韓国パワー

2012年10月1日 映画

 韓流が下火になりそうとはいえ、あちらのアクション映画は今も勢いがある。殺伐とした雰囲気。狂気。気迫に満ちた演技なら、日本人も可能だと思うのだが・・・。

 やはり邦画や若者文化自体がゆとり化しているのが原因なんだろうか。何かするとすぐ音楽などの芸術に逃げていくし、ありえない余裕キャラが生まれたりする。現実からの逃避でなく、現実への逃避に思える。

 韓国のアクションも現実感は少ないが、緊張感を持続させる演出が見事。つまり1人の登場人物が一貫したまま泣き泣き突っ走る、そんな姿を日本は描き忘れているのではないだろうか。

 邦画では、男が突っ走っても必ず後ろに<女>が出てくる。男が立ち止まってしまう。

「いいんだよ!頑張らなくて、いいんだよ!」

 男が女の声で立ち止まってしまう。そういう意味では、五郎の不器用さも見習いたい。

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