いじめの問題がいろいろ明るみに出ても、教育機関は決してひるまない様子だ。原発側の人間の態度と似ている。開き直ってでも、喉元の熱さをこらえてジッと待つような態度だ。
医療側でもどっちつかずのミスが発覚した場合、患者側と膠着状態となり風化してしまうパターンも多い。医療側が情報を協力的に開示せず、患者側が疲弊してしまう。自分もモンスター(スタッフ・患者・その家族)と対峙してパワーを使い果たしてしまい、ついには圧力に屈した経験もある。
ただ後悔して教訓としているのは、巨大な相手には速攻で勝とうとしないことが大事ということだった。速攻というのは感情に任せたことで、感情に任せるとついつい見当外れの内容にまで言及してしまう恐れがある。2chみたいに、人格否定にまで。
感情的に相手を否定すると、妙なカタルシスはあっても自分自身は傷つく。しかも相手への有効なダメージとはならない。あくまでいったん引き下がり、誰かと情報を共有して同じ温度で臨まねばならなかった。最近、将棋などしていてもそういったやり方のほうが有効だと気付く。
病院をすぐ辞める多くのスタッフは、どこに行っても辞める運命にある。彼らは非常につまらないことで感情的に動いてしまい、その結果の不利益ゆえに居場所をなくしてしまう。夫婦喧嘩もそうだろうか。
気を付けよう・・・。
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