一見の価値

2012年1月31日 映画
 またまた、自分の無知を思い知った。ハンフォードという原発村の実情(汚染と高い死亡率)、そこで作られるファーストフード原料。住民が妙に日本に好意的だと思ったら、主な輸出先が日本なのにびっくり。かつての「スーパーサイズ・ミー」さえ小言に思えてしまう。

 もう4年ほど前の作品だ。当時の鑑賞なら、あまりピンとこなかっただろう。

 日本の被曝既往のある医師が癌死亡の統計を県別に出すのだが、ある年を境に過半数の県でいきなり癌の死亡数が増える。どうやらこの時期が、近隣国の核実験に一致するのだという。

 だが、自分にはさらに気になる点があった。全国統計で、癌増加率の高い県を色別に分類していたが・・その地図によると、東北・北陸、愛媛などに偏りがみられた。

 疑い深い目で見ると、これは近隣の核実験というよりも我が国の原発の自発的な漏れがからんでいるのではないか、と・・・。

 さておき、この映画を放送してくれた日本映画専門チャンネルに敬意を表する。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索