本木のつづき。

2012年1月6日 連載
「よっしゃ聞け!医者をな!1つにまとめるんや!」

(屋根の下)「ほう?1つに?」

「たとえばやな。この町の。大阪の1つの町の医者を。1つにまとめるんや。医師会言うてな。統率すんねや!」

(謙)それは画期的だった。彼は医師会を立案。各病院を統括し、情報共有を行い、その町の医療治安をはかる。常に行き届いた医療サービス。彼らの夢はすでに欧米をはるかに・・

「もうしゃべるな謙!俺のセリフがなくなるやろ!」

(謙)彼は怒って瓦を投げ飛ばした。1枚1枚。屋根の下へ。

「おらおらおら!頭のかったい、医師は石!」(歌?)

(謙)こんな若造がまさか、医師として務まるのか。それは誰しもが思うであろう。彼の修行は3年、そのまま開業。まさに、医師の上にも3年であったことは。子規の俳句でさえも寝返る勢い。いや、むしろ寝首をかかれたも同然。


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