・・ということは、ホントに大事だ。学生・研修医の時は診療やオペの上手い医者を神格化したりして、宗教的な盲目さでもって崇める。いやそれは当然のことだし、それはそのときだしそれでいいと思う。
ただ、民間病院とか行きだすと<経営>や<家計>に支配されるようになる。いやいや、それがむしろ重要になる。患者を2の次にしろというのではない。
しかし学生の時から競争してきた性からか、何かを指標にしたい。成績をつけてくれる指標が。それは企業もまあそうか。指標は具体的には理事・院長・指導医などのリーダーだ。間違ったリーダーについてしまうと、そいつの人生も間違う。それも気づかない形でだ。しかも、間違いだと認めさえもしない。これが、多くの医師がたどる一生だ。
間違ったリーダー・・?とは診療面でなく、その安易な生き方だ。安易な生き方とはつまり反省のない生き方だ。どんどん前進するのが美徳という医師が多いが、そんな奴に限って死体をどんどん築いている。カッコなんてつけるはずがない。恥を知る者なら、安易には生きてはいない。常に我に返る。そんな姿勢を君らが果たして感じ取れるかどうか、だ。
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