医療訴訟以前に、(看護側の)発見が遅れた・報告が遅れたという事象がよく存在する。それにはさらに背景があって、「発見したがよしとした」「報告しようと思ったがしなかった」という単純な内容に行きつくことも多い。

 さらにその背景を探ると、ナース側からドクターへの遠慮のバランンスの乱れがある。ナースからの報告は逐一全てではなく、必要な情報を必要な時に素早く与える必要がある。しかしドクター側に対して最初から距離があるとなると、その過程に支障を生じる。

 さらに、その背景。そのドクターへの距離は、その威圧感に比例する。威圧感というのは何もふんぞりかえっている意味だけではなく、相手の聞く耳を持たない人格だ。それは言葉でなくても態度で伝わる。女性らは本能的にそれを察知する。

 社会自体がコミュニケーション不足で、格差の距離も広がっている。上が下を威圧すると、下はもう近づけない。命令系統にも同じことが言える。したがって、これを変えられるのは上流の者ということになる。


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