今に始まったことではないが、ブックオフなど中古買取店での立ち読みをよく見かける。むかし田舎に住んでいたとき、立ち読みは学生らの日常のひとつであった。直立不動で、静かに読む。
まんが喫茶でマンガを読もうとしたことはあったが、なぜか落ち着かない。それが目的の場所に行くと、その目的そのものに縛られてしまう。不思議だがなぜか窮屈だ。
買取店での立ち読みで店員が注意している光景も、あまり見ない。以前田舎で見た光景と同様、みな<礼儀正しく>読んでいるからと思われる。そんなマンガの魅力にも、改めて脱帽する。
若者が次のことに興味を持って、視野を向けている。決して皮肉ではない言葉のつもりだ。
コメント