医療ドラマ

2012年4月8日 連載
 最近の医療系ドラマが、派手な演出ものでなく死期に近い段階をじっくり描くものに変わってきているという。

 人生を4期に分けるなら、1期が独身編、2期が夫婦・子育て編、3期が引退老後編、4期が養老編。4期は体が不自由となり、いかに生きるか、その生きる(食べる・歩くなど)そのものがテーマになる。

 この4期はどうしても<死>を身近なものとしてとらえる必要があり、でもできればそれ(その考え)から逃げたいと思ってしまう。だがそれで自然と解決できるものではない。誰かの手が必要だ。

 ただ、今は高齢者に財力がかなり集中していて家族のレスポンスも早い。今のところ医療も手厚いので、サービスはかなりのところまで受けられる。

 自分が描いてほしいのは、今から数十年後・・・医療の自己負担分が増え、その家族も困窮しているさらにその上で発生する医療の必要性。人間性の低下した医療。そのとき選択される手段とは。そう考えると、今のドラマはまだまだ甘いものかもしれない。




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