった危うさを描く作品は、あまりない。

 いまの経営者やリーダーを見ていると、彼らは自分でなく周囲の情勢で動いている。なのでリーダーは実は誰でもいい。しかし、たまにそのリーダーが特有の性格のために行動に出る場合がある。こういったリーダーはむしろ小規模な社会に多く、自分の周囲にもその動きの可能性がある。

 まして自分がリーダーとなったときそれを思い知る。それが良い結果を生もうと悪い方向だろうと、それでもだ。しょせん、人間の考えることさ。ならば・・ならば?不可能なんて文字はない。自分が無能ですってアピールするようなもんだ。要は<結果>を出せってことさ。

 ちょっとヤン・ウェンリーみたいに喋ってみた。

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