ハイビジョン映画は情報量がさすがに多く、もうケチのつけようがないほど画像が鮮明。音も大迫力。なのに内容がスカスカという、まるで製薬会社の説明会みたいなものになっている。
いや、スカスカじゃなくても内容が追い付いてない、とでも言い直しておく。それにもっと例えを変えると、デートのプランを充実させたのに肝心な会話が全く盛り上がらないようなもの。お見合いパーティとかも、そうなのかな。
しかし、それでもとついていく。いいところを探そうとする。それでも何かの訓練だと思う。無駄なものはないとする。今後の人生、避けられない無駄なものはたくさん存在する。そういう意味で、コンパクトな映画鑑賞(駄作の場合)は貴重なテキストではないだろうか。
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