しばらくコーラは飲んでなかったが、長距離ランニングの際に疲れ果て(いきなり長距離に挑むその無謀さ!)・・・近くにあった販売機。

(以下、アニメのカイジ風の解説で)

 なんとポケットには・・・音を気にしての札銭!

 そこに生まれる本能的な渇き!人類がこのかた生まれて文明を発展させてきた、渇き!欲望!あくなき官能といえるほどの!渇き!

「せっかく走ったんだ。ダイエットコーラにしねえとな」

 がしかし!

「うっ。よく考えてみろ。こんな渇きの極限状況はそうもない。ならいっそ、ここは思いっきり昔その味わった、かつての元祖コカコーラの味を!あの味を


 目の前に立ちはだかる!オリジナルへの執念!

「炭酸のイガイガ感が違うんだ!」

 そして遠慮なく飲む!流し込む!食道から胃!十二指腸へ!

 ふくれる胃!ほこれる心!

 変身!マキシマムドライブ!




古本の価値

2011年10月8日 読書

 特に「(日本の)プレイボーイ」には感心する。毎週のように売ってるのを毎週見ても流行ネタ本とばかりにしか思わないが・・・

 バックナンバーを手に取ると、警鐘ともとれる記事がかなり並んでいるのに驚く。しかし当時にとっては関心が薄いために、ただのコラム記事としての存在。

 特に原発の話題は貴重だった。4年ほど前どこかの原発で火事か爆発があったとき、その後の放射能漏れの可能性・影響・安全性などを指摘している。「次号で続きを」としているが実は続いてないのがこれまたリアル。

 今回の3.11の地震を予測するような記事も存在していたのに驚く。

 けっこう、未来の日本を言い当てている。リアルで読むよりも驚きが大きい。古本なのに。

ミリタリー

2011年10月8日 読書

 ネット広告と違い、ミリタリーショップは雑だ。たいてい狭いところに商品がひしめいている。壁、天井とあますところなく商品がざわめく。しかし、男の「何かせずにはいられない」衝動に動かされる。狩りの本能というか。

 しかし女性(ワイフ)の反応は冷ややかだ。

「で、これのどこが楽しいの?」

 単価が高いものが多いだけに、説得が難しい。

WOWOWのロゴ

2011年10月8日 連載

 思いっきり気になるロゴが常時出るようになったWOWOW。しかし福山雅治に生ライブを5分割でさせるとは、相当の資金力があるとみた。

 だが自分にとって残念なのはロゴでなく、時間当たりの情報量が減ったことだ。転送レートというもので表現されるが、これはつまり画質・音質が低下したことを意味する。時代が逆戻りしてしまったのだ。

 でも最近の傾向ではある。クオリティよりも利便性。郊外より駅の近く。公共施設が近いところ。スーパーが近いところ。喫茶店があって美容院があって・・・

 ああまたワイフのペースのマンション探しになっている!

 マンション業者はとにかく<演出>がうまい。今の20-40代女性は、演出で実にローコストで騙されていると思う。

 マイホームにしても<庭>。遊具がたくさん置いてある。お子さんが生まれたら、ここでのびのびと・・・といううたい文句だが、ガキはいつまでもガキじゃない。しかし業者は言う。

「その後はご主人さんが、盆栽でも・・・」

 俺はミヤギか!

「ノーノーダニエルさん。人生平坦フラット。サンジュウゴ!」

マダム会

2011年10月8日 連載

 近所にもう1人医者がいて、ワイフどうし(専業主婦の場合)が仲が良いと自然と<マダム会>が結成される。いや、もちろん医者じゃなくても発生する。

 ただ医者ワイフのマダム会の困るところは、周囲に妙な連中まで抱き込んでしまい「その病院、病気。うちの主人に聞いとくわ」となってしまうこと。

 なので自分が帰宅すると「宿題」が待っている。それがまた難問なのだ。

「ねえ。胃薬欲しいって。サンプルとかでもらってなかった?ここかなゴソゴソ」

 ヤクをさばくな、ヤクを!

 男と女の違いを痛感する。いちばんインパクトが大きいのは、男は経時的に物事が流動してもいいルールがあり、女はそれを許さないルールがあること。

 たとえば男が「1年でこれをやったる」と自信満々に言って1年後に「まだ半分やけどええやろ」という気分になってとしても、女は「できないなら言わなかったらよかったのに」と暗に指摘する。これがまた男の妙なプライドを傷つける。1つ屋根の下で傷つくと素直になるしかないが、また同じことを繰り返してしまう。これがお金にからむと大変。たいていのことがお金にからんでるだけに。

 どうやら、それが自分と向き合うということのようだ・・・。

怒るなってこと

2011年10月8日 連載

 何回か繰り返される原始的な教訓で、振り返ってやっぱり真実だと思ったのは・・・「怒るな」ということ。

 映画やドラマの怒りは次のアクションを生んでカタルシスを呼び起こす効果を生むが、現実にはそうはいかない。たいてい、人そのものへの攻撃となる。当然、相手は傷つくか反撃する。

 攻撃した側もスッキリするかというと妙な呵責に悩まされ、妙なイライラが次の怒りを生む。

 いや確かに、怒ってスッキリしているかのような人間もいる。だがそれは、危険な中毒患者の様相を呈する。彼らは決まってギャンブルが好きだ。だから自ら破滅する。

僕らの鍋

2011年10月8日 連載

 医局で、よく鍋をやる。肉は新鮮さが命だから、肉をいつ買うかで開始のタイミングが決まる。

 まず鍋に水を入れたら数分後に沸騰、医局員を1人ずつ呼んで2~3人の組み合わせになるよう1人ずつ時間をずらす。

 なんと、しょっぱなからうどんが入っている。その上に野菜をかぶせてフタ。開けると一斉にとびかかる。肉は任意で。

 だしはポン酢とお湯を1:1。カッとネギも任意。

 何度もフタを開け閉め、うちの医局の昼はそれの繰り返しである。

美容院

2011年10月8日 連載
 ・・へ行くようになった。何も髪型を韓国スターにしたいからではない。自分が通ってた散髪屋は個人商店、もしくは能率型の小チームといったものだった。ただ、それが嫌だったわけではない。

 ワイフへの付き合いと言ってしまえばそれまでだが、きっかけは確かにそうだ。が、そのあとの印象が違った。美容院なので大半は女性がスタッフだが、各々がそれぞれ個性を(演技ではあるが)発揮して。若いのに無駄がない。で、仕事が終わったあとの数時間もミーティングしている。その表情が真剣だ(差し入れしたとき分かった)!若いのに!

 かなり、見習うべきものが多かった。

 正直、ネットで本音が書きずらい。本音がネットの長所なのに、そこでも遠慮がいるとはどういうことだ。自分を騙せというのか。誰かの利益のために。

 野菜は、やはり生産地を意識する。どうやら店によって各野菜の取引先が決まっている。大阪の自分からすると、群馬・静岡でも迷うところだ。北海道も東側だけといっても考えてしまう。旅行先も当然、影響する。

 東北の食品を食べて貢献しよう、というスローガンはあまりにもいい加減に感じた。

「あとは知らない」という、サブプライム的な文化が日本で育っている。

 

 それはルーカスが自らの会社でもって、何の束縛もなく映画を表現できて商品化できて、そのビジネスを繰り返せるところ。しかも年代とともに解釈が多数なされ、他の追随を未だに許してないところだ。

 それと、変な領域にとびつかなかったのも偉い。エピソード1~3はブランクがありつつも、古いテイストは失っていなかった。ラブシーンが不器用と言われてもだ。昔の父親の言葉がいつまでも正しいように。

 そういや、今さすがにカラオケで小室を歌う人もいない(代表曲は別として)。

 シンスケのようなキャラの経営者は多い。大阪でもごまんといる。

 学歴は大したことないが、取り入るイエスマン的才能がある。これといった上司につけば、食事も何もかも一緒。呼ばれたらすぐ行くし、おさがりをもらう。とにかく断らない。

 そうすれば信頼も受け、ポストを与えられる。ポストを得れば利権がつく。ただそのためには名義を貸す必要があり、その際借金を背負う。その代わり気分1つで経営を操ることができ、経費でたいていのものは手に入る。

 これが、世のほとんどの経営者の実態だ。ただそれだけに弱みも簡単に握られる。金がらみなら銀行、女なら美人局。与える側の人間からすれば、いつでも切れる。

 病院経営者にも、こういうのが多数いる。

 暴力団の取り締まり強化への見せしめ、という見方が正しいようだ。だがなぜ今さら暴力団なのか。それはおそらく・・・

 国、特に銀行にとって厄介な存在だからだと思う。この前は銀行の味方であるはずのサラ金業者が淘汰を受けた。次はとなると、銀行のテリトリーを脅かすビジネスライバルは・・独占企業ということになる。一般企業は銀行とつながっているから良しとされている。

 だがヤクザ・暴力団は現金自体を持っており、それら組織自体が銀行のようなものなのだ。で、その下にお世話になる企業がある。生き残りをかけたい銀行にとっては、鬱陶しい存在のはずだ。

風立ちぬ・・・

2011年10月8日 音楽

 今の時期、入院・受診患者は減少気味。経営者にとってはイライラしがちな時期だが、こちらはホッと一息させてもらっている。

 インフルエンザ流行により、新たな幕が開けるであろう・・・!

 

 では未来にタイムスリップしたら・・・そこはすでに医師不在の世界だった。診療はすべてロボットが行い、医学の義務教育化で庶民にすでに意識あり。子供らは医学ゲームソフトなどで知識面は問題なし。

 つまり、過去の医師は用無しだった。だがそんなとき電子カルテがハッキングされ、すべての診療が停止。どうやらもう1人、過去から刺客が送られてきたらしい・・・。

 医師はターゲットにされつつも重症患者をアナログ治療。電子機器の助けを借りつつ、またはそれと戦い市民らにアナログ医療を見せつける。

 あかん。これじゃターミネーター。

 現代の医師が過去にタイムスリップしたら・・という発想は、自分も仕事していて想うことがあった。しかしどうやって展開していいかわからずそういう話が出るとも思わなかった。それに日本のタイムスリップものには既に「リュウ」「スーパー戦国記」などB級ながらすぐれた?作品群がある。

 現代の医師が過去の病院で働くことになる、という話も興味深い。今となっては死語である様々な治療をしなくてはいけない、それとの葛藤が描かれる。しかし患者側にとって医師は神様で、何事も通用してしまう。抗生剤の乱用、過剰な接待、血液製剤問題などを通し、1人の医師が成長・・・するか!

酒席上の話題

2011年5月29日 連載

 酒が入ると、話題は踊る。

 まず飲む前は挨拶程度の話題、仕事の話。そこで誰かが「ま、いーじゃないですか!」と話題転換。家庭の話。そこらで酔いが回ってくる。

 で、誰かが切り出す。「先生、ところでアレどーなったんですか?」。仕事の話題に回帰。こちらはまだ理性的に答える。「実はこーだったんですよー?」と相手側の裏話が始まる。へぇそうだったのか、と知らなかった話になる。

 彼らの将来の不安へと話が変わる。特にナースの場合は転職、結婚の話が多い。家族背景の話も。で、動機の話。たいていは人間関係。「あの人が来年もいるならアタシやめる」みたいな話に。泥酔のせいか、みな子供っぽくなる。

 だんだん話が暗くならぬよう、こちらも話を出す。下ネタも面白いが、一番いいのは、次の企画だ。「じゃ、次は3ヶ月くらいしてな!」。彼らは安心し、一気に壁がなくなる。ここが、いろいろ聞き出しやすいタイミングとみた。



 飲みに行く機会が、やたら増えだした。最初は特定の1組とだったが、平等をと考え別のグループへと・・・そうするともはやキリがないのだが。病院には詰所それも複数、検査、リハビリ、放射線など・・互いに微妙な距離がある。それらの意見に耳を傾け、しかしこちらからの言葉はより慎重になる。酒の勢いだけは禁物だ。医者の1言は大きい。良くても悪くても。

 予算的にはまず1次会が1人あたり1万前後。合計4人だと4万。2次会は酒好きが多いと飲み屋で1人やはり1万くらいで、最後はカラオケ(割と安くつく)。タクシー代や予想外の出費も。なので4人では6~10万は覚悟している。

 これの効果が大きいと感じてきた。聞きに徹することで、自然とそれは歩み寄りの方向に向かってくる。ただ、大半が女性だけに<泣き>で仕掛けてくる者も多い。これは男の最大の弱点だ。今後の課題。

青。

2011年5月22日 映画

 病院の近くに海がない場合、なかなかその光景に出くわせない。たまたまバイトで通りかかると癒してくれるその光景。それがまあ大阪湾でも、晴れてればそれでいい。

 日頃出くわす色彩は、病棟の壁の<白>、それから血の<赤>が大半だ。緑は遠く山の景色とモニター画面に胆汁、黒は夜間の当直。黄色は黄疸。ただ、<青>だけは接する機会が少ない。ああ、オペ着でその色はあるが・・・。

 グランブルーは作品がレストアされるほどまるでその海が深くなってくるようで、基本フランス映画だからか展開が緩く、止まった画面が多い。景色も海も、じっくり魅せる。

 バブルとか続いてたら、壁掛け動画風景、みたいなのが流行していたのではないか(壁かけTV、は一時出ましたが)。

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