女性が見たら、「で。あんたは何が言いたいわけ?」と聞かれそうな話。なのでパッケージはプラピオンリー、それでよい。売り上げるための最上の得策だ。売り方までも、マネーボール。

 病院医師の場合もどうか、考えさせられる。この医師はいい医師で、患者の評判も良い・・・そんな医師ばかりなのに病院全体の経営は思わしくないというとき。いや実際そんなケースがあった。医局の雰囲気もいい、いや病院全体だって。

 偶然であるが、問題児医師を1人投入した。問題児といってもミスを犯す人間でなく、頑固おやじである。おやじは耳が遠く声も大きく、意見を曲げない。するとこのオヤジが悪の存在となり、ナースらが他の先生のポイントを上げる。上げられた医師らはその期待に応え、まんまと病院の利益まで上げてしまった。ついには専門医も非常勤で良くなりコストも安く済み、結果的に柔軟な体制をしくにまで至った。

 しかし、現場が主体となると経営側が手を緩めてしまった。入れ替わりに伴う世代の交代がマメに行われず、(頑張らなくてもいい)経営側と(自信過剰の)現場との格差が広がったのだ。

 現場の監視役が不在となったことが敗因だ。いい意味で病院を<市場化>し、分かりやすい数字などで連日評価していけば、利益も人も逃げにくい。

 ジェネラル・ルージュみたいにいきなり「全部とれ~!」とはそうもいかない世の中だ。




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