スタローン学を病院勤務に生かせたら。

 詰所で申し送り。
「スタローン院長。院内感染で重症患者が多数」
「他の医者は?」
「あまり処置をしてくれません」
「むぅ・・」

 医局。

「へ~い!先生ら~!お~う!」無理やりハイタッチ。
みな円卓を囲む。攻撃的な医師がスタローン院長をにらむ。

「俺たちは、給与分しか働かねえ」
「ほう?」
「なあ。ジムもサリーもそうだろう?」「ああ」「ええ」
「むう」
「責任者はアンタだろ。アンタがケツ吹きなよ」

 キエエエッへへ!と下品な嘲笑。

 睨むスタローン院長。
「今から3つ数える。それまでに詰所へ向かえ」
「ヤダね。うわっはは!」
「アインツバイドライ!オワアア!」いきなり首をつかむ。

「今は病棟は満床だ。お前が病人になっても入る余地はない。なら俺が紹介してやる。地獄へな」

 いかん。これじゃ暴力医師だ。

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