医者でも、修行を十分積まないうちにソクドクするケースが増えているらしい。だが大半が2~3年で閉めるという。
開業医はたいてい1年分の軍資金を用意して始めるから、どんなに景気が悪くとも1年はもつ。1年は新患が次々とやってくるが、様子見で来る患者が多く<見切り>をつけると来なくなる。
そこからが本当の勝負だが、リース機器の元が取れないと返済の見通しが難しくなる。2-3年もすれば業者から新たな出費を迫られるため選択を強いられる。人件費を切り詰め自分でやるか、さらに借金するか・・・。こうして焦燥感がつのると、やりがいもなく飽きる。
医者のソクドクのポイントは、いかに(これまでの)勤務先病院からどれだけの患者数を引っ張れるか、にある。
開業医はたいてい1年分の軍資金を用意して始めるから、どんなに景気が悪くとも1年はもつ。1年は新患が次々とやってくるが、様子見で来る患者が多く<見切り>をつけると来なくなる。
そこからが本当の勝負だが、リース機器の元が取れないと返済の見通しが難しくなる。2-3年もすれば業者から新たな出費を迫られるため選択を強いられる。人件費を切り詰め自分でやるか、さらに借金するか・・・。こうして焦燥感がつのると、やりがいもなく飽きる。
医者のソクドクのポイントは、いかに(これまでの)勤務先病院からどれだけの患者数を引っ張れるか、にある。
<FBI>というネームバリューがいかにもの、ソニー。
2011年5月1日 時事ニュース
ソニー自体には以前から「スパイウェア」など怪しい噂がたたなかったので今回はまあ、想定内といえる。と言いつつ自分も利用していたその一人。クレジットカードなしには生活できないのは事実で、複雑な思いをしつつ毎月<借金>している。
個人情報が盗まれる心配はもちろんあるが、個人情報を盗んでいるようなところはあちこちにある。中でもマンション見学のアンケート、病院ではMRのアンケート(内容より謝礼送付の欄がミソ)などは個人情報の安売り場だ。このあと流出したとしても、流出させた個人が賠償責任に問われる程度。
大阪は特に外人による窃盗が多く、それらを実に<仕事>として実行する。短時間のうちに効率的にやるという。だからありそうなところは狙われ、とりあえず書類などは持っていかれる。パソコンも移動可能なものなら鞄に入れて持ち帰り。使えるかどうかは、とりあえず上層部の閲覧にて。そこ(末端は忠実で、接触ない上層部の鶴の一声)がいかにも大阪らしい。自転車・車は大阪湾の港からあの国までまっさきに送られているという。
個人情報が盗まれる心配はもちろんあるが、個人情報を盗んでいるようなところはあちこちにある。中でもマンション見学のアンケート、病院ではMRのアンケート(内容より謝礼送付の欄がミソ)などは個人情報の安売り場だ。このあと流出したとしても、流出させた個人が賠償責任に問われる程度。
大阪は特に外人による窃盗が多く、それらを実に<仕事>として実行する。短時間のうちに効率的にやるという。だからありそうなところは狙われ、とりあえず書類などは持っていかれる。パソコンも移動可能なものなら鞄に入れて持ち帰り。使えるかどうかは、とりあえず上層部の閲覧にて。そこ(末端は忠実で、接触ない上層部の鶴の一声)がいかにも大阪らしい。自転車・車は大阪湾の港からあの国までまっさきに送られているという。
「ボディガード」はたしか第2弾が作られる予定だった。ヒロインは故ダイアナ妃で、ケビン・コスナーが交渉段階まで行っていた・・とかいう話を読んだことがある。
ただボディガードものはその後アクション映画の増加にて作られ続けており、男が女を守るという構図自体が古臭いかもしれない。それを派手に演出するとしたら、変態<猟奇ものの部類に走りそうな予感がする。
ケビン・コスナーの「ボディガード」に関連したホイットニー・ヒューストンのPVはかなり出来が良く、映画自体がPVのように思えなくもない。ラストが静止画でエンダー!なのがどうもいただけないのだが。
それにしても、これといいベストキッドといい、とうとう80年代作品までリメークか。こうなると、ロッキーやランボーやら・・・。あ、邦画のドラえもん劇場版。のび太の恐竜は許すとして、なんだあれらは。完全新作を作れないのは何らかの利権があるからか?
来週も花粉は多い。くれぐれも馬之介のように鼻垂れないよう!
ただボディガードものはその後アクション映画の増加にて作られ続けており、男が女を守るという構図自体が古臭いかもしれない。それを派手に演出するとしたら、変態<猟奇ものの部類に走りそうな予感がする。
ケビン・コスナーの「ボディガード」に関連したホイットニー・ヒューストンのPVはかなり出来が良く、映画自体がPVのように思えなくもない。ラストが静止画でエンダー!なのがどうもいただけないのだが。
それにしても、これといいベストキッドといい、とうとう80年代作品までリメークか。こうなると、ロッキーやランボーやら・・・。あ、邦画のドラえもん劇場版。のび太の恐竜は許すとして、なんだあれらは。完全新作を作れないのは何らかの利権があるからか?
来週も花粉は多い。くれぐれも馬之介のように鼻垂れないよう!
ワイルド7が実写化?
2011年2月25日 時事ニュース コメント (2)
現実では処罰できない悪党を、俺たちが裁く・・・そういったヒーロー像が増えてきた。バブルの頃はハングマンで、みな満足した。
「わわ、わかった。わかった、いう。犯人はおれ、おれなんだ!ピー!(スピーカー切り替え)」
しかし、そんな生易しいものは現実味がない。今の犯罪は低年齢化、幼稚化するも狡猾で残忍、人間性のかけらもない・・・しかしそれでも法が守りすぎる。はては、ネットの反応までもおかしいことになっている。
ところで、ヤフーのニュースコメント欄の過剰反応に驚く。ニュースがあるたび「民主党は死んでほしい」。何から何のニュースでも。ミサイルの話でも「民主党へ飛んでったらいいと思う人ここをクリック!はい>>いいえ」。なんだか殺意のようなものを感じる。
話をまた戻すが、そういった法に縛られないアウトロー的なヒーローが求められていると思われる。バットマンのリメイクも成功している。ただそういったジャンルは日本ではすでに開拓されており、かつての少年漫画に多くある。「マンモス」「ブラックエンジェルス」などがそうだ。
ああそうだ。「魔太郎が来る」!これこそ実写化すべきだろう。
「コノウラミ、ハラセデオクベキカ・・・」
「な、なにっ?」
「コノウラミ、ハラセデオクベキカ・・・」
切人(きりひと)役も楽しみだ。ダァダァ。
詰所でよく言う言葉だが、実写化を「冗談抜きで」!
おいマタロウ!
それはキタロウ!
ああそうだった。眼下の予約が。ありがとう、卵、いや目玉おやじ。
「わわ、わかった。わかった、いう。犯人はおれ、おれなんだ!ピー!(スピーカー切り替え)」
しかし、そんな生易しいものは現実味がない。今の犯罪は低年齢化、幼稚化するも狡猾で残忍、人間性のかけらもない・・・しかしそれでも法が守りすぎる。はては、ネットの反応までもおかしいことになっている。
ところで、ヤフーのニュースコメント欄の過剰反応に驚く。ニュースがあるたび「民主党は死んでほしい」。何から何のニュースでも。ミサイルの話でも「民主党へ飛んでったらいいと思う人ここをクリック!はい>>いいえ」。なんだか殺意のようなものを感じる。
話をまた戻すが、そういった法に縛られないアウトロー的なヒーローが求められていると思われる。バットマンのリメイクも成功している。ただそういったジャンルは日本ではすでに開拓されており、かつての少年漫画に多くある。「マンモス」「ブラックエンジェルス」などがそうだ。
ああそうだ。「魔太郎が来る」!これこそ実写化すべきだろう。
「コノウラミ、ハラセデオクベキカ・・・」
「な、なにっ?」
「コノウラミ、ハラセデオクベキカ・・・」
切人(きりひと)役も楽しみだ。ダァダァ。
詰所でよく言う言葉だが、実写化を「冗談抜きで」!
おいマタロウ!
それはキタロウ!
ああそうだった。眼下の予約が。ありがとう、卵、いや目玉おやじ。
気を付けよう。おそらく最初はそんな話から始まったはず。それが殺人にまで発展したってことか。金は人間を変える。僕らの間で、よく出るフレーズだ。
人は金に魅せられる、ともいえる。パチンコでジャラジャラ出まくって脳内ドーパミンが流れる瞬間だ。でもこのワクワクが枯渇したら?一気に鬱になる。SSRIの機序の弱点でもある。
もちろん、そんな話にいいものがあるわけない。ワクワクのあとにはその代償が待つ。ワクワクが永久に続くわけないし、楽して得られ続けるものではないからだ。
もし医者としてずっとワクワクしたいなら、病院長や理事職に自らついて借金し続けること。ずっとずっと建て替えに投資して、銀行や業者を喜ばせてそれをずっと続ける。で、ここでみな気をつけねばならないのは・・・
そのあとを引き継ぐなってこと!
「勇退して、君に譲ろうと思う」
なんて降ってきたタナボタ話、絶対に受けるなってばよ(ナルト?)!
人は金に魅せられる、ともいえる。パチンコでジャラジャラ出まくって脳内ドーパミンが流れる瞬間だ。でもこのワクワクが枯渇したら?一気に鬱になる。SSRIの機序の弱点でもある。
もちろん、そんな話にいいものがあるわけない。ワクワクのあとにはその代償が待つ。ワクワクが永久に続くわけないし、楽して得られ続けるものではないからだ。
もし医者としてずっとワクワクしたいなら、病院長や理事職に自らついて借金し続けること。ずっとずっと建て替えに投資して、銀行や業者を喜ばせてそれをずっと続ける。で、ここでみな気をつけねばならないのは・・・
そのあとを引き継ぐなってこと!
「勇退して、君に譲ろうと思う」
なんて降ってきたタナボタ話、絶対に受けるなってばよ(ナルト?)!
医療の世界でも、<高齢者賃貸マンション>などはその代表例だ。もちろん健全な契約のもとで居住している人もいるが、僕の知る限り大半は貧困ビジネス的なものだ。
具体的には、生活保護者をまず病院に入院させ・・・その間に手続きを行い自宅を放棄させる。あとは不動産業者(マンションのオーナー)がとりまとめ、保護の支給費からの自動引き落としとする。部屋の管理は、だんだんひどいものになっていく。この類のマンションはプライベートなものという意味合いがあるため、干渉しなくてもいいような建前となっている。当然、病状は悪化する。
貧困ビジネスは、無抵抗な人を自動引き落とし的なシステムに組み込み、あとの管理は知らんというのが正体だ。
だからどうするのか、という市からの明確な方針がないままだから、どうしようもない。以前のケースも教訓にしておらずホットラインもできてなかった。ニュースの書き方自体にも、医師側に対する無頓着さが見え隠れする。
それより驚いたのは、この診療所の常勤がいつの間にか村上医師1人だけになっていたことだ。体力的にも精神的にもかなり大変なはずだ。
市は破綻して間もない、その上に自殺者も増えて孤独死も増えてきて、半ば放置死のようなケースも増えてくると思われる。こういったものが増える背景がどこにあるか、そう考えれば行政そのものの責任はもっと深いところにあると思われる。
医療を学ぶ人も、原因→診断→治療で満足する人が多いがもっと広い視点で見て、その原因には医療とかけ離れた<背景>があるかもしれないという疑いも、もって欲しい。
それより驚いたのは、この診療所の常勤がいつの間にか村上医師1人だけになっていたことだ。体力的にも精神的にもかなり大変なはずだ。
市は破綻して間もない、その上に自殺者も増えて孤独死も増えてきて、半ば放置死のようなケースも増えてくると思われる。こういったものが増える背景がどこにあるか、そう考えれば行政そのものの責任はもっと深いところにあると思われる。
医療を学ぶ人も、原因→診断→治療で満足する人が多いがもっと広い視点で見て、その原因には医療とかけ離れた<背景>があるかもしれないという疑いも、もって欲しい。
誰にでも出世欲はあるしそれ自体良いことではあるのだが、その分責任は大きくなる。しかしやはり権力に魅せられる者がほとんどだ。末端がそもそも上に登りたがるのはそういった不純な動機による。背景としては、末端と上との格差を見せつけられたこともあると思う。
大阪は非常に分かりやすい街で、上にいくほどあちこち牛耳れる仕組みになっている。この街の性格上ライバルが少なく、争いが少ないことも関係する(詳しく言うと、数々の利権団体が幅を利かせている)。
すると、とんでもない輩は次の手を考える。脱税はリスクがあるため、下の企業・人間からマージンを頂く。<もらえないとしてあげない>という利権があるために、黙ってても下から流れるようになっている。自ずと接待・女→商品→金という形になってくる。
医者でもこのダークサイドにはまってる人は多い。医者に限らずこういった人たちは何らかの借金を抱えている。負債の肩代わりが頼めても、すでにハンコを押している。楽するためにハンコを押すことは、悪魔に魂を売ることに等しい。
自分も副作用といえば副作用か・・・大きな発赤と激しい痒み!よりによって、ヘタなナースにされた!かなり浅めにされたもんだ。新型ワクチンだけに、やり直しの申し立てなど論外だ。
採血・注射の上手なナースは貴重だ。特に開業医。開業したての医院に欠かせないのは、美しい受付嬢と採血・注射手技のうまいナースだと言っても過言ではない。
それにひきかえ、ヘタな烙印を押されたナースもその後が大変だ。だが妙に<指名>を外されたりして仕事が楽になって喜ぶ者もいる(本人は理由も知らず)。だが医者も言ってはいられない。
「あの先生はヘタ」「うまい」「嫌い」
評判とは、スパッ、スパッとした一刀両断の分りやすさ。そういうもんである。
季節型ワクチンの入荷は、今年は前年実績(前年使用数)の7-8割というのが大阪の病院での現状らしい。公費分(つまり大幅割引の老人分)は間に合うが、任意分(その他一般)は不透明。入荷待ちで、予約受付の段階のようだ。
だから一般サラリーマン・主婦・学生などは、受診してその日に接種というのが難しいようだ。せめて受診の前に、病院に問い合わせることを勧める。
さて新型ワクチンのほう、副作用報告は今のところ聞かないが・・・耳にしたら、ここでこっそり連絡する。自分は明日、受ける。
やはり自分と重なる橋本知事
2009年10月8日 時事ニュース コメント (2)
妙に距離の開いた部下たち・・・上に立つと部下には誰にでも平等に接するようになるため、距離は自然と離れてしまう。上の人間にとっては、威厳も発揮できる。
ところが「何でも言ってくれ」とオープンな雰囲気を取ると、容赦ない攻撃を受けることがある。部下らには、日ごろのウップンがあるからだ。言いたいことが山ほどある。
ましてこんな世の中だ。ほとんどの原因が<資金不足>。少ない制作費で大作を作れと言われているようなもの。
僕も以前、部下らの提案で交流会を設けたことがあった。意見交換の機会を狙ってのことだったようだが、結局彼らからの絶え間ない問題提起の嵐。自分たちの問題点は一切提起せず。
一番の問題は、その彼らの間で結論がすでに決まっていて、それを一気に押し通そうとしたところだ。
相手の出方に問題があると、もうそれは内容での話ではない。常識の話になる。そこで彼らが、いったん飲み込んで改めて出直すなら・・・こちらも待つ価値がある。
ただ、病院というところは必ず<吹き込む人間>というのがいて、最前列には出ず心理を操る人間もいる。若い人はその洗礼を受けやすい。
幕末の新撰組のようにならないよう、気をつけたい。
ところが「何でも言ってくれ」とオープンな雰囲気を取ると、容赦ない攻撃を受けることがある。部下らには、日ごろのウップンがあるからだ。言いたいことが山ほどある。
ましてこんな世の中だ。ほとんどの原因が<資金不足>。少ない制作費で大作を作れと言われているようなもの。
僕も以前、部下らの提案で交流会を設けたことがあった。意見交換の機会を狙ってのことだったようだが、結局彼らからの絶え間ない問題提起の嵐。自分たちの問題点は一切提起せず。
一番の問題は、その彼らの間で結論がすでに決まっていて、それを一気に押し通そうとしたところだ。
相手の出方に問題があると、もうそれは内容での話ではない。常識の話になる。そこで彼らが、いったん飲み込んで改めて出直すなら・・・こちらも待つ価値がある。
ただ、病院というところは必ず<吹き込む人間>というのがいて、最前列には出ず心理を操る人間もいる。若い人はその洗礼を受けやすい。
幕末の新撰組のようにならないよう、気をつけたい。
追悼:パトリック・スウェイジ
2009年9月15日 時事ニュース若すぎる死。膵臓癌だ。そういえばちょうど、そんな話をここでしていた。ハリウッド・スターには保険屋がしっかりついていて、健康管理にはかなり気を遣わせていたはず。大物になるほど危険な演技はできない(事故を恐れて、保険屋がやらせてくれない)。
しかしこの俳優は肉体派演技こそが売りであって、「ハートブルー」のスカイダイビングでさえ自分で挑んだ。「ロードハウス」の格闘も彼自身。その後は確かにアクション演技は減った(ただ、「ブラックドッグ」というアクション傑作を残している)。
ただ、日本での人気は今ひとつではあった。「ゴースト」で人気が出たのは男女ともにデミ・ムーア。いやウーピー・・なんとかバーグか。
もうちょっと、評価されてもよかった俳優の1人。
そういう意味で、ライアン・フィリップの今後に期待したい。
定期に当直をしている医師にとって、秋~冬にかけては受診患者が増加してくる時期、つまり眠れない(よく起こされる)時期にあたる。
当直医師らが心配するのは、A型インフルの重症型が入院必須となった場合。病院によっては満床、ベッドの事情、はたまた入院不可としている(決して公にはしないが)ところもある。その場合、どこか受け入れ先を探すことになる。
だが夜間の場合、「インフルの方です」と連絡して入院を受け入れてくれるところは、恐らく・・・まずないと思っている。受け入れた入院先の病院がインフル院内感染の脅威になる、という理由が大きい。
ましてARDS合併の重症型なら人工呼吸管理も念頭に置かねばならない。三次救急的なところへ紹介する必要もありうる。そうするとレントゲンなど画像の正確な読影、(ARDSの)補助診断、重症度判断も必要になる。今後どういったことに備えてどう対処するか、各病院での姿勢が問われることになる。
これは調べにくいことかもしれないが・・・ここの病院は夜間どういったサイクルで当直医が流れているか。事務当直と直接話したりすれば、聞き出せない話でもない。
自分が常に強調しているが、<いいとき>に楽する人に、その価値は出ない(モノに埋もれるから)。比較的でも平和な<いいとき>に用意周到することが、のちの自分の価値を上げる。
当直医師らが心配するのは、A型インフルの重症型が入院必須となった場合。病院によっては満床、ベッドの事情、はたまた入院不可としている(決して公にはしないが)ところもある。その場合、どこか受け入れ先を探すことになる。
だが夜間の場合、「インフルの方です」と連絡して入院を受け入れてくれるところは、恐らく・・・まずないと思っている。受け入れた入院先の病院がインフル院内感染の脅威になる、という理由が大きい。
ましてARDS合併の重症型なら人工呼吸管理も念頭に置かねばならない。三次救急的なところへ紹介する必要もありうる。そうするとレントゲンなど画像の正確な読影、(ARDSの)補助診断、重症度判断も必要になる。今後どういったことに備えてどう対処するか、各病院での姿勢が問われることになる。
これは調べにくいことかもしれないが・・・ここの病院は夜間どういったサイクルで当直医が流れているか。事務当直と直接話したりすれば、聞き出せない話でもない。
自分が常に強調しているが、<いいとき>に楽する人に、その価値は出ない(モノに埋もれるから)。比較的でも平和な<いいとき>に用意周到することが、のちの自分の価値を上げる。
インフル死亡例を振り返る
2009年9月1日 時事ニュース
1人目 ・・ 沖縄57歳男性。肺炎で。基礎疾患に心筋梗塞の既往と透析中の腎不全。
2人目 ・・ 神戸77歳男性。気管支炎で基礎疾患の肺気腫(糖尿病・透析中の腎不全もあり)が悪化。
3人目 ・・ 名古屋81歳女性。肺炎で。基礎疾患に多発性骨髄腫と心疾患。
4人目 ・・ 名古屋74歳女性。誤嚥性肺炎で。基礎疾患ないが病弱。
5人目 ・・ 長野30代男性。肺炎で。基礎疾患に慢性心不全。
6・7人目(同日) ・・ 鹿児島60代女性(進行性の消化器癌)と兵庫県30代女性(基礎疾患にてんかん既往)。
8人目 ・・ 北海道40代女性。急性心不全で。基礎疾患に高血圧。
・・・基礎疾患がある例がほとんど。基礎疾患が経過の予後を悪化させた意味も大きいと思われる。ただ、この8例目は高血圧とあるが・・・高血圧による心不全にしては悪化が急速すぎる。コントロール不良の高血圧だったのか、肥大型心筋症に匹敵するほどの心筋肥大・拡張障害があったのか、脱水に対しての水分過多が助長したのか、それ以外の疾患の存在(クモ膜下出血・動脈瘤など)があったのか。
血圧が長らく高い人はせめてBNP採血と脳MRA、可能なら心臓超音波はしておくべき。とにかく調子がいい時期に1回は受けておく。調子悪いときの比較にも役立つからだ。主治医による診療の大きな手助けとなる。主治医がコロコロ変わっても、客観的なデータが残っていれば全然違う(超音波は同じ先生のほうがいいけど)。
2人目 ・・ 神戸77歳男性。気管支炎で基礎疾患の肺気腫(糖尿病・透析中の腎不全もあり)が悪化。
3人目 ・・ 名古屋81歳女性。肺炎で。基礎疾患に多発性骨髄腫と心疾患。
4人目 ・・ 名古屋74歳女性。誤嚥性肺炎で。基礎疾患ないが病弱。
5人目 ・・ 長野30代男性。肺炎で。基礎疾患に慢性心不全。
6・7人目(同日) ・・ 鹿児島60代女性(進行性の消化器癌)と兵庫県30代女性(基礎疾患にてんかん既往)。
8人目 ・・ 北海道40代女性。急性心不全で。基礎疾患に高血圧。
・・・基礎疾患がある例がほとんど。基礎疾患が経過の予後を悪化させた意味も大きいと思われる。ただ、この8例目は高血圧とあるが・・・高血圧による心不全にしては悪化が急速すぎる。コントロール不良の高血圧だったのか、肥大型心筋症に匹敵するほどの心筋肥大・拡張障害があったのか、脱水に対しての水分過多が助長したのか、それ以外の疾患の存在(クモ膜下出血・動脈瘤など)があったのか。
血圧が長らく高い人はせめてBNP採血と脳MRA、可能なら心臓超音波はしておくべき。とにかく調子がいい時期に1回は受けておく。調子悪いときの比較にも役立つからだ。主治医による診療の大きな手助けとなる。主治医がコロコロ変わっても、客観的なデータが残っていれば全然違う(超音波は同じ先生のほうがいいけど)。
勝って兜の、こうじ君
2009年8月31日 時事ニュース勝敗がハッキリした。大阪で立候補の医者も、とうとう敗れた。
幸福実現党は、自分らの立場を今どう解釈しているのだろうか。「国民は分かってない」→「こちらの信心も足りない」→「ならもっと活動を!」となって、ローコストでありつつハイパワーな<経済効果>を生み出すのかもしれない。
日本の財政の現状をみると前途多難だが、どういったアイデアを出してくれるのか楽しみ(?)だ。これからは<ものの言い方>が大事になってくると思われる。
というのは、無理な注文が降ってくるのは間違いないからだ。あとはその納得のさせ方がどうなるか。
通常のインフルエンザワクチンのアンプルの大半が、1アンプルにつき1mlタイプ。接種量は0歳(1歳未満)は0.1ml、1~5歳は0.2ml、6~12歳は0.3ml、13歳以上は0.5ml。採算は1人1アンプルで請求しているものの、実際は1アンプルから少なくとも2人分以上使用させてもらっているのが現状。
だから政府が何千万人分必要とかいう計算が、こういう事実を踏まえたものなのかどうか・・・?投げかけてみた次第。
だから政府が何千万人分必要とかいう計算が、こういう事実を踏まえたものなのかどうか・・・?投げかけてみた次第。
日本小児科学会http://www.jpeds.or.jp/がHPで公開している通り、厚生省に対して、国民への伝達を呼びかけを促す要望書を提出した。
(以下、それのコピー)
厚生労働省
新型インフルエンザ対策推進本部御中
社団法人 日本小児科学会
会長 横田 俊平
謹啓
現在、新型インフルエンザは、静かに感染を拡大させています。夏季に入ったにもかかわらず、インフルエンザ定点からの報告数が増加し、また病原体定点からは現在の流行の大半は新型インフルエンザウイルスによるものであることも明らかになっております。そのようななか、国内において小児のインフルエンザ脳症の報告例もこのところ続いています。平成21年8月13日現在、インフルエンザ脳症は国内で5例報告されており、うち1例は重症例です。私ども日本小児科学会としては、今後、罹患年齢層の低下に伴い、幼児を中心とした小児のインフルエンザ脳症の増加や、海外で報告されているARDSを含む重症肺炎の国内発生を危惧し、地域診療体制の整備を始めたところです。
以上の状況に鑑み、厚生労働省におかれましては、以下の点について、国民への情報伝達と知識の普及の推進にご協力いただけますようお願い申し上げます。
1 今まで国内に重症例が殆ど報告されなかったことから、国内社会においては「新型インフルエンザは軽症である」との認識が拡がっているが、今回、新型インフルエンザに伴う脳症重症例が発生したこと。
2 夏季であるにもかかわらず、国内や米国などの北半球において、小児の脳症例の報告が続いていること。
3 今後、秋・冬の感染拡大の中、幼児における新型インフルエンザの流行は避けられないものと考えられ、この年齢層を中心とした小児のインフルエンザ脳症の発症数の増加が危惧されること。
4 以下の症状は、インフルエンザ脳症の早期の症状として、保護者等一般の方が注意すべき点であり、これらの症状がみられたら医療機関(小児科であることが望ましい)を受診すること:
インフルエンザ様症状(発熱、気道症状)に加え
A.「呼びかけに答えない」など意識レベルの低下がみられる
B.痙攣重積および痙攣後の意識障害が持続する
C.意味不明の言動がみられる
5 強い解熱剤(例:ボルタレン、ポンタールおよびこれらと同様の成分の入っているもの)はインフルエンザ脳症の予後を悪化させるので、必ず解熱剤はかかりつけの医師に相談して用いること。
以上の5点を国民へ確実に伝達できますよう、厚生労働省に早急な対応をお願いする次第です。
なお、インフルエンザ脳症は、5類全数届出疾患「急性脳炎」に含まれるものとして届けることになっております。合わせて臨床医への再喚起をよろしくお願いいたします。
謹白
(コピー、ここまで)
以下、私見。
1 ・・ 脳症が増加しているのは明らか。緊急性を要するわけだから、その(脳症が疑われた段階)場合受診する病院の受け入れ状況、脳症の早期判断の目安が必要になる(4へと通じる)。当然、家族への責任の比重は大きくなる。
2 ・・ 参考のため、海外での蓄積データを公開する必要がある。少なくとも今後負担が増えるであろう内科医にも詳細を知らせるべき。
3 ・・ ワクチンの具体的接種プランを早く教えてくれ、ともとれる。夏休みが終わったとはいえ連休は数々あるので、せめて国は内需拡大(旅行とか)の姿勢を控えるべき。
4 ・・ 痙攣時、また様子がおかしいときの両親の対応法などを具体的にすべき(携帯受信を含めたパンフ配布)。大流行の前段階の今でこそ、CPRについての関心も含め徐々に浸透させるべき。
5 ・・ 内科医にとって判断しづらい場合の窓口が欲しい(医者vs医者)。
正直、内科医をどれだけ<巻き込んでおく>かで小児科医の負担も変わってくると思う。若年の脳症の経験が、日頃そんなにないだけに(脳外科にすぐ紹介してしまう傾向があるためでもある)。
(以下、それのコピー)
厚生労働省
新型インフルエンザ対策推進本部御中
社団法人 日本小児科学会
会長 横田 俊平
謹啓
現在、新型インフルエンザは、静かに感染を拡大させています。夏季に入ったにもかかわらず、インフルエンザ定点からの報告数が増加し、また病原体定点からは現在の流行の大半は新型インフルエンザウイルスによるものであることも明らかになっております。そのようななか、国内において小児のインフルエンザ脳症の報告例もこのところ続いています。平成21年8月13日現在、インフルエンザ脳症は国内で5例報告されており、うち1例は重症例です。私ども日本小児科学会としては、今後、罹患年齢層の低下に伴い、幼児を中心とした小児のインフルエンザ脳症の増加や、海外で報告されているARDSを含む重症肺炎の国内発生を危惧し、地域診療体制の整備を始めたところです。
以上の状況に鑑み、厚生労働省におかれましては、以下の点について、国民への情報伝達と知識の普及の推進にご協力いただけますようお願い申し上げます。
1 今まで国内に重症例が殆ど報告されなかったことから、国内社会においては「新型インフルエンザは軽症である」との認識が拡がっているが、今回、新型インフルエンザに伴う脳症重症例が発生したこと。
2 夏季であるにもかかわらず、国内や米国などの北半球において、小児の脳症例の報告が続いていること。
3 今後、秋・冬の感染拡大の中、幼児における新型インフルエンザの流行は避けられないものと考えられ、この年齢層を中心とした小児のインフルエンザ脳症の発症数の増加が危惧されること。
4 以下の症状は、インフルエンザ脳症の早期の症状として、保護者等一般の方が注意すべき点であり、これらの症状がみられたら医療機関(小児科であることが望ましい)を受診すること:
インフルエンザ様症状(発熱、気道症状)に加え
A.「呼びかけに答えない」など意識レベルの低下がみられる
B.痙攣重積および痙攣後の意識障害が持続する
C.意味不明の言動がみられる
5 強い解熱剤(例:ボルタレン、ポンタールおよびこれらと同様の成分の入っているもの)はインフルエンザ脳症の予後を悪化させるので、必ず解熱剤はかかりつけの医師に相談して用いること。
以上の5点を国民へ確実に伝達できますよう、厚生労働省に早急な対応をお願いする次第です。
なお、インフルエンザ脳症は、5類全数届出疾患「急性脳炎」に含まれるものとして届けることになっております。合わせて臨床医への再喚起をよろしくお願いいたします。
謹白
(コピー、ここまで)
以下、私見。
1 ・・ 脳症が増加しているのは明らか。緊急性を要するわけだから、その(脳症が疑われた段階)場合受診する病院の受け入れ状況、脳症の早期判断の目安が必要になる(4へと通じる)。当然、家族への責任の比重は大きくなる。
2 ・・ 参考のため、海外での蓄積データを公開する必要がある。少なくとも今後負担が増えるであろう内科医にも詳細を知らせるべき。
3 ・・ ワクチンの具体的接種プランを早く教えてくれ、ともとれる。夏休みが終わったとはいえ連休は数々あるので、せめて国は内需拡大(旅行とか)の姿勢を控えるべき。
4 ・・ 痙攣時、また様子がおかしいときの両親の対応法などを具体的にすべき(携帯受信を含めたパンフ配布)。大流行の前段階の今でこそ、CPRについての関心も含め徐々に浸透させるべき。
5 ・・ 内科医にとって判断しづらい場合の窓口が欲しい(医者vs医者)。
正直、内科医をどれだけ<巻き込んでおく>かで小児科医の負担も変わってくると思う。若年の脳症の経験が、日頃そんなにないだけに(脳外科にすぐ紹介してしまう傾向があるためでもある)。
この時期にインフルエンザを発症すること自体が<新型>の疑いとして明らか。
保健所の判断は各地で異なるようだが、自分になされたアナウンスでは「10人以上の集団での流行可能性」を疑う場合にのみPCRを行うこと、となっている。つまりこれに該当してなければ本人・家族が希望しても施行することにはならない。とはいえ集団というのが必ずしも親密なものとは限らず、分散したあとの情報収集も可能とは限らない。
今はワクチン製造の報告を待つしかないが、常識的な予防はもちろん、感染後の予後を左右する基礎疾患の検索も重要となる。検索というのも変な話だが、調子が悪くなって検査しても評価が分かりにくい。調子がいいのなら、その時こそあれこれ調べておく時期のはず。
ヘビースモーカーや肥満の場合、それだけで検査を受けておく理由になる。
夏休みを取れるのは(もうそんな話か?)8月に入ってからが多く、尾瀬の水芭蕉・富良野のラベンダーをリアルタイムで見たことがない。
水芭蕉はともかく、尾瀬には真夏に2度ほど行ったことがある。憧れの(?)木の歩道はある程度山に入ってから。山に入るまで列車、バスなど延々と乗り継ぐ。
宿は小規模なところだと、お風呂がサバイバル。男性風呂では3人1セットで、「よーいドン」形式で浴槽にギュウギュウ詰め、制限時間1分。大規模な宿はふつうの民宿と同様な暮らしぶり(ただ、シーズンにより相部屋あり)。
※)10年以上前の話
食事の時間が何ともいえない。みな、揃ったところで「えー!すべて地元の食材です!おかわり自由!」「いただきまーす!」とみんなの心が1つになる。腸閉塞を起こすほど食べた記憶がある。←これも大規模宿でのはなし。
見知らぬ人と話。昨日はどこから来て、今日は何を見て、明日はどこへ行って・・・話が進むにつれ誰でも年齢に関係なく、活き活きとしてくる。いつもの自分ではないような、そんな自分になるのも楽しい(意味深)。
どうやらヤマトが本気で走りだすようだ。ヤマトがフルCGになるのは時代の流れだから、仕方がない。ただヤマトは依然<2520>というOVAでCGまがいの描写に挑戦しており不評に終わっている。
今回は長いこと堀の中にいた西崎が、角川映画同様に再起をかける。西崎が堀の中で温め続けていたものとは?
気がかりなのは、古代役の声優だ。富山敬は、もういない。まさかヤッターマンの流れで山寺が・・・?あるいは僕のごひいき声優、ホウチュウが・・・?いずれもイメージに合わない。テレビのものまね大会でも、ルパンはあっても古代は見たことがない。
「ヤマト、発進!」
「主砲、発射!」
「対ショック、対閃光防御!」
「コスモタイガー、発進!」
「さ・な・だ・さん!」
まさか、妙な細工で声を造ったりはしないよな・・・?
だが、なんで6発なのか?ひょっとしてレボルバー式か?はたまたパチンコ・ゲームソフトと関係があるのか?松本零二がまた訴えたりしないのか?パルス療法的な意味か?真田さんテストは?などと考えてしまう。