坂の上の医師 午前編
2011年12月24日 連載早朝7時カンファレンス。医師らは各自、実に興味深く症例報告。重症患者についての発表・検討を行う。海外文献も欠かせない。積極的な医者は、目ざといくらいに自分の発表に時間をかける。
カンファレンス終了の8時半、9時の持ち場までの少ない時間に上司への相談を密に行う。上司も用事があったりするから、追っかけながらでも。
9時。持ち場。カテーテル・カメラ手技なら前処置、たいてい予定より2~3例はみ出す。このため予定より早く開始。10時ごろ、ようやく本腰が入る。11時、会社員と同じく頭が冴えてくる。要領が良くなり、終了めざし立て続けの休みなし。
12時は当然過ぎることになる。空腹もあるが、達成感がそれをしのぐ。冴えつづける頭と、単調な繰り返しのパレード。
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