風立ちぬ・・・

2011年10月8日 音楽

 今の時期、入院・受診患者は減少気味。経営者にとってはイライラしがちな時期だが、こちらはホッと一息させてもらっている。

 インフルエンザ流行により、新たな幕が開けるであろう・・・!

 

 彼はどこか、浮いているように見える。そこに好感が持てる。浮いてみえるのは決して外れてるという意味でなく、他の追随を許さないという貴重な存在の意だ。

 でもどこか変わっている。メディアにあまり登場しなくともそれは十分に伝わる。失恋して活動を休止したり、でもそこが妙にオープンであったり。ベストアルバムもアレンジしたりしなかったり。でもそこが・・・商業的でないのがいいのだ。

 ただし、最近の売り方は少し商業的に思える。それとも今の時代、商業的にせざるを得ないのか。やはり銀行が悪いのか。事務所に貸しはがししてきたとか。どう見ても成功したといえないAKBも、次々と商業的アイデアを出してくる。銀行がひとまず喜びそうなものだ。

 何度も強調しているが、事業は次々と生み出さなくてはいけない。事業が止まって、そこで銀行や暴力団が金返せと迫ったら終わりなのだ。だから次がないといけない。病院でもあるだろう?赤字のはずなのに、新築移転などしてるところなど。

 ああ角松もどうか、銀行には屈しないように。最近の売り方を見て、少し心配になる。




 今どき聴くと赤面しそうな歌詞もあるが、とにかく前向き。たとえば誰かが落ち込んでいても、ちょっと厳しく叱ってすかさず背中を押す。「どうしたの?それって君らしくない。やれるんだよ!」と一瞬のうちに元気を与える魔法のようだ。

 現代の風潮では「どうしたの?どうでもいーんじゃね?好きやればいーし」と、問題から逃げてもいいことになっている。

 あなたには、背中を押してくれる人はいますか?エーシー?

 

時間を破る

2011年2月10日 音楽

 起き上がったり立ち上がったりするとき、ドン!と机か何かを叩いて「よし!」と言う医者を見たことがありますか?同業者にこれをされると、こっちは出遅れます。しかし、ダラダラした自分を一気に解き放つにはいい方法です。

 しーんとした医局。ソファで寝ているうちの医者がモコモコと目覚め・・。

「しゃ!行くか!よっ!と!(行)くか!じゃ!(お)つかれい!」扉バーン!

 実は単に帰った医者。

 不快に目覚めてる他の医者がつぶやく。

「っせえな、もう・・・」



 角松の「さよならは口ぐせ」を久しぶりに思い出しました。

 ババン!ババン!さよなら。バーン!

 もう一度~・・・バンバンバン!


 実は最近ひっそりと発売されたサントラがあり・・・それも「ロッキー4」のスコア。音楽のみ。(従来発売のものではなく)映画でかかった、ほぼオリジナルのスコア集だ。

 この中でリクエストがかなり望まれていた曲がある。山のトレーニングと、エンドクレジットでかかっていた「Hearts On Fire」のつなぎ曲(笑)。最後に「バーン!」で終わるのだが、誰もがここで叫びたいに違いない。どこかの山頂で。

 こういった曲とスタローンの演出が相まって、カタルシスをもたらす描写が増加した。

 敵にやられアクション→ちょっと反撃→またやられ絶望的→精神的に高揚する音楽→反撃(ここで観客が興奮)→敵の反撃弱まる→とどめの一撃、ここで捨て台詞・音楽制止→とどめ・オーケストラ的音楽→スタローン流のつまらんギャグ→エンドクレジット

 実はスタローン(以降)のアクション映画はけっこうこういったパターンが多いのだ。
 デビューが80年代前半、なのに今になっても曲調がそんなに変わってないのも珍しい。というか貴重だ。流行の曲に左右されておらず、歌詞にもアイテムらしき活用がない。いつの時代も通じる。古いようで古くない。声もそんなに変わってない。ヒットするのが決まって提供曲、というのも悲しいが。

 国公立病院でも、同じ先生が何十年といるのには感心する。同じ外来に、同じ検査、その多忙を継続してやってのける。そういう知り合いに数年ごとに会うが、「そのうち開業する」「もうやめたる」と同じセリフをきくつつも、そう毎回同じセリフなのである。

 予備校にも、そんな人がいた。「これ(3浪)で最後にする」「医学部受けるのは今年で最後」。でも、毎年の抱負だったりする。

 逃げようと思いながらも、すでにその足は逃げてない。

メえテルう!

2010年8月8日 音楽

 8/9より銀河鉄道999の特集がある(http://www.nhk.or.jp/g999/)。劇場版に関してはブルーレイが発売されたばかりだが、どうしても駄作が最後にくっついていて、自分は3本セット購入・・・とはならない。

 どうもアルフィーの主題歌は疫病神というか、何と言うか・・・。

 ところで劇場版の音楽は今聴いても色褪せない出来で、音楽だけで作品を語れるくらいの密度がある。そういやうちの田舎では、偶然か「999」第一作と「スーパーマン」が同時公開、第二作と「スーパーマン2」が同時公開だった。

 この第2作「さよなら銀河鉄道999」の出発するシーンの前奏が、スーパーマンのメインタイトルの前奏とそっくり同じに聞こえるのはどうしてか。

 そういや、「コブラ」もそんな音楽だったよな。






 TOHOシネマズ梅田で観ようと思っている。ここの最終上映時間は8時半すぎ頃。終わったら11時台。帰ったらクタクタのはずだ。次の日がカテ日でないことが自分の勝手な条件である。

 異国への委託の雰囲気がする<セル絵>を見る限り、以前のものの続きというより同窓会的な気持ちで観ようと思っている。最近のアニメは人件費の関係で、日本で作画を行わないことが多いらしい。

 特に東南アジアでは仕事と給料の分がかなり悪い。だが最近、そんな(人件費の安い)地域の仕事に仕事の委託が各国より流入、活性化し賃金も上がってきているという。するとますます頑張るその国民性。もちろん、日本の給与水準そのものが高すぎるという背景も手伝っている。

 こういう言葉があった。追う者は、追われる者より強い。日本は追われてる・・?それとも、追いつめられてる?

 
 ヤマト復活編のニュースが続々投入され、鳥肌が出そうなほどの予告編も掲載されている。http://yamato2009.jp/

 古代の声が山寺・・・?ヤッターマンでの縁なのか?若年層を引き込む狙いか?自分にとって、この声には<特攻精神>は似合わないような・・・。

 それにしても、アルフィー(真ん中で歌う人が山寺に似る)が主題歌か。ヤマトとアルフィーは80年代ともに生きた青春だ(あとジャンプ)。歌詞が理屈っぽくなく、出来自体もなかなか良さげ。

 どうやら「君は愛する人のために死ねるか?」という、以前からのメッセージが一貫しているようだ。こういったテーマは久しい。最近の女性的・平和的メッセージ(いつもそばにいる、とか泣いていい、とか)に、正直ウンザリしていた頃だ。

 でもつい見てしまった「天使の恋」。あれを最後に、今後は男の魂で行こう!

 i-TUNESからも購入できるが、自分はrapidshare経由で。

 ハンス・ジマーの音楽は「ブラックレイン」あたりから馴染んでいて、お決まりは<ダダン!・・・ダダン!・・・ダダン!ダダダダン!><ブァーン・・(小音→)チャカチャカチャカチャカ・・・ブァーン><ジャ、ジャ、ジャ、ジャ、ダン!ジャ、ジャ、ジャ・・・ダン!>

 「トップガン」の最初、空母への着陸シーンはみんな、意外と覚えているのではないか?

「心配ない。空中の散歩だ」

ジャジャ!・・・ジャジャ!
ドコオ!グァァァァ!

「(交信音)」

ジジャ!ジジャ!

ガァアア(着陸)キーン・・・

コンコンコン!入れ!あ、行きすぎだ。


 彼の音楽はまるでモニターの不整脈のようだ。インパクトの強い期外収縮が、間違いなく正確に振り下ろされる。チャカチャカチャカチャカは心房細動。まるで血栓形成前のモヤモヤパターン。

 心音の勉強会をしても、現場で生きなければすぐ忘れてしまう。しかし心音・不整脈の勉強のときハンス・ジマー風に<ダン!チャカチャカダン!>などと声を出してやれば、退屈せず覚えやすいかもしれない。

 勉強会の係は、指揮者の情熱で!

「はい!ジャジャン!こうきてジャジャ!みんなでジャジャ!はいはいギャロップギャロップ!」
 
 http://www.shinseido.co.jp/nm/nm/ozakiyutaka.html

 我が人生の両面教師、尾崎豊の歴代アルバムがニュースペックで登場!

 音質が良くなるということだが、これなら小音量でも十分な効果が期待できるだろう。MP-3の情報量は紙のように薄いことも分かり、音楽配信には全く興味なくなったところだ。

 ぜひ「forget-me-not」を高音質で聴いてみたい。カラオケ・結婚式で尾崎を歌う人間は山ほどいたが、この歌のクライマックスは原盤でしか心に響かない。

『ふたあ~りがは~ぐくむ!ああ~いいのな~まえは!まぁ~っちにうもぉ~れソ~なちィ~さ~なわす~れな~グぅさぁぁぁ・・・・』

 ええ歌やなあ・・・車から降りたくねえ。

 僕にとっては予備校~医学生全般を通して聴いていたから、やたら試験勉強・アルバイト行き帰りのときに流れていたことを記憶している。今は試験もなんにもない(キタロウ?)から、クエスチョンバンクでも買っておさらいしてみるか(横にタコヤキ)!

 

2/14

2009年2月12日 音楽
 病院ではもはや、お約束・お荷物以外の何物でもないバレンタイン。各詰所から1つ、外来から1つ、事務から1つ、総務から1つ、ときに各師長から1つずつ。あと気の利く決まったスタッフ(失礼!)より。

 ちょっと嫌なのは、知らない間に机上に置いてあって後で公衆の面前でお礼をいう羽目になるケースだ。ついでにいろいろ詮索されてしまうのだ。ふだん差し入ればっかりしてる分、自分からの礼は慣れてない。

 さて、こうして多数の戦利品が机の中で眠ることになる。しかし風邪をひいてつらいとき、これで助かった記憶もある。

 患者さんの場合、診察室に入った時点でそれとなく分かる。たいてい最後に渡してくれる。お礼を言うのが何となく場違いのようで恥ずかしい。それと・・それをいったんどこに置くかで困ったりする。で、帰り際取りに戻って回収・・アアー!お前ら、どこに隠したー!置いとくんじゃなかった!

 ポケットサイズにしてくれ・・・。

 



 内容がタイムリーというか、早読みしすぎるというか・・・妙な知識・偏見を植え付けることがなければいいが。

 新型インフルエンザを題材にするなら、自分的には感染前の段階の攻防戦を描きたい。新型に感染した病鳥集団(ひええ!)。失速しながらもベトナムから日本へ向かう。その前に中国が感染、鳥はここでいったん休息。日本は防衛的に鎖国状態となる。

 日本はタミフルパニックとなり、一部での買占めが始まり高値がつく。ワクチンも足りずパンデミックワクチンも研究段階。閉鎖空間が重宝され、余ったトヨタの改造車を利用したサバイバル訓練が始まる。これでトヨタが再び好景気に(はぁ?)。

 なおも日本へ向かう鳥集団。感染を待つだけかと思いきや、自衛隊の作り出した台風で淘汰、鳥集団は壊滅。しかし台風が大きすぎ本土もダメージを受ける。

 一方、新型に感染した外国人が日本の島に到着。島に1個割り当てられていた新型キットで陽性反応。勇敢な医師の指示で感染者を航空機に乗せ(自らも感染)、嵐の中、新薬研究所へと向かう。総理は隠ぺいでの撃墜を指示するも、言葉間違いで伝わらず(げいげき→かんげい)。

 パンデミックワクチンも完成、パニックはおさまる。自民党は安心し、いきなり選挙が始まる。易感染者(若者)は外出不可という名目で、サラリーマンは投票に行けず。

 ところが漢字違い(給付<菌>)でまたちょっとした騒動となる。

 勇敢な医師の会見。総理がわざとらしく、会見で医師をたたえる。
「すごい先生ですな。名前は?」

 最後はみんなで!

「マーフィ!」



 自分は英語の論文をなんとか読めても、日常英会話はまるでダメだ。でも医者の友人の知り合い・ワイフが欧米人であることは珍しくなく、飲み会の機会もある。会話で接点を見つけられない自分は、カラオケを利用して日米親善を成功(?)させた。とにかくいい印象を植え付けることができ(アメリカ人ワイフに好感)、その後の仕事にプラスになっている(パーティーにまた呼ばれるようになる)。

 では、どういうところで上手くいったのか・・・?例えば「ラスト・クリスマス」、このハモリで驚かせた。いや、ハモリというより間で入るかけ声、抑揚などをリアルに再現したのだ。

 例)サムワ~ン!ハ~ア!

 そう、そこが特に盛り上がる。 

perfume

2008年12月2日 音楽
 

「スーパーマンⅡ 冒険篇」?
http://bajolamascara.universomarvel.com/images/2006/12/superman-2.jpg

 自分は今の音楽は詳しくないが・・・このユニットが病院スタッフでも話題だ。忘年会でもやるらしい。

 ところでこの3人組、男の視線が集まるのは明らかに脚の露出したほうに決まっている。他の2人のルックスではおそらく・・・。しかし、どうやら歌の主導権はその2人にあるようだ。それが余計に悲しい。

 気のせいだろうが、ナースらも(外で)三人衆となると、こういう組み合わせが多かったような・・・。

 僕らの結論は同じ。それがまた余計につまらん(分かるか?)。


SPEEDの復活

2008年11月23日 音楽

 どう考えても出戻りパターンだが、再出発がうまくいくかどうかはプロデュースの腕次第。4人とも、実績上もうソロには戻れないはずなので、かなり必死なはずだ。

 解散前までは十代の特権である学校生活、初恋、卒業、悲劇のヒロイン、反抗期・・・などを勢いで歌えばよかったが、今後どういうテーマを歌うのかに興味がある。

 どうか、「スピード2」みたいにならんように・・・。

沢田研二。

2008年11月21日 音楽
 
 NHKでやたら特集されている、沢田研二。古い素材の編集だが、今聴いても全く古さを感じさせないのに驚いた。

 それにしてもどの衣装でも古さを感じさせないのはさすがだ(当時は違和感を覚えたものだが)。取り巻きの人間たちがみなダサいのが、対照的。

 後ろが長髪だと、誰かに似てるような?・・・ジョニー・デップか?

 医者のカラオケ大会でも、彼の歌はよく歌われている。

 <TOKIO>の振り付けは、両手パーで両外側から両頬へが原則。これをしてあげたら、歌ってるドクターが指さして喜ぶ(単純)。

 分かりにくいか?そうだな・・・<プレデターの、仮面を外す反対バージョン>だと思えばいい。

 学生の時、先生から「言いたいことは?」と言われて「ヤシの実の中」と答えて怒られたのを思い出す。

 



 

医者のゆくえ

2008年11月15日 音楽
 冬限定で、毎年聴いているアルバム(サントラ)がある。学会出張で宿泊するホテルの、バー・ラウンジの雰囲気。あるいは当直明け家に帰る医者の心境。

 毎年のある学会出張で、女医とそのまま飲みに行ったことがある。これまでの傾向から、勤続年数によっての話題が違っていたことに気付く。ある1人の女医について分析。

(1年目) ・・・ いろいろ勉強できて、忙しいけど楽しい!
(2年目) ・・・ あたしだけ出遅れてる。どうしよう。
(3年目) ・・・ 大学戻りたくないなー。
(4年目) ・・・ 論文もしないといけないし。あ~あ。ねむた。
(5年目:30歳前後) ・・・ 結婚は当分、先。みんなそうだしね。がんばろ!
(6年目) ・・・ も、嫌。うちの男(医師)たち下ネタばっかで。
(7年目) ・・・ うちの病院、ダメダメ。
(8年目) ・・・ どっか、いい病院ない?

 だんだん、初々しさが消えていく。

(9年目) ・・・ お見合いしたけど。どれもなんかね。
(10年目) ・・・ あの先生どれだけもらってると思う?ふざけんな。なにこの国の役人たち。
(11年目) ・・・ この間、院長とケンカしてね。もうやだやだ。人間関係。あたしも入院したい。
(12年目) ・・・ 本気で怒った!医者増やせ!生意気な奴は容赦せんよ!

 その1年後、その女医はコトブキ退職した・・・。



欲望の行きつく先

2008年11月10日 音楽
小室の手がけた音楽のPVは、結構お気に入りだったんだが・・・。特に華原の「I’m proud」はかなりいい出来だった(特に前奏のところ)。

 小室音楽は病院職員(特にナースら)にとって支持されていて、購買欲旺盛な彼らはCD購入は当たり前、コンサートも出かけカラオケでは地獄のように聞かされた。

 特にカラオケで小室系なら何十曲とあるので、いったんボックスに入ったら3時間以上は覚悟していた。

 ところで、小室の事業の失敗は・・・これは医師でも陥りやすいパターンだ。

<医師の転落図式>

 勤務先病院で大評判 → 他院からも引っ張られ勤務時間倍増 → 給与増加 →贅沢な生活。しかし時間がない → オーナー業を目指す → 開業またはニュービジネス開始 → 業者への委託・借金 → 思ったほど開業・ビジネス振るわず →医療制度変更による・または病院内部問題による評判低下 → やる気低下 → しかし贅沢生活はやめられず → 増える借金 

 まだここでは終わらない。

 借金先からの無理な金貸し・事業催促 → 無理な事業の立ち上げ → 業者、食いあげ終了 → 告発・明るみ → 当然、破たん → 借金、結局個人が背負う

 僕は、これこそが現実の資本主義(の裏側)だと思っている。どのケースもこれに当てはまってる。 

 さらにこの後は・・・

 借金催促 → 病院勤務での返済開始(超多忙) → (問題病院の)病院長の就任催促 → 裏でハンコ押しまくられる → 借金はその医者名義。しかし本人は知る由なし → 自己破産か逃亡

 大阪でも、多い。頭がいいとか、専門医であるとかそんなのは関係ない。金への執着は能力とは別。互いに相関しない。

 携帯がしょっちょうかかっていて、以前と違って(←ここ重要!)急に羽振りがよく、あなたにおいしい勧誘話をしてくる医者がいたら・・・上記の流れ(特に下流)にいる可能性がある。




 

 



 タキシードで登場、外車を乗り回し・・・いや、現にそういう人もいた。特に予備校の名物講師たちだ。バブル期は予備校生を1年過ごしたが、予備校の上級クラスを教える講師たちは、実に羽振りが良かった。

 今もそうかもそれないが、外車+高級スーツは当たり前、金の腕時計。クルーザー所有にレーシングチーム。冗談だろうが「理Ⅲ、力だめしに受けてみようと思う」というセリフもサマになる。

 駐車場から出てきた講師が、吸いかけのタバコをフッ、と数メートル離れた吸いガラ箱に<命中>させた瞬間・・・そこにアジア製ボンド像を見た。ネクタイを外しボタンを外すと、ビーバー、いやバービーボーイズ!

 バブル期の、彼らのような成金中年男性の行きつく先は、金・車・時計などブランド・美女・・・まさにジェームズ・ボンドだった。予備校生らは目を輝かせたものだった。予備校生らはボンド的スパイ活動欲を満たすがため、寮の脱走を企てた(おい?)。

 ところで今のボンドは変わった。非現実的な武器は登場せず(そのかわりソニー製品が登場!)、悪役も超人ではない。そもそもボンド自体が超人でなく、ともするとダークサイドに落ちそうな弱点を持つ。まさに時代に合わせた実像だ。

 日本のドラマの医師像も、そろそろ人間らしくして欲しい。ふつうの仕事を描いてくれ。最近バチスタ、バチスタばっかりだが・・・時代錯誤も甚だしい。

 

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