年末バイト

2012年10月4日 連載
 民間病院では、早くも年末の当直体制を考えているところが増えてきた。極力、常勤医師のローテーションに頼りたいところだが・・・最近の常勤医師らはそこんところはクールで、「絶対しない」派か「数日まとめてする」派が増加しているように思う。

 でもやはり「しない」派が多いために、どうしても非常勤にお願いすることになる。年末年始の当直業務は料金的にはおいしいが、何が来るかは分からない。ただし経営側は休暇に入る前、事務当直に必ずこう伝える。「とにかく全部とれ」。「ベッド埋めとけ」。

 自分も経営側の考え方で、引き受けてもらったからにはそれ相応に働いてもらう姿勢でいる。電話のネットワークで、他地域から受診を<誘導>する。当然、当直医は知らない。

 いや中にはすでに満床、救急もとらない姿勢のところもある。だが、総じて安くなる。割高なのに楽そうなところもあるが、それはそれなりに意味がある(治安、専門外の受診、過去の事件歴など)。

 12/31の外来は、紅白に間に合わすべく:夕方まで殺到した患者数が以後激減、という現象も見られたケースも。




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