実は最近ひっそりと発売されたサントラがあり・・・それも「ロッキー4」のスコア。音楽のみ。(従来発売のものではなく)映画でかかった、ほぼオリジナルのスコア集だ。

 この中でリクエストがかなり望まれていた曲がある。山のトレーニングと、エンドクレジットでかかっていた「Hearts On Fire」のつなぎ曲(笑)。最後に「バーン!」で終わるのだが、誰もがここで叫びたいに違いない。どこかの山頂で。

 こういった曲とスタローンの演出が相まって、カタルシスをもたらす描写が増加した。

 敵にやられアクション→ちょっと反撃→またやられ絶望的→精神的に高揚する音楽→反撃(ここで観客が興奮)→敵の反撃弱まる→とどめの一撃、ここで捨て台詞・音楽制止→とどめ・オーケストラ的音楽→スタローン流のつまらんギャグ→エンドクレジット

 実はスタローン(以降)のアクション映画はけっこうこういったパターンが多いのだ。

年末に向けて

2010年10月17日 連載

 そろそろ早めにしておきたいことが色々。何でもそうだが、出遅れて得するのは中古商品の購入ぐらい。

○ 年賀状
○ お歳暮
○ 賃貸の更新料(払いたくはないんだが・・・)
○ インフルワクチン接種
○ 冬服の買い物
○ たまった書類の整理(今は比較的診療が楽な時期なので)
○ 3D商品の見合わせ(メガネなしのが主流になる?)
○ ニンテンドー3Dの予約(いや、予約したいとすれば)
○ 年末の旅行の宿予約(もう遅いかもなぁ)
○ 年末休暇・当直へのアピール(事務方に。言うた者勝ちの世界)
○ 小規模飲み会の予約(業者を通じる場合、彼らの予定もあるので)




講演会の場

2010年10月12日 連載

 医師ら対象のミニ講演会は、限りないくらいある(大阪)。時間がある限り、参加してみる時期があってもいい。会場はたいてい良い場所が選ばれるので、雰囲気がいい。学ぶ気持ちにさせてくれる。それと弁当など飲食が出る。高級ホテルなどで主催の場合、当然だが味に間違いは・・・まずない。自分が大好きなそば売り場(?)にはなぜか人が集中せず、一人屋台と化している。

 そう、そこだ。会食の場。ここが重要なのだ。ここで、わざとらしくあるいは不本意に出くわす日ごろのライバルたち。ここで、あらゆる清算ができる。

「先生。この間は夜間に受けて頂いてありがとうございました」
「紹介状の返事も書かずにすみません」
「あの方、どうですか」
「今度、手技教えていただいていいですか」
「当直医、探していただけませんか」

 場合によっては、戦略の場と化すことも可能。

 数年前のDVD-BOXで、このシリーズは卒業した。いや、その後のハイビジョン放送版からか。内容をあまりにも覚え過ぎて、新鮮さがなくなった。興奮度のピークは、劇場で「2」を観た後の予告編サプライズだった。

 それよりも知りたいのは、今後続編を作る気があるかどうかということ。たしか「3」が終わった後、ドクの子供2人主演のテレビシリーズが作られる話があったような気がするが・・・。

 ま、ブルーレイが発売されてもいずれ<3D>や<スーパーハイビジョン>版などが出るんだろうし。マイケル・Jの音声解説とかあれば貴重だがなあ。
 デビューが80年代前半、なのに今になっても曲調がそんなに変わってないのも珍しい。というか貴重だ。流行の曲に左右されておらず、歌詞にもアイテムらしき活用がない。いつの時代も通じる。古いようで古くない。声もそんなに変わってない。ヒットするのが決まって提供曲、というのも悲しいが。

 国公立病院でも、同じ先生が何十年といるのには感心する。同じ外来に、同じ検査、その多忙を継続してやってのける。そういう知り合いに数年ごとに会うが、「そのうち開業する」「もうやめたる」と同じセリフをきくつつも、そう毎回同じセリフなのである。

 予備校にも、そんな人がいた。「これ(3浪)で最後にする」「医学部受けるのは今年で最後」。でも、毎年の抱負だったりする。

 逃げようと思いながらも、すでにその足は逃げてない。

 受診する疾患の傾向、その風向きが変わった気がする。この時期だと腹痛(虫垂炎など)、喘息が一気に増える。大阪はこの時期、医療面は特に心細い。今年はいっそう、夜間の救急受け入れ拒否が増えそうな気配だ。インフルの入院受け入れ拒否も、一層厳しくなる。

 やはり早期の受診にこしたことはない(かかりつけがない人は特に)。初診か再診かで、時間外の受け入れも多少影響はある。

 たいてい、当直医への一報は事務から入る。まず年齢と性別。症状と発症日。近所かどうか、どてくらいで来れるか。かかりつけはどこか。その病院への受診歴は。

 最近の受診歴があるとなると、多忙でも眠くても、当直医は(すぐに拒否せず)立ち止まって考えることが多い。あくまで当直医が常勤の場合だが。

 翌日改めて患者が受診して、「なんでかかりつけを断った!」と言われるのが嫌なため。なのも1つの理由。





 さっきの5カ条の裏返し。つまり

① さぼらない
② ナースら周囲に怒鳴り散らさない
③ 収益を上げる努力
④ 女性問題を起こさない
⑤ わがままを言わない

 ということになる。ポジティブな発想が浮かばなければ、まず否定論から。ふつう、否定的な意見はたいてい的を得る。真実は、その逆ということになる。

 だからこれらは、解雇されないためというより進んで雇われ(続け)るための条件となる。

 一言で言いくるめれば、<まじめ>ということ。

 医局人事の場合、その病院の医師を一方的に解雇するのは不可能に等しい。大学医局が<問題児>を常勤として預ける代わりに、融通を利かせているケースも少なくない。

 医局人事に縛られない場合(今はこのタイプが多いと思う)、経営者はその医師を解雇することは可能。もちろん、それ相当の理由があってのことだが。その理由を挙げてみよう(自分の経験上の頻度順)。

① 働かない ・・ 医局にずっといて呼ばれても出向かない。これは論外であり解雇は当然。

② ナースらに怒鳴り散らす ・・ つまりすぐキレる。周囲の職員が次々と辞めていくことにつながるから。ただしことの良し悪しとは次元は別。

③ 収益が上がらない ・・ 内科なら検査をあまり出さない、外科ならオペ患を断る、など。給与の減額を提案してみることもある。そこで頑張るかどうか。

④ 女性問題 ・・ モラル的な問題があまりにも表面化した場合。特にこれは偶然なのか、経営者側にとってマスコット的な女性に手が出ていることが多い。

⑤ わがままが多い ・・ 会議で煽動したり、病院の雰囲気を変えかねない危険分子。

 僕らも解雇を決定したとき、さあどうやって辞めてもらうか・・・悩むことは日常だ。こんな感じで通告している。

「先生、まあ誠に申し訳ないのですが・・ええ。それがですね。あのですね。実はある一部の部署からクレームがありまして。それがね。けっこう前からなんですよ。内容は、まあズバリ言いますと・・・なんです。心当たりは・・・ええ。ええ。まあ先生の言い分もあるとは思うんですよ。でもね。先生がそう思われるのに対して、周囲の多数の人間が同じ声をあげてまして。それで現場がけっこう混乱してるんですね?このままでは、病院の機能自体がマヒしかねんと。そこで先生をお呼びしたわけですね。ですのでここは誠に先生に言いにくいのですが、先生がこのままこの病院で勤務を継続されるのは、ふさわしくないのではないかと。いやいや、先生の仕事とか人格を否定するのではなくて。ただ、この病院でやっていくことに対してです。これはね。僕らはじめ経営側の意見です」

 この言い回し。わかるだろうか。疑問符に遠まわし。何気ない尊敬抜き語。実に効果がある。




 大阪のど真ん中に住んでいるが、お盆正月は別としてどこに行っても人だかり。行きは良くても帰りの渋滞で殺される。

 しかし、湾岸線をすっとばして行く六甲アイランドだけは特別だ。だからといって、楽しいところというわけではない。

 とにかく、人口密度が少ない。いやいや、人口はそれなりに多い(マンションの空きは多いらしい)。でも実際いつ出かけても、人がほとんど歩いていない。こういうところにホッとする。散歩などしてみたい。

 そんな中、1箇所だけまともなデパート?神戸ファッションプラザhttp://www.kfp.co.jp/がある。ここに入っても人がいない。大丈夫なのか?と思う反面、落ち着いて買い物ができる。大阪で見かける、やかましい家族がいない。

 そういや最上階に、潰れたはずの映画館が復活していた。

 ホントに住みたいのはこういうところ、とふと思った。しかし女性(ワイフ)の意見はシビアだ。

・ 潮風が当たって車が錆びる
・ 緑が少ない
・ 夜の治安が悪そう
・ 外人が多い
・ 美容関係が少ない
・ ちょっとした飲み屋がない
・ 開業医に乏しい。特に小児科
・ 日曜大工関係が大変
・ 津波が来たら・・
・ 地震でライフラインがもし・・

 などなど。

 ・・・再検討しておきます。















メえテルう!

2010年8月8日 音楽

 8/9より銀河鉄道999の特集がある(http://www.nhk.or.jp/g999/)。劇場版に関してはブルーレイが発売されたばかりだが、どうしても駄作が最後にくっついていて、自分は3本セット購入・・・とはならない。

 どうもアルフィーの主題歌は疫病神というか、何と言うか・・・。

 ところで劇場版の音楽は今聴いても色褪せない出来で、音楽だけで作品を語れるくらいの密度がある。そういやうちの田舎では、偶然か「999」第一作と「スーパーマン」が同時公開、第二作と「スーパーマン2」が同時公開だった。

 この第2作「さよなら銀河鉄道999」の出発するシーンの前奏が、スーパーマンのメインタイトルの前奏とそっくり同じに聞こえるのはどうしてか。

 そういや、「コブラ」もそんな音楽だったよな。






 うちの病院も、医師不足が続いている。病気やアクシデント、業者による引き上げなどで穴埋めがうまくいかないとき、医師がいきなり1人、2人と消える。その場合、抜けた業務は他の医者が埋める。

 整形外科を外科が埋めたり、内科が整形さえフォローすることもザラ(もちろん表沙汰にはならない)。専門科が1名のところは、非常勤の週1でつなぎ止め。

 そういう事態が続くと夜間の当直のたらい回し(常勤による埋め合わせ)だけでなく、夏休みの交代もかなり過酷なものとなる。週2回の外来が4回になったり、受け持ち病棟患者が2倍になったり。新患患者も2倍のペースに。

 だがやはり、夏休みは取らないと損だ。病院のことを忘れろとは言えないが、狭い視野を矯正するためにも必要な冷却時間だ。ま、結婚するとそこはまた忙しいのだが(故郷の行き来・遠方だとそれも渋滞で終わる)。

 医療の世界でも、<高齢者賃貸マンション>などはその代表例だ。もちろん健全な契約のもとで居住している人もいるが、僕の知る限り大半は貧困ビジネス的なものだ。

 具体的には、生活保護者をまず病院に入院させ・・・その間に手続きを行い自宅を放棄させる。あとは不動産業者(マンションのオーナー)がとりまとめ、保護の支給費からの自動引き落としとする。部屋の管理は、だんだんひどいものになっていく。この類のマンションはプライベートなものという意味合いがあるため、干渉しなくてもいいような建前となっている。当然、病状は悪化する。

 貧困ビジネスは、無抵抗な人を自動引き落とし的なシステムに組み込み、あとの管理は知らんというのが正体だ。

男のサガか。

2010年8月7日 連載
 芸能人のほか、僕の同僚もデキ婚が後を絶たない。ワイフからよく女の本音を耳にするが、これらはすべて女性の計算によるものだという。

 たとえば男を浮気させんようにとか、女性が賞味期限になるその前の生存本能をかけて計画的に行うという。ここでは書きにくいが、「できんから大丈夫」と男を安心させ、実は間違いなくできるようになってたという仕組み。

 そういや、僕の周囲にも多いが・・・いや、再婚組にも多い。たとえば離婚・別居して女性と遊んだとき、あっさりデキ婚してしまう。なにかどこかが不自然だ。これも魔力の仕業か。

 なので、一見ナイスガイな男でも子供が3X2いたり、3X3の強者もいる。彼らに共通しているのは・・・それでも<懲りてない>ところだ。養育費稼ぐため、一生懸命に彼らはどこかで・・・きょうも連直している。

 正直、どうしようもない出来の映画・音楽・企画でも、適度にパッケージ化すれば今後いろんな戦略で売れるのだな・・・と感心する。「ハリー○ッター」なんて、もう目も当てられない展開。

 いやいや、このヤマトが駄作とは言わない。だが、キムタクのヤマトの直前に放送すれば、興合収入的にはマイナス作用必至だろう。

 ところが不思議なもので、1回目で諦めの境地だったのが2回目ではそう悪くない。いやむしろ、結構良かったのではないか・・・?画質はかなり良い部類で、DTSも大迫力。残念ながらやはり絵そのものが<外注的>なもので、SRLかどこかで委託して作ったようなものなのが残念。

 実際、アニメの作画は人件費の安いところで頼まれることが多いという。ああやっぱ、これからはインド、中国なのか・・・。

 



 大学入試までの話題も、医者らはよくする。過去の栄光のように目を輝かせる者も多い。で、どんな勉強をどれだけして・・はたしてそれらは役に立っているか?

 国語 ・・ なるほど医学書は読むので語学力は欲しいところ。だが医学書は隠し味的な妙味があるわけでなく、事実が淡々と書かれているもの。人生を学ぶものではない。しかし思想に富んでいる人は、医学的なことをロマンにしてしまうのだから驚きだ。それよりも、医者には字の<書き方>の分野を学ばせておくべき。

 数学 ・・ 医学部で生理学・生化学で難しい数式は目にするものの、臨床ではほとんどお目にかからない。しかし、麻酔科や呼吸器内科の酸素曲線、腎臓内科・内分泌科の電解質では細かい世界が広がる。しかし数学的なセンス・発想を求められるわけではない(頭の良さはあんまり関係ない)。器用な足し算・掛け算はあれば便利。

 化学 ・・ 薬の説明会で、作用機序を嫌というほど追求はできるが、現場で直接役立つものとは言い難い。だがすでに<出来上がり>の化学反応ばかりで、ロマンを求めるなら研究系へ行くしかない。

 物理学 ・・ この学問そのものが面白くても、臨床医学ではまったく無縁な分野の1つと思われる。

 英語 ・・ 医学論文を読む機会は多いので、読解が得意だと役に立つ。だが今ではあちこちで翻訳もされており、現場中心の人にはそれほど恩恵はない。

 歴史・地理 ・・ これも物理学同様、全く役に立って・・いやいや。世界史・日本史は学会や酒の席で役に立つことはある。ていうか、覚えてないだろとっくに。

 ※ 生物学は自分、選択してなかったので知りません。







とにかく暑い!

2010年8月7日 連載

外来では、とりあえずこの話題から始まる。医局の会話もそうだ。すべて、これのせいにできるこの時期。だが熱中症で入院する人は絶えない。

 僕の周囲では老人施設からの紹介が多く、(熱中症でなくとも)水分が相対的に不足した状態が多い。結果的には肺炎、電解質異常、心不全、血栓症を引きおこす。それでも老人は大部分が(部分的にでも)回復し、大半がもとの施設へ帰っていく。長寿大国なるわけだ。

 しかし、未だに悪性腫瘍の存在は僕らを悩ませる。1981年以降、悪性腫瘍は死因のトップであり、2006年度でも死因の3割を占めている。早期発見の検査が発達しても、未だに3割もあるわけだ。それに早期発見といっても、腫瘍の種類によってはその段階でも予後が悪いものがある。

 そろそろブログの更新・・と思いきや、突然同僚医師の訃報が入ってくることが多い(ネットワークが増えたことも背景にある)。若い医師で特に意外と多いのが、脳出血。多くは背景にAVM、動脈瘤がある。それまで無症状であり、ほとんどはMRAもしてないケースも。50代からは悪性腫瘍が多い。70越えると成人病の合併症。

 しかしこれらの傾向は、実は世間と変わりない。医師だからといって、健康診断の内容は世間並み以上?・・いやそれどころか、ほとんどがそれ以下なのが実情だ。



 
 http://ci.nii.ac.jp/

 これまでいろんな医者と交流したものの、年月が経ち過ぎてほとんど疎遠になってしまった。同じ医療を共有していないと、共通の話題が全くなくなってしまうことが関係すると思う。

 そこでこのような検索を用いて、気になる医者の論文を呼び出し・・・いや論文の内容が目当てでなくて、年度とその病院名の流れから、その医師の現在(に近い状況)をある程度把握できることがある。

 活発な論文がいきなりある年度で止まっていたら、医局を離れたあととか地域医療に移ったか、などいろいろ想像できる。

 その同類・人脈を辿って関連病院をある程度検索するのにも役立つ。自分のいつかの転職(?)にも役立つかもしれない。

 ただし、「連名」として勝手に名義貸しされている場合もあるので注意。











診療態度

2010年6月28日 連載

 病院の評判は、診療内容だけで生まれるものではない。むしろその比重は小さいかも。むしろ人間同士の摩擦で生まれるもの。相手の反応。日頃の礼儀。それが重んじられるし、重要なものだ。職員の態度は、常に診療態度に現れるものだからだ。

・ 患者へのケア面 ・・ 寝たきりの人でもこぎれいにしてくれているか。笑顔で接しているか。ぶしつけな言葉をかけていないか。上から目線でないか。

・ 家族への対応 ・・ 挨拶を返すか。忙しくても誠実に答えるか。言葉がガサツでないか。待ってる人をときに気遣ってるか。医者への態度はきちんとしているか(←こういう点もよく見てる!)。

 日頃の態度が診療態度に・・・これは自動車の違反者講習で聞いたような言葉だな。







いろんな相談。

2010年6月28日 連載

 診療のままに、家族関係の悩みを聞かされる機会がときにある。自分は病気の原因だけでなく背景も重要と思われるが、それを探るうちに家族内の相談を受けているわけだ。

 一番困ったのが、「言うことを聞かない家族を説得してくれ」というもの。

「夫がいっこうにタバコをやめない。やめるように先生から言って欲しい」これはまだいい。

「母親が病院に行こうとしない。先生から直接電話して説得して欲しい」

「娘が死ぬとか言って私をおどす。精神科的な薬で鎮めてほしい」

「息子に出会いがない。先生が嫁を探して欲しい。気立てのいい子で美人が希望」

「ひとり息子がネットばかりして引きこもる。先生がお兄ちゃんのようになって、やめさせてほしい」

「息子が出戻ったが職がない。資格はないものの、先生の紹介で病院の事務にでも勤めさせてほしい」

「親父がアル中で暴力沙汰。先生の病院に入院させて、死なない程度に眠らせとってほしい」

「自分がやせなくて困る。ついつい食べるので、食事療法で入院させてほしい。もちろん外泊付きで」おい!

 自分のことを棚に上げている人が、なんとも多い。








 パッケージメディアを全く買わなくなり、この<ハゲタカ映画版>もテレビ放映まで待った。待てた。巷ではやはりドラマ版には及ばないという噂が大半だが、自分は違った。

 やはりドラマ版あってのこの高揚感!スコープサイズの人物配置!大森南朋(なお)の叫び!恋愛要素など無視!とにかく映画ならではの大胆な演出が光っている。NHKによりアメリカをしてやったり、というパートもいい。<受信料を初めて有効に使えた一例>として学会発表してもいいと思う。

 日本の歴史、とくに太平洋戦争以降の描写をあれだけハリウッドに歪められてきたのだから、邦画はもっとアメリカ(や中国他国)にアンチな姿勢であって欲しい。なんとか食堂みたいな、ゆるい軟弱な映画はごめんだ。


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