都会の西部劇

2012年10月6日 映画
 「ヒート」の定期的な在庫切れが続くアマゾン。広大な市場を牛耳っているものの、在庫が「あと3つあります」とかトホホな在庫状況だったりする。

 医師らに人気なのはやはりガン・アクション映画。中でも「山猫は眠らない」と並んでリアル度の高いこの「ヒート」。医師当直室にゴルゴ13が多い傾向にあるのも、何となく頷ける。一瞬一瞬にかける即断力に、通ずるものがある、のか・・・?

 女性も出てくるが男の世界は非情であり、男たちも自分の信念と命を引き換えにしようとする。デキる。とにかく<仕事>がデキる男たち。そして妥協を許さないし、カンまで働く。ゆとり世代が見たら卒倒するのではないか。

 「ヒート」は約15年前、レーザーディスクの5.1chソフトとして登場した。3時間と長時間のため2枚組。繰り返す見どころは決まっており、中盤あたりの銃撃戦。

 ゆとりの方々は、ぜひ中年以降にこの映画を打診していただきたい。かなりの確率で、<演じてくれる>。

「銃撃戦がね。凄いんだよあれが!音楽がないんだよ。銃声がひたすら、パーン!パーンて。アル・パチーノの銃がこれまた大きいんだ!」

 そこで、1つツボを得た質問をしてほしい。

『ああ、なんかアル・パチーノが仕留めるんですよね。撃ちまくるんですか?』

「いや。そこが違うんだな。こう、片目閉じて・・・」


プルルルル!


 おい!携帯はバイブにしとけと言っただろ!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索