流星ワゴン

2015年2月22日 読書
 ついつい、感情移入する。これがもし医者版ならどうか?

「俺の父は、俺に借金を残して病気になった。開業医をついだというのに!」
「そうでもないですよ」バックミラーの吉岡。

「そうでもないって。どうしてわかるんですか?」
「それは、開業バブル時代に戻れば分かります」
「バブルって・・・わっ!」

(車、ワープ)

「こ。ここはどこなんだ?」活気ある街。目の前に新築開業医。

「タイムスリップで頭痛が。ここを受診しよう」入ると・・

「なんで、この保険証が使えないんですか!じゃあしょうがない!この札で。えっ?じゃあ小銭なら・・とにかく受診!」

 入るとそこには・・

「なんじゃあこら!頭痛ごときで受診するとは!」
「こら、僕は患者だぞ?」
「こっちはなあ!昼になったら病院閉めてデスコにお出かけじゃあ!」
「軽症だからって馬鹿にするのか!なんて医者だ!」
「おう?嫌やったらもうこんでええがな。上等や!」

 近くの写真に気づく。

「これは僕の幼少・・・なんであなたがこんな写真を?」
「取るなやこら!人の息子の写真を!」
「息子?いまなんて言いました?」
「なんや、おかしなやっちゃなあ!」
「息子・・・(得意の涙目)ってことは!まさか!(唾)」

(回想シーン)

「このイカツイ男が!僕の父親!」

「おとうちゃん!」近くに現れる子供。

「では、これが俺・・・そうだ。このあと息子は名門校の受験に行く。医師の道を進む。そうだ。医師にならなければ借金を継ぐこともない。よし!」

 西島君、いったい何を決めたんだ?(バイ吉岡)

「…別に、どうでもいいよ。そんなの」

 そっちはウシジマ君!

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索