40代ならそれなりに、悩みはある。幸い自分ではないが、いろんな打ち明け話を聞かされる。もちろん他人ごとではない。いろんな話が、今後の行く末を示すかのようだ。
一番多いのは、家族との同居の話。家族というのは自分またはワイフの両親など。その背後にある確執との戦いだ。
医者(男性の場合)は1週間の大半を仕事に費やしていて・・まあそれは医師によるが・・仕事に費やしても責められる負いがない職業だ。ワイフが主婦である者も多く、ワイフは家事や人付き合いに時間を取られるけども大半を家で過ごすことから様々なストレスがうっ積する。
医師のストレスは病院という空間ながら、患者の状態や検査など変化に富んでおり、ある意味冒険的で支配的。得られる達成感・報酬など考えると、戦う価値のあるものだ。しかし主婦の場合は家という逃れられない環境で、しかもあれこれ考える時間が余計にある。単調と言えるし、うつ的環境といえる。
そんなとき・・・僕らが40代で親が70-80代にもなると、両親の病気の話や面倒の話になってくる。で、誰が面倒をみるか手伝いに行くべきかという話になってくる。主婦という立場だと、なんで嫁は手伝わんのかという話にもなってくる。
今は他人事ながら、妙に近いうちの話のように思える。日本は高齢化社会、高齢者は金の大半を握ってて長寿である。ただその分、認知症の期間は長くなっている。自分が医師という立場から、究極的には自分の病院で面倒見る、という医師も少なくない。
自分の周囲で、妙なサークルが数々と結成されている。どうやら背景には漠然としたしかし確かな<不安>があるらしい。サークルの内容はスポーツであったり飲みであったり、別に健全なものではあるのだがその内容は仕事を離れているようで、実はそうではない。
その1つに飛び入り参加してみた。野球の試合。新入りで、かなり腕のいいのがいる。手ほどきも受ける。お互い仲良くなる。そのまま飲み会に突入、気が付けばいい雰囲気となっている。情報も手に入る。
しかし長引くほど、あちこちから日頃の不満が噴出する。でいつものごとく、来てない人間の噂になる。彼らのストレスは末端ではどうしようもなくついに・・・
「ユウ先生。何とかできませんか」
となってしまう。自分の周囲は意図的にギャル集団(人生経験豊富)をあてがわれる。居心地の悪さを感じ、自分はそのサークルから抜けることに。
サークル活動は暇があるから、やれるもの。暇は平和の産物。ところが、いつの間にか宗教団体化してしまう。それに気づいただけでも、自分はまだマトモと思いたい。
上の数行・・・ギャル軍団をあてがわれて、そのままデレるか呆れるか・・・そこが重要な選択肢だ(男はたいてい、ここで失敗する)!経験豊富なギャル軍団こそ、大阪の起爆剤だろう。(扱う側からしたら)ローコストながらハイリターンを期待できるのだ。
そういや、最近よく銀行員が来る。もちろん金が目当てだ。以前は企業への融資が活発で個人はどうでもよかったが、今は企業がアレなので個人をやたら訪問している。借金させるために。
僕の友人が被害にあった。いやまだあってないが、同窓生の家族が銀行につとめてて、そのよしみで金を預けたそうだ。つまり投資。理由が「信頼しているから」だそうだ。終わっている。その銀行員は3流私立だそうだが、スーツで1流演出らしい(偏見だがそうでもない)。
銀行にかかわらず、訪問スーツ姿には気をつけろ。スーツの中は貧困で、<さあ。俺に稼がせろ>(イーストウッド?)という欲の皮と思うくらいがいい。芳忠なら「だぁから俺がこうして。スーツを着てるんじゃないかぁ」で一蹴だろうが。女性を見たら妊娠、スーツを見たら借金と思え!
彼はどこか、浮いているように見える。そこに好感が持てる。浮いてみえるのは決して外れてるという意味でなく、他の追随を許さないという貴重な存在の意だ。
でもどこか変わっている。メディアにあまり登場しなくともそれは十分に伝わる。失恋して活動を休止したり、でもそこが妙にオープンであったり。ベストアルバムもアレンジしたりしなかったり。でもそこが・・・商業的でないのがいいのだ。
ただし、最近の売り方は少し商業的に思える。それとも今の時代、商業的にせざるを得ないのか。やはり銀行が悪いのか。事務所に貸しはがししてきたとか。どう見ても成功したといえないAKBも、次々と商業的アイデアを出してくる。銀行がひとまず喜びそうなものだ。
何度も強調しているが、事業は次々と生み出さなくてはいけない。事業が止まって、そこで銀行や暴力団が金返せと迫ったら終わりなのだ。だから次がないといけない。病院でもあるだろう?赤字のはずなのに、新築移転などしてるところなど。
ああ角松もどうか、銀行には屈しないように。最近の売り方を見て、少し心配になる。
震災に配慮し、劇場公開が延期されている超大作。利益が見込まれることから、上映は確実にされるはず。しかし予告編を見る限り、震災の描写を思い起こさせる作りの場面もある。
異星人の侵略はID4でひとおおり描きつくした感があったが、その後もそういった大作は作られ続けている。どうやらアクション・災害描写が日常的になってきている傾向にある。そうなるとだんだんB級化してくる。ひょっとして市民でも(異星人でも)倒せるんじゃないか?政府に協力しよう!しまいには、そんな危険な思想さえ植え付けそうだ。
いやいや、それでもあの<V>には及ぶまい。
ただ、やめてほしいのが<超能力者><新兵器><敵の裏切り者>の登場。いかに今の手持ちの文化でもって、新しい敵に立ち向かうか。今だからこそ、そういうテーマが必要だ。
異星人の侵略はID4でひとおおり描きつくした感があったが、その後もそういった大作は作られ続けている。どうやらアクション・災害描写が日常的になってきている傾向にある。そうなるとだんだんB級化してくる。ひょっとして市民でも(異星人でも)倒せるんじゃないか?政府に協力しよう!しまいには、そんな危険な思想さえ植え付けそうだ。
いやいや、それでもあの<V>には及ぶまい。
ただ、やめてほしいのが<超能力者><新兵器><敵の裏切り者>の登場。いかに今の手持ちの文化でもって、新しい敵に立ち向かうか。今だからこそ、そういうテーマが必要だ。
ビン・ラディン殺害のニュースは、ある意味オバマの支持続投の次なる手段・・だろう。メリットがあるとすればそうだろう。むしろメリットがあるから流した情報だと思う。報復があればそれはそれで、軍事産業の儲けが正当化される。
いろんな映画を見てきたせいか、(殺害実況の)描写がいかにも映画らしい。「エアフォースワン」の冒頭が一番近い描写に思えたが。ただ今回の事件の映画化において?映画監督を推奨されるべきはリドリー・スコットだろう。
確かに暗殺計画はかなり短時間に実行されるもの。特殊部隊は<仕事>として実行する。先日挙げた、大阪の窃盗のようなものだ。情報を何度も仕入れて念を押して・・・実行するのみ。
これらをもしトム・クランシーが脚本化したら、実は殺害されたのは影武者で、当のビンラディンは証人保護制度みたいな法律で故郷へ戻される・・・そんな話になるだろう?特殊部隊の隊長はもちろんディカプリオだ。
「DNAも一致したって報告があったそれでこの調査は終わったんだ!それをなんだアンタは蒸し返す気か?こうして国民が枕を高くしてやっと眠れるというその矢先にあんたは!」
そこでモーガン・フリーマンあたりが頬に指を当て、
「そんな事件が1つ解決したところで、この国の何になる?そう思ったことはないかね。だがいつしか、物事は次なる手段のために解決されねばならん。(喋ろうとしたディカプリオを制しつつ)でも!・・・それには熟した時期、もたらす利益が必要だ」
なんで、吹き替えチックなんだ!
カルテの開示も必要だが、こっちの<カイジ>も重要だ。当直での空白時間帯、分厚いカイジ本は必携だ!いま、ワイド版が再びコンビニで売られている。前に買い逃した人は再びチャンスだ!
それにしても、この心理描写はある意味医者⇔患者間のカケヒキに役だつところもある。いや、役立つというのは変だな。どこか類似しているというか。
「先生。今日の採血の結果は?」
「え?あ、うーん。ああ、薬が効いてるねこれ。コレステロールが下がってる。そうなんですよ、あれはよく効く。やっぱりなぁ。これからも続けましょうよ」
せ、正常値とはいえこれは、薬のおかげだ。よっしゃこれで当院につなぎとめ1ゲット!
「先生。そうか。実はわし、薬飲んでないですねん」
「えっ?」
「怪しいと思うたわ。食事制限しただけで治ったで。先生、薬のまんと下がらんというから、その裏かいたんねん」
ざわ・・・!
「な、なにをっ・・!」
カイジは思った!屈服・・・・!相手は一見かよわそうな爺さん。しかしその中は暗黒うごめく猛虎の修羅であった。ガオー!挿絵。
カイジは振り向いた。そこには半泣きな数人。
(その数人)「カ、カイジさ~~~~ん!」
ざわざわざわ!ざわざわざわ!
バイトは泣かずに手伝え!
それにしても、この心理描写はある意味医者⇔患者間のカケヒキに役だつところもある。いや、役立つというのは変だな。どこか類似しているというか。
「先生。今日の採血の結果は?」
「え?あ、うーん。ああ、薬が効いてるねこれ。コレステロールが下がってる。そうなんですよ、あれはよく効く。やっぱりなぁ。これからも続けましょうよ」
せ、正常値とはいえこれは、薬のおかげだ。よっしゃこれで当院につなぎとめ1ゲット!
「先生。そうか。実はわし、薬飲んでないですねん」
「えっ?」
「怪しいと思うたわ。食事制限しただけで治ったで。先生、薬のまんと下がらんというから、その裏かいたんねん」
ざわ・・・!
「な、なにをっ・・!」
カイジは思った!屈服・・・・!相手は一見かよわそうな爺さん。しかしその中は暗黒うごめく猛虎の修羅であった。ガオー!挿絵。
カイジは振り向いた。そこには半泣きな数人。
(その数人)「カ、カイジさ~~~~ん!」
ざわざわざわ!ざわざわざわ!
バイトは泣かずに手伝え!
ディカプリオの吹き替え学
2011年5月1日 映画ディカプリオはマーチン・スコセッシなどベテランとの交流が多いためか、今も大作に恵まれている。だがなぜか、大風呂敷の割に個人的な内容で尻切れるパターンが多い。
たいていは若手で権力者→最初は順風満帆→問題発生→美女がからむ
さあここで、デカプリオが自らの法を破る。この、ためらいながらも一線を越えるのが印象的だ。しかし・・・
結局、その美女に裏切られてしまう。そのあと、友人か虚空に向かってキレ叫ぶ吹き替えが印象的。
「俺はそうだたしかに助けた!そうだ助けたんだよそれが悪いかいいや後悔は!していない!たとえこの地が!アメリカがどうか知らんがいやどうだっていい!すべては俺のしたことだ国が俺をどう罰しようと奪えない!俺の心は奪えない!」
そして、燃え尽きる。最後に一服。
この姿が、自分の臨床医像に迫るものがある。
ついつい、特定の症例に時間をかけてしまう。効果が出て頼りにされる。その患者のために治療薬を準備。達成感と充実感に満足しつつ、治療開始を待つ。ところが・・・
(家族)「すんません。もっと大きい病院へ紹介してください。紹介状は今日まで」
そこで、爆発する。
「俺が助けたのはなんだと思う?患者の病気を?いいやあれはまだ序の口でこれからが!そうだ論文にできるほどの症例だ患者も!俺の腕を信頼していたまさに心と心が!インフォームドしてたそれが?信じられない!ああ信じられなかったよ聖キリストは言ったさ犠牲を払えと!払ったさ!これ以上何を払えというんだ?所得税をもっとか?(札を放り投げる)そらもっとか?ハアン?」
でも男たちよ。裏切られても、最後に一服する余裕、時間だけは忘れるなよ。
これからの病院の雇用状況・給与形態を考えると、若いうちはなるべくバイトに明け暮れた方がいい。特に連休。3日あったら1日はバイトにしてあえて不自由を満喫する。そうなるとまずバイト→休みの順序がいい。もちろん<適度な内容の>バイトもある。そういうのはコネで先に埋まる。なので、予約という形で自ら引き受けておくのもテクニックだ。でも木曜日はなかなか無理。毎週の木曜日は開業医のお小遣いかせぎ曜日なので。
<FBI>というネームバリューがいかにもの、ソニー。
2011年5月1日 時事ニュース
ソニー自体には以前から「スパイウェア」など怪しい噂がたたなかったので今回はまあ、想定内といえる。と言いつつ自分も利用していたその一人。クレジットカードなしには生活できないのは事実で、複雑な思いをしつつ毎月<借金>している。
個人情報が盗まれる心配はもちろんあるが、個人情報を盗んでいるようなところはあちこちにある。中でもマンション見学のアンケート、病院ではMRのアンケート(内容より謝礼送付の欄がミソ)などは個人情報の安売り場だ。このあと流出したとしても、流出させた個人が賠償責任に問われる程度。
大阪は特に外人による窃盗が多く、それらを実に<仕事>として実行する。短時間のうちに効率的にやるという。だからありそうなところは狙われ、とりあえず書類などは持っていかれる。パソコンも移動可能なものなら鞄に入れて持ち帰り。使えるかどうかは、とりあえず上層部の閲覧にて。そこ(末端は忠実で、接触ない上層部の鶴の一声)がいかにも大阪らしい。自転車・車は大阪湾の港からあの国までまっさきに送られているという。
個人情報が盗まれる心配はもちろんあるが、個人情報を盗んでいるようなところはあちこちにある。中でもマンション見学のアンケート、病院ではMRのアンケート(内容より謝礼送付の欄がミソ)などは個人情報の安売り場だ。このあと流出したとしても、流出させた個人が賠償責任に問われる程度。
大阪は特に外人による窃盗が多く、それらを実に<仕事>として実行する。短時間のうちに効率的にやるという。だからありそうなところは狙われ、とりあえず書類などは持っていかれる。パソコンも移動可能なものなら鞄に入れて持ち帰り。使えるかどうかは、とりあえず上層部の閲覧にて。そこ(末端は忠実で、接触ない上層部の鶴の一声)がいかにも大阪らしい。自転車・車は大阪湾の港からあの国までまっさきに送られているという。
<早く帰る人間>には・・・
2011年5月1日 連載 コメント (2) 結局誰も謝らないまま、時間が過ぎようとしているような気がする。確かに謝ったところで誰の気も済まないが、それにしては無傷すぎる。これではどんなミスが露見しても、時間の経過で済んでしまうことになる。ああ、もちろん原発の話。
病院でもこういうケースはザラにある。トラブルは医療ミスだけではない。医師が誠意もって日頃やっていればそう不利な状況には出くわさないが、そうでないところに罠がある。
実は医師がいない時間帯、いない場所でトラブルは頻発する。意地悪に言えば、医師が見ていないから勝手に、またはそれにつけこんで判断・行動する、そんなスタッフは悲しいが多い。言い分はいろいろあるが・・・恐ろしいのは、ミスの詳細が<不明>のとき、なぜかそれらは全て容易に主治医にまわってくることにある。
いまの上層部はなかなか守ってくれない。スタッフには上層部と末端しかなく、多くの上層部は事務的ですぐ帰るので「知らなかった」を理由でトラブルの責任を自ら負わない。だから長期間残ることができるわけだが・・・。
政府や電力会社の会見を見るたび、そういった<すぐ帰るスタッフ>を思い出す。それにしてもよく似ている。
病院でもこういうケースはザラにある。トラブルは医療ミスだけではない。医師が誠意もって日頃やっていればそう不利な状況には出くわさないが、そうでないところに罠がある。
実は医師がいない時間帯、いない場所でトラブルは頻発する。意地悪に言えば、医師が見ていないから勝手に、またはそれにつけこんで判断・行動する、そんなスタッフは悲しいが多い。言い分はいろいろあるが・・・恐ろしいのは、ミスの詳細が<不明>のとき、なぜかそれらは全て容易に主治医にまわってくることにある。
いまの上層部はなかなか守ってくれない。スタッフには上層部と末端しかなく、多くの上層部は事務的ですぐ帰るので「知らなかった」を理由でトラブルの責任を自ら負わない。だから長期間残ることができるわけだが・・・。
政府や電力会社の会見を見るたび、そういった<すぐ帰るスタッフ>を思い出す。それにしてもよく似ている。
そうだな。役に立たん先生というのは意外に多い。
内科系では
「挿管もできない」「患者をろくに見に行かない」「外来でよくトラブる」
外科系では
「オペ患依頼を断る」「オペが下手」「訴訟多い」
こういった言葉で取引されている。
こういった経緯で医者を解雇することはできる。もちろんさきほどの<大学人事が絡んでない場合>に限る。契約にたいてい「当院の経営に相応しくない場合・・」などと前もって書かれている。
それでも不思議と受け皿はある。困ったことに、そういった先生に限って「○○専門医」などのペーパー資格が多かったりする。なので業者が喜んでお世話する。たとえ派遣先で評判が落ちようとも1年契約満了で次の病院へ紹介できるから、業者も医師も平和に暮らせるわけだ。
なので、年ごとに複雑な履歴書が出来上がる。
簡単にまとめて話そう
2011年4月24日 連載大阪の病院を何年か見てきて・・自分なりのまとめ。ネットではあまり話されてない。
まず大学病院が散在し、その各頂点には教授がいる。人事は教授が握っていて、医師を選んで派遣できるしまた引き上げることもできる。それらをノーリーズンでできるのがミソ。つまり有能な医師を引き揚げたり、無能な医師を派遣することもできる。
他の病院・・・自分的には2つに分ける。大学人事で動く病院とそうでない病院。さらに前者は公立と民間。公立病院は公務員であり、古参たちは人事を拒否することができる例外的な立場にある(期間が最初から決まってる研修医は別)。なので爺さんらが残る。外科の執刀医はたいてい大学からの派遣だったりする(一般からは見えない部分)。爺さんらが残る理由がここにある。
大学人事病院の民間は、たいてい大学側の医者が院長をやっているので密接だ。有能な医師を派遣してもらうメリットがある代わりに、無能な医師まで面倒を見なくちゃいけないデメリットもある。なので、医師の格差がひどいことが多い。
最後に、大学人事と関係ない民間病院。だが全く大学と関係ないと人員で困るので、非常勤はお願いしあわよくば常勤派遣もお願いする。それで無理なら募集し仕方なく業者に高いマージンを払う。経営者の手腕が悪くて経営が破たんすれば転売にかけられる(職員はそのまま守られていることが多い)。
しごく当たり前のことではあるが、たいていの<関係>は冷戦状態にある。冷戦だからお互いに存在できるし、秩序がある。でももし互いの存亡に関わる利権が発生したとき・・・それが上層部の生き死にに関わるとき・・・戦争という手段に出る。
で、どちらかが勝つわけだが、勝った方は絶対的に有利な条件を延々と提示することができる。むしろ、そうしないとおかしい。企業だけでなく病院でもそういうのがある。吸収・合併といわれるものだ。これが日常最もみられる<戦争>だ。
吸収された側は一見保護されたように思えるが、徐々にじわりじわりと追い詰められるようになる。吸収した側のいじめでも何でもなく、有利な利権を求められての結果だ。そしてそれには限りがない。
しつこいが病院の例では、こちらが有利な側とすればまず人事を操れる。ということは給与も操作できる。無能な味方でも有能な相手とすりかえることができる。自分のもつ副業マーケットに参入させ、委託させる(リースを組ませてマージンを頂く)。よそが嫌がるリスク業も転嫁させていく。その分、自分は楽。負け組側のトップには口止め料を支払い服従させ将来を約束・・・調印させ魂を売らせる。
日本の歴史をたどると、第二次大戦後の条約・・たとえばサンフランシスコ講和条約。ここで原発の研究が解禁され、尋常でないスピードで原発運動が推進されている。このパワーは、明らかに負け組から出るものではない。そうすると、つい先ほどの例えがかなり類似していることに気づく。
で、どちらかが勝つわけだが、勝った方は絶対的に有利な条件を延々と提示することができる。むしろ、そうしないとおかしい。企業だけでなく病院でもそういうのがある。吸収・合併といわれるものだ。これが日常最もみられる<戦争>だ。
吸収された側は一見保護されたように思えるが、徐々にじわりじわりと追い詰められるようになる。吸収した側のいじめでも何でもなく、有利な利権を求められての結果だ。そしてそれには限りがない。
しつこいが病院の例では、こちらが有利な側とすればまず人事を操れる。ということは給与も操作できる。無能な味方でも有能な相手とすりかえることができる。自分のもつ副業マーケットに参入させ、委託させる(リースを組ませてマージンを頂く)。よそが嫌がるリスク業も転嫁させていく。その分、自分は楽。負け組側のトップには口止め料を支払い服従させ将来を約束・・・調印させ魂を売らせる。
日本の歴史をたどると、第二次大戦後の条約・・たとえばサンフランシスコ講和条約。ここで原発の研究が解禁され、尋常でないスピードで原発運動が推進されている。このパワーは、明らかに負け組から出るものではない。そうすると、つい先ほどの例えがかなり類似していることに気づく。
いっぺんやってみてくれ
2011年4月23日 連載吉野家の朝のメニューに、<ハムエッグ小鉢>なるものがある。ご飯とハムエッグは当然別々にやってくる。ハムエッグのみを、ごはんの上にのせ・・・醤油、付属のマヨさんをかける。キャベツも若干のせる。
いやいや、なかなか。だと思う。
欲張って<ハムエッグ牛小鉢+焼き魚>みたいなのを頼むと、シャケの風味がハムエッグを侵食してしまう。ていうかすでに侵食してしまっている。注意。
http://www.meigensyu.com/tags/view/1111/page1.html
名言集は買わなくても手に入るが、最近<この手のもの>によく動かされる。いや、自分も<その手のもの>によって人を動かしている。動かしていたことに気づく。ときにピンチすら切り抜ける。
何度も同じ本は読み返せないが、同じ行は吟味できる。ちょうどその行の両端を上から下に何度もなぞるように。
震災などで自分の信念すら揺らぎそうになるとき、必要なものがある。背中を押してくれる、自分以外から発する言葉だ。
で、さっそく金の名言を見てみる。作者の名前をみると、借金などという言葉は以前からリアルに使われている。それへの認識は今と共通する。だが「ハゲタカ」のあの名言には敵わない。
<人生の悲劇は2つしかない。 ひとつは金のない悲劇。もうひとつは金のある悲劇。 世の中は金だ。金が悲劇を生む。>
名言集は買わなくても手に入るが、最近<この手のもの>によく動かされる。いや、自分も<その手のもの>によって人を動かしている。動かしていたことに気づく。ときにピンチすら切り抜ける。
何度も同じ本は読み返せないが、同じ行は吟味できる。ちょうどその行の両端を上から下に何度もなぞるように。
震災などで自分の信念すら揺らぎそうになるとき、必要なものがある。背中を押してくれる、自分以外から発する言葉だ。
で、さっそく金の名言を見てみる。作者の名前をみると、借金などという言葉は以前からリアルに使われている。それへの認識は今と共通する。だが「ハゲタカ」のあの名言には敵わない。
<人生の悲劇は2つしかない。 ひとつは金のない悲劇。もうひとつは金のある悲劇。 世の中は金だ。金が悲劇を生む。>
思い出は色あせるというのに、過去の映画がリマスターで鮮明になっていくのは、どうしたことだ。本作も最近BS・CSでHV放送されており、恐ろしいくらい鮮鋭感が増している。全編サウンドトラック的な歌・音楽に関しては、最近の同情的な応援歌よりこちらのほうがパワーを引き出してくれる(どうも自分は今の日本の「泣いていいんだよ」という風潮が好きになれない)。
さらに面白いのはリマスターや再放送の度に、字幕の内容が変わったり歌詞がついたりつかなかったり。まあ却ってダサくなったのもあるが。
もし俺がヒーロー、だったなら・・・こういうヒーローがいい!負けずに勝つという結果を出してこそヒーローだ!
さらに面白いのはリマスターや再放送の度に、字幕の内容が変わったり歌詞がついたりつかなかったり。まあ却ってダサくなったのもあるが。
もし俺がヒーロー、だったなら・・・こういうヒーローがいい!負けずに勝つという結果を出してこそヒーローだ!
何度か強調したが、背部痛は紛らわしい。そして怖い。大動脈解離のことだ。医者はみな学生自分に重要ポイントとして学ぶわけだが、ふだん意識しているかいないかで明暗が決まる。「見つけ出す」か「見逃す」かのどちらかだ。内科医が見逃して整形に紹介すれば、整形はそのまま整形疾患として扱ってしまう(ことが多い)。
放射能のことも、いろんなメディアで学んできた。だが今はもう起こってしまったことだ。いつまでも怒りで暮らすわけにもいかない。子供らの未来もあるし、今後起こりうる疾患・合併症がいろいろ想定される。国はおそらく、早期発見の努力はしないだろう。血液疾患により感染症(おもに肺炎)が増加することは必至で、これらの増加で遅れて国の検査が始まると思われる。
現在の健康診断をみてもわかるが、あんな内容では癌や成人病は劇的に減らんだろう。後世に生かすことを考えてないと、知識やデータは単なるその場しのぎと化す。そうすると、健診だけでなく国の決めたガイドラインは、全て意図的なものとして振り返るべきではないか・・・?
大人が次の世代のために石油を・・みたいなCMを見たことはある。むろん、僕らの血のつながった親は子を大事にはするだろう。しかし、今の上層部みたいなのがずっと前からいたのなら・・・?いやそうだろう。彼らにって大事なのは、あくまでも<彼らの次世代>のみなのだ。
放射能のことも、いろんなメディアで学んできた。だが今はもう起こってしまったことだ。いつまでも怒りで暮らすわけにもいかない。子供らの未来もあるし、今後起こりうる疾患・合併症がいろいろ想定される。国はおそらく、早期発見の努力はしないだろう。血液疾患により感染症(おもに肺炎)が増加することは必至で、これらの増加で遅れて国の検査が始まると思われる。
現在の健康診断をみてもわかるが、あんな内容では癌や成人病は劇的に減らんだろう。後世に生かすことを考えてないと、知識やデータは単なるその場しのぎと化す。そうすると、健診だけでなく国の決めたガイドラインは、全て意図的なものとして振り返るべきではないか・・・?
大人が次の世代のために石油を・・みたいなCMを見たことはある。むろん、僕らの血のつながった親は子を大事にはするだろう。しかし、今の上層部みたいなのがずっと前からいたのなら・・・?いやそうだろう。彼らにって大事なのは、あくまでも<彼らの次世代>のみなのだ。
今どきの上層部というのは以前と違う。以前は勇猛果敢で強欲というイメージがあったが、今のイメージは異なる。非常に冷静というより感受性自体が存在せず、まず自分の利益に固執する。それが守られるなら恥をも厭わない。
病院でもそういう経営者が増えてきた。なぜなら彼らの多くは投資やサイドビジネスに手を出しているからだ。いやその逆かもしれないが。
リスクは承知でもそこはホリエモンライクで、いざとなれば手を挙げれるほどの呆れた度量を持つ。以前はもっと人格のある人が多かったと言いたいが、それらが育てたのが今の人間だ。理由は過保護にあると思われる。
医療の方針を見ていても、まず訴えられないのを第一に考える医者が多いと感じる。その前提で治療するからリスクは全て避けてしまい、結果的に批判を浴びるが聞く耳もない。当然、技術は身につかず言葉少なになる。
臆病者にだけはならんぞ、と切に願う。
原発が過剰に守られているのは、もう明らかだ。この国策は文字通り、政治家や利権者らの生命線にどうやら関わるもののようだ。テレビの意図的な演出にも、それは現れている。ところがネットでは専門家の意見が自由に飛び交う。それとの解離が著しい。事態が悪化するほどテレビは楽天的に、専門家は悲観的になっていく。参考にするのはもちろん後者だ。前者は反面教師。
自分なりに単純化すると、原発は延命措置をしているだけで実はどうしていいか分からず、現場の人間に責任を転嫁して・・そこから先は対症療法のみ。海外からの処分を何より恐れており、それでも原発の存続を絶対に死守するつもりである。
何だろうか。この・・・執拗なほどの執念。いやいや執拗だからの執念か。自分にとっては太平洋戦争の頃のイメージだ。それか宗教団体。彼らが描くのは<絶対的な存在>だ。その象徴が違うだけか。政治家が死守する背景にある象徴は・・・これまで日本を牛耳ってきた支配側の企業・有力者すべてかもしれない。と思った。