日本の組織では、リーダーは常に嫌われ役である運命にある。かつ巨大なリスクをも背負う。しかしその決定が民主的に国民に委ねられるなら、直球勝負するわけにはいかない。重要なのは説得力だ。
自分も医局のリーダーとして周囲を引っ張るとき、無理にお願いしなくてはならない難局がある。お願いしてお願いして、その分こちらの苦労もアピールする。それでもそちらの協力を一分でもお願いできないかと、暗に投げかけるのだ。
橋下氏は内科医の分野で言うと循環器科がピッタリで、一言でいうと「イラチ」。現場で一刀両断、見切るのも早い。実は自分にもそういうところはあり、自分に対立する人間を論破する準備がいつでもできている。だが鮮やかに斬り捨てるほどに、取り残された感のある民衆の反応は冷ややかだ。彼は損なことに、今後民衆に出遅れ感というネガティブ要素を与えそうな気がする。
橋下氏は西成区という地区に活路を見出すようだが、たしかに大阪市という不良債権に価値を生み出すためには逆説的な方法でいくしかない。マンション・ニュータウン建設して外需的な人口増加を目論むのだろうか?
ただ、前述のように彼の見切りは早い。「ああ、なんで分かってくれないのか」とつい嘆いてしまう。まるで僻地で取り残された医者の叫びだ。嘆きは自分の心の中に。まずは相手を肯定して、反撃は時期を置いてそこからだ。
自分も医局のリーダーとして周囲を引っ張るとき、無理にお願いしなくてはならない難局がある。お願いしてお願いして、その分こちらの苦労もアピールする。それでもそちらの協力を一分でもお願いできないかと、暗に投げかけるのだ。
橋下氏は内科医の分野で言うと循環器科がピッタリで、一言でいうと「イラチ」。現場で一刀両断、見切るのも早い。実は自分にもそういうところはあり、自分に対立する人間を論破する準備がいつでもできている。だが鮮やかに斬り捨てるほどに、取り残された感のある民衆の反応は冷ややかだ。彼は損なことに、今後民衆に出遅れ感というネガティブ要素を与えそうな気がする。
橋下氏は西成区という地区に活路を見出すようだが、たしかに大阪市という不良債権に価値を生み出すためには逆説的な方法でいくしかない。マンション・ニュータウン建設して外需的な人口増加を目論むのだろうか?
ただ、前述のように彼の見切りは早い。「ああ、なんで分かってくれないのか」とつい嘆いてしまう。まるで僻地で取り残された医者の叫びだ。嘆きは自分の心の中に。まずは相手を肯定して、反撃は時期を置いてそこからだ。
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