立ち読み

2012年5月31日 連載

 今に始まったことではないが、ブックオフなど中古買取店での立ち読みをよく見かける。むかし田舎に住んでいたとき、立ち読みは学生らの日常のひとつであった。直立不動で、静かに読む。

 まんが喫茶でマンガを読もうとしたことはあったが、なぜか落ち着かない。それが目的の場所に行くと、その目的そのものに縛られてしまう。不思議だがなぜか窮屈だ。

 買取店での立ち読みで店員が注意している光景も、あまり見ない。以前田舎で見た光景と同様、みな<礼儀正しく>読んでいるからと思われる。そんなマンガの魅力にも、改めて脱帽する。

 若者が次のことに興味を持って、視野を向けている。決して皮肉ではない言葉のつもりだ。

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