新規を雇うとき

2012年3月18日 連載

 これまでも述べてきたが、繰り返し論ずるのは自分の好きなことでもあるので。

(あくまで民間病院のことで、国公立は異なります)

 医者の新規を雇うとき、病院はまずは募集を出す。いきなりドクターバンクを利用するとその後も手数料を取られ続けるため、まずはネット広告から。

 同時にアナログな作戦。事務長関係から各病院の事務関係を通じ、コネを利用した募集を開始。事務関係でなく放射線技師・ナースなど、中には医師と懇意にしている者がいる。彼らは日頃から医師との関係をキープしていて、場合によっては斡旋できる<駒>を持っている。もし紹介できれば10万のバックは保証できる(大阪での相場)。

 次に、常勤の医師の知り合い。常勤医師の知り合いで、他の病院に勤務していて不満があったりあるいは転勤を考えていたり・・・見返りはともかく、そういう医者がいないかどうか。そういったツテで簡単に呼び込めるケースもある。事務方からすると、最もコストもかからず楽なパターンだ。

 と同時にネット広告を出して面接。病院側の関心ごとは「なにができるか」「当直はできるか」という反面、実は「金が必要か」「独身か」「評判はどうか」ということが最大のポイントだ。

 以下、各論。




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