いままさに、そのような事故や事件が多発している。雰囲気悪くするが、やはりどうしても病院でもどうかと考えてしまう。
実は真面目に診療していても、トラブルには必ず巻き込まれることになる。いや言い方が悪かったが、たとえば1つの訴訟相当の事例があったとすると、その症例に関わったすべてのスタッフに聴取が入る。聴取された側にはなんの落ち度もなくとも、何とも言えない巻き込まれたような気分になる。
しかし、日常の診療は続く。まさかそんな悩み、家庭に持ち込めない。そうすると、日ごろしたためる文書や態度、時間の管理などふつうにやっておけば、実は特殊な技能がなくとも、内心どっしり構えることができる。過去や未来への<よぎり>もない。
トラブルの中、この「ふつうにやっとけば・・・」という言葉が陰で呟かれる。この言葉の重みがわかるだろうか。
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