今のところ、開業の予定はない。自分はそこまでの器でない。一言でいうと、借金の重圧に耐えられる自信がない。といったケツ穴の小さな理由だ。
自分の知り合いの開業医をすべて平均すると・・・開業医は表向き、羽振りはいい。裸だろうと大様でいられる。1日30人も来れば安泰だ。手取りも増える。が、自分の性格に照らし合わせると・・・
まず医師会には入らず土曜日営業、おそらく日曜の午前営業もやる。開業するのなら老舗に比べて便利でないと追いつかないと思われるため。休日診療をやって初めてついてくる患者は多く、その恩恵も大だから。すると今さらだがプライベートは全く無視となる。いや、それでもいいと思うのが怖い。おそらくエスカレートする。
医院が黒字になれば、スタッフらは必ず待遇改善を求めてくる。もちろん言いなりでは経営が圧迫される。あの手この手で揉める。より便利な器具の要求などにも、ある程度目をつぶる必要もある。こういった営業への徹底したローコスト主義が実践できそうにない。
こういったことの継続により、患者1人1人への配慮・対応も今までと異なったものになると思われる。
<雇われ院長>の募集もある。比較的多くの患者を継ぐことが多く錯覚的な自信を得ることもでき、業績もそれなりに出せる。だが、雇い側はあくまで他人。コスト面を削るなど勝手なことをしてくる。たいてい別部署も経営しており、左遷を勧められたりして揉めることが多いようだ。
金持ちがなぜ、と思うかもしれないが・・・借金し続けてこそ保証された金持ち、というのが本質だ。儲かるほど銀行との関係が親密になりマンションなどの物件をもちかけられる。その価値の変動はいかに?
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