じゃあなぜ、そんなビジネスに手を出すか。
2015年8月17日 連載高リスクの商売にハマっていくのは、彼らも半分予感(先への)はしている。冒険、よく言えばベンチャーというのは常に借金の影がある。
医師という仕事をしつつ、なぜ借金を抱えるのか。共通するのは、名義を貸してしまった、という事実だ。名義を貸す、というのは保証人になったようなものだ。勤務医の段階でふつう借金は生じない。つまりサイドビジネスに手を出したことから始まる。同僚・先輩との共同経営などがこれにあたる。
背景を調べると、多いのが大学時代のサークル、医局で築いた師弟関係だ。結びつきが強いほど、この関係は断れない。特に研修医時代の指導医との関係は、金を超えたものがある。
なので、指導医はあくまで指導医。指導を受けなくなったら、遠距離恋愛同様に冷めて、以降。
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