偏差値

2012年2月10日 連載
 医学部受験の現状に関してはしばらくご無沙汰だったが、医学部の難易度はむしろ上がってきているのか。今さら知った。

http://daigaku.jyuken-goukaku.com/nyuushi-hensati-ranking/igakubu/

 ただ、周囲のドクターの息子・娘の進学状況やそれからの経緯に関してはいろいろ聞いている。

 今さらだが、どこの医学部に進むのか・・・は真実を言うと、実はちょっと重要だ。卒業したら好きな医学部へ移って、そこを出身大学みたいに名乗る・・ことはできる。確かに大阪には<ニセ阪大医学部>みたいなのが大勢いる。

 ちょっと重要・・と言ったのは、まぁ細かい面で違いが出るということ。<一流>医学部に最初から進めば、先輩後輩の絆が強くなり、それはそこの医局入局後も続く。<二流・三流>から来た者が輪に入っても、それら同門の会話に時としてついていけない。講演会などの場でも、一流同門の結びつきの強さは出る(<一流>がよく演者だったりする)。なぜか<一流>なりの品格も出ている。

 でも、それは結局<一流>が<二流・三流>医局でデビューしたときとあまり状況が変わらない。ただ、与えるプレッシャーはとんでもなく強い。

 なので、<一流>は他の医局員を紹介するとき、○卒の○出身という表現に非常にこだわる。そんなのは気にしなくていい。何より問題なのは、<一流>を出たのに技量が<二流・三流>だった場合の深刻さなのである。




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