このうち<マッドマックス2>が更に生まれ変わり、よりクッキリとした画質となった。驚いたのは、光と影の多用がまるで黒澤映画のようだったこと。ジョージ・ミラーの映画がその後これらにこだわってないということは、むしろメルギブの主張によるところが大きいのではないか。実際金曜ロードショーのインタビュー(ほぼ当時)で「(好きな映画は)カゲムシャ、カゲムシャ!」と述べている。実際監督業で<ブレイブハート>を撮影。<身代金>で黒澤映画を失敬リメイク。
注目すべきシナリオは、農民のような者らがマックスを信用せず・・・していたという細工。7人の侍の「農民はないない言うて何でもある」に通じる。
マックスを医師に置き換えると、自然と僻地の医師物語になってしまうのが不思議だ!近隣の病院から物品運びだしに成功。最期は、銀行・業者らに追っかけられるとでもいうのか。出てきたのはなんと不良債権。しかも無免許医師だった。
マックスは・・どうなったのか知らない。
注目すべきシナリオは、農民のような者らがマックスを信用せず・・・していたという細工。7人の侍の「農民はないない言うて何でもある」に通じる。
マックスを医師に置き換えると、自然と僻地の医師物語になってしまうのが不思議だ!近隣の病院から物品運びだしに成功。最期は、銀行・業者らに追っかけられるとでもいうのか。出てきたのはなんと不良債権。しかも無免許医師だった。
マックスは・・どうなったのか知らない。
ディスカッションをせよ
2013年8月31日 映画
はだしのゲンに関しての論争が絶えないが、時代が変わることで本・メディアの価値・見方が変動するのは宿命だ。ひょっとしたら、その議論そのものが重要かもしれない。そのディスカッションの姿勢が、真に重大な物事の解決になるかもしれないからだ。
医療のカンファレンスでも対立が続き、結局はどちらも譲らない。似たような勉強をしておいて、しかし全く異なる意見が出てくること自体が脅威だ。自分は、なぜこうも対立した意見が出るのかその発生過程まで追いかけている。
しかし、僕の周囲だけなのか・・・議論が続かない。いや彼らのメールのやり取りは活発らしい。ネットのあらゆるサイトで新鮮な意見を浴びている。ヨコの関係は立派に築いている。しかし、縦はどうだろうか。ディスカッションは横関係のようで、実は縦だ。横つながり重視ならそれは単なるトークに過ぎない。自分が正しい前提で、上からあえて相手(下)を負かし認めさす、言葉の応戦だ。
いやいや、ディスカッションはそれくらいの姿勢がいいんだよ。むしろ好戦的でないと。これは男の特権だ。ガールズはトークで十分だ。
結語:以上より、夫婦間でのディスカッションは忍容性に欠けるものであり、互いの予後を悪化させる可能性が示唆された。
以上!
医療のカンファレンスでも対立が続き、結局はどちらも譲らない。似たような勉強をしておいて、しかし全く異なる意見が出てくること自体が脅威だ。自分は、なぜこうも対立した意見が出るのかその発生過程まで追いかけている。
しかし、僕の周囲だけなのか・・・議論が続かない。いや彼らのメールのやり取りは活発らしい。ネットのあらゆるサイトで新鮮な意見を浴びている。ヨコの関係は立派に築いている。しかし、縦はどうだろうか。ディスカッションは横関係のようで、実は縦だ。横つながり重視ならそれは単なるトークに過ぎない。自分が正しい前提で、上からあえて相手(下)を負かし認めさす、言葉の応戦だ。
いやいや、ディスカッションはそれくらいの姿勢がいいんだよ。むしろ好戦的でないと。これは男の特権だ。ガールズはトークで十分だ。
結語:以上より、夫婦間でのディスカッションは忍容性に欠けるものであり、互いの予後を悪化させる可能性が示唆された。
以上!
奈良の一連の病院のニュースは、勤務医らにとって決して他人ごとではない。なにせ、経営側の自分勝手によって病院の存続が阻止されそうなのだ。まあ買い手は見つかるだろうが、乗り込み側は強気で残存スタッフを<見積もり>できる。あの山本病院の次の話題、というところか。
乗っ取りの模様は自分が小説として描写してきたが、実際はもっとスローリーで幼稚・残酷極まりないものだ。いっそ、クビ勧告されたほうがマシだ。というか、代わる時点その前で辞めるべき。
経営側が<看護基準>を欲張ったためにこうなった、というのが発端と思われる。基準を有利にするためには重症長期患者をコンスタントに集める必要があり、正看をかなり雇えるほどの体力(資金力)が必要だ。
と同時に急性期にスタンばった医師らを集める必要もあるが、そこは読みが浅かったのか・・循環器医療チームはあっという間に分散してしまった(不仲という噂)。
結果的に経営側が改ざんに走ったというわけだ。名乗りを上げた法人も、病院イメージがあまりに悪くなると、あるいは明らかな借金額それらに驚いて撤退してしまうのだ。
乗っ取りの模様は自分が小説として描写してきたが、実際はもっとスローリーで幼稚・残酷極まりないものだ。いっそ、クビ勧告されたほうがマシだ。というか、代わる時点その前で辞めるべき。
経営側が<看護基準>を欲張ったためにこうなった、というのが発端と思われる。基準を有利にするためには重症長期患者をコンスタントに集める必要があり、正看をかなり雇えるほどの体力(資金力)が必要だ。
と同時に急性期にスタンばった医師らを集める必要もあるが、そこは読みが浅かったのか・・循環器医療チームはあっという間に分散してしまった(不仲という噂)。
結果的に経営側が改ざんに走ったというわけだ。名乗りを上げた法人も、病院イメージがあまりに悪くなると、あるいは明らかな借金額それらに驚いて撤退してしまうのだ。
流行語大賞を取りそうな雰囲気だが、実際<倍返し>というのを実現するのは難しい。むしろ、返される(という恐怖の)可能性が高いのではないか?
たとえば、部下にいつしか下剋上されて自分の立場が弱くなったり、嫁に弱みを握られたり覚えられてたり・・・。<返し>のポテンシャルは、電位のように潜んでいるかもしれない。
仕事や家庭の安定を目指すなら、返しの寸前までの忍耐が要求される。返されそうだが、返されない。こちらも返しそうで、返さない。だが、社会で本当に敵対する場合は?相手の攻撃を迎え撃つべきか?
・・・いや。<鋭>には<鈍>を、<直>には<曲>を。<嫌>には<好>を。相手は予想外の反応にひるんでしまう。その不思議さにさいなまれる。
「先生。3ヶ月1回受診。わしの病気ちゃんと診てますか?」
「では週2日受診。マメに診させてもらいましょう!」
「あわわ。やっぱええですわ」
求められたらより求め返す!倍返しだ!
「先生。これ感謝の気持ちで現金ササッ」
「では、その倍額の現物を」
「そりゃいかんいかん」
もらったらより貢ぐ!
<恩返し>だ!
「こんなこともあろうかと、用意しておいた!」
ヤマトの危機を救う真田さんの、<倍>どころが<乗>返し!
たとえば、部下にいつしか下剋上されて自分の立場が弱くなったり、嫁に弱みを握られたり覚えられてたり・・・。<返し>のポテンシャルは、電位のように潜んでいるかもしれない。
仕事や家庭の安定を目指すなら、返しの寸前までの忍耐が要求される。返されそうだが、返されない。こちらも返しそうで、返さない。だが、社会で本当に敵対する場合は?相手の攻撃を迎え撃つべきか?
・・・いや。<鋭>には<鈍>を、<直>には<曲>を。<嫌>には<好>を。相手は予想外の反応にひるんでしまう。その不思議さにさいなまれる。
「先生。3ヶ月1回受診。わしの病気ちゃんと診てますか?」
「では週2日受診。マメに診させてもらいましょう!」
「あわわ。やっぱええですわ」
求められたらより求め返す!倍返しだ!
「先生。これ感謝の気持ちで現金ササッ」
「では、その倍額の現物を」
「そりゃいかんいかん」
もらったらより貢ぐ!
<恩返し>だ!
「こんなこともあろうかと、用意しておいた!」
ヤマトの危機を救う真田さんの、<倍>どころが<乗>返し!
大詰め<2199>もとうとう、最終話の公開。行こうと思ったが、なんと未完成部分ありのための短縮公開!したがって製品の同時発売もない。よって行くのは断念した。
最初のアナウンスが、最後の最後になって破たんしてしまったようだ。どう考えても、制作側サイドと現場との解離が原因と思われる。「進撃の巨人」に関しても所々<省略描写>みたいなのが散見されている。
病院でも経験することがある。制作側、つまり経営サイドは連日満床!で打って出る。しかし数・質ともに高度となると現場ではミスや人手不足が顕著となり、オーバーベッドへの攻防戦と化す。経営側は現場が分からないのでという理由で逃げ出し、現場は感情的になってくる。で、退職が一気に出たり病床が意図的に埋まらなくなる。
ドメルと沖田の会話
沖田医師「ドメル医師。もうこれで病床は一杯になった。医局員らも疲弊しておる。経営も大事だが・・・もうここらで、我々を自宅に帰していただけないだろうか?」
ドメル医師「・・・それはできん。沖田先生。あなたが自分を大事にしてきたように、我々も病院の命運をかけているのだ。私は深夜になっても、あなた方を病院から出させん!」
「おまえは当直医だろうがあああ!」
2199の現場でも、そんなことがあったのではないか。
最初のアナウンスが、最後の最後になって破たんしてしまったようだ。どう考えても、制作側サイドと現場との解離が原因と思われる。「進撃の巨人」に関しても所々<省略描写>みたいなのが散見されている。
病院でも経験することがある。制作側、つまり経営サイドは連日満床!で打って出る。しかし数・質ともに高度となると現場ではミスや人手不足が顕著となり、オーバーベッドへの攻防戦と化す。経営側は現場が分からないのでという理由で逃げ出し、現場は感情的になってくる。で、退職が一気に出たり病床が意図的に埋まらなくなる。
ドメルと沖田の会話
沖田医師「ドメル医師。もうこれで病床は一杯になった。医局員らも疲弊しておる。経営も大事だが・・・もうここらで、我々を自宅に帰していただけないだろうか?」
ドメル医師「・・・それはできん。沖田先生。あなたが自分を大事にしてきたように、我々も病院の命運をかけているのだ。私は深夜になっても、あなた方を病院から出させん!」
「おまえは当直医だろうがあああ!」
2199の現場でも、そんなことがあったのではないか。
ノバルティスから送られたバルタン星人が、大阪市大で統計管理を任せられ、フェアな実験と称しつつ自己の会社に有益なようにデータを導いた。ということか。フォッフォッフォッ・・・!
できあがったデータを医者らに発表させ、大阪市大の箔をつける。「だって医大の有名な先生がおっしゃるんですもん!」てな具合に。それで効果に疑問が出ても、「いや使うのはドクターですから」。現場ですから。ワタシら現場は知りませんし。そんな資格ないですし。卑怯だ。アムロっぽく言うと、まるで会議室ビデオの東電の幹部じゃないか。
「そのグラフ、有意差あんの?」とかオンラインでディスカッションしてたのか?
「ああもうディオバンやばいから、エックスフォージに組み込んでエックス。はやいとこ。ディオ消えちゃうからもう」
いえ患者様の役に立つなら、それが何よりの幸せ・・・?お前らは、まさしく笑うセールスマンだ。フォッ、フォ・・・?やはりバルタンの仲間か。
できあがったデータを医者らに発表させ、大阪市大の箔をつける。「だって医大の有名な先生がおっしゃるんですもん!」てな具合に。それで効果に疑問が出ても、「いや使うのはドクターですから」。現場ですから。ワタシら現場は知りませんし。そんな資格ないですし。卑怯だ。アムロっぽく言うと、まるで会議室ビデオの東電の幹部じゃないか。
「そのグラフ、有意差あんの?」とかオンラインでディスカッションしてたのか?
「ああもうディオバンやばいから、エックスフォージに組み込んでエックス。はやいとこ。ディオ消えちゃうからもう」
いえ患者様の役に立つなら、それが何よりの幸せ・・・?お前らは、まさしく笑うセールスマンだ。フォッ、フォ・・・?やはりバルタンの仲間か。
日本のニュースばかり見ていると日本近海、いや福島近海での出来事のように思える(ようにメディアが流す)が、他国ではもっと大きなスケールで捉えている。のは当然で、これは日本の国土がいかに小さい割にどれだけ(原発事故が)他国に迷惑をかけているか・・・そうだ。こういった記事で載っている。
http://jeromiewilliams.com/2013/04/12/holy-fukushima-radiation-from-japan-is-already-killing-north-americans/
この上の地図だけでインパクトがある。見づらいながらも、これではとても九十九里浜なんて泳げたものではない。下の方の予測図では、来年に北アメリカに到達する。産業への規模は甚大だ。
下手したら、戦争を仕掛けられても不思議でない。
ジェニファー・ローレンスはどちらかというと、一昔前の田舎のむくんだ少女の顔をしている。ホッペがむくみがちで目が小さく鋭いが、笑うとイキイキしてギャップ的な魅力が増す。しかし、デニーロを黙らせるほどの早口、説得力(声がデミムーアみたいなのが気になりますが)!その用意周到さ!まいりました!
吐き捨てるような言葉ののちに、目を細めて終始するキーラ・ナイトレイがどこか病的なのと対照的だ。
理想の女性像が一巡して、正統派に戻ってきたということか?
70年代:サリー・フィールドなど・・・快活
80年代:キャサリン・ターナーなど・・・優雅
90年代:シャロンストーンなど・・・妖絶
00年代:キャメロンディアスなど・・・ファッション性重視
10年代:ジェニファーローレンスなど・・・健康的
吐き捨てるような言葉ののちに、目を細めて終始するキーラ・ナイトレイがどこか病的なのと対照的だ。
理想の女性像が一巡して、正統派に戻ってきたということか?
70年代:サリー・フィールドなど・・・快活
80年代:キャサリン・ターナーなど・・・優雅
90年代:シャロンストーンなど・・・妖絶
00年代:キャメロンディアスなど・・・ファッション性重視
10年代:ジェニファーローレンスなど・・・健康的
事なきよりも、異なれ・・・!
2013年8月21日 時事ニュース
高齢の方々で実際に貧しい人も多いだろうが、若者世代の将来がこれだけ絶望的ならばやむを得ない策だ。自民党も選挙後だから、満を持して取り組むつもりだろう。開業医は大打撃を被るが、真価が問われる機会でもある。淘汰の時代になる。
しょせん搾取というものが形を変えてやってきただけのことで、いちいち驚いてはいられない。むしろいろんな想定をしておかないといけない。当然と思っていたことは、実は目を付けられている。教訓とするしかない。それで周囲と差をつけれるかもしれない。
ネットのコメント欄では同じ意見で埋め尽くされて安心作用があるが、現場では誰でも個人だ。自分は周囲と同じ意見か?それで安心か?だとしたら、それは実は安易で危険なものかもしれない。
しょせん搾取というものが形を変えてやってきただけのことで、いちいち驚いてはいられない。むしろいろんな想定をしておかないといけない。当然と思っていたことは、実は目を付けられている。教訓とするしかない。それで周囲と差をつけれるかもしれない。
ネットのコメント欄では同じ意見で埋め尽くされて安心作用があるが、現場では誰でも個人だ。自分は周囲と同じ意見か?それで安心か?だとしたら、それは実は安易で危険なものかもしれない。
非常勤先の病院をいくつも掛け持ちしたりする医師が増えているが、別にそれが悪いことは全然ない。ただ、最近みられる罠として注しておきたいことがある。
病院経営がどこも厳しくなってきて、さらに監査が入る。つぶれる病院には自ずと順番みたいなものがあるんだが、やはり人員不足が一番ごまかしようのないネックとなる。いやしかしそれへの対策もなくはない。
たとえば医局で医師の数が患者あたりでどうも足りないのに、なぜか運営面で問題になってないケースをみることがある。これは架空の医師による埋め合わせだ。よそで働いている医師の名を借りるケース(経営の身内が多い)、もう1つは・・・非常勤を常勤として(書類上)お借りするケースだ。
中でも非常勤医師の一時常勤化というのは稀ではない。1回こっきりのスポット勤務でも非常勤だから、利用できる。要はどうやってそれだけの医師、履歴書を集めれるかどうかだ。集めるためには、「今後お願いできれば」と1回のみ魅力的なコストで釣るときだ。履歴書が届いて勤務したことになれば、2回目からは断るだけで済む。
悪質だと思うが、役人が目を伏せている事実の1つだ。
日本だけに限らないが、建築や器具など一連のものが消耗してきても、なかなか交換もしてくれない。医療でも見かける問題だ。新たなリフォームに伴う高い手数料なども背景にあるものと思われる。最初の投資は鳴物入りだったものの、いざ交換・修理となると財政が動かない。今回の事故も、そういった背景があるような気がしてならない。
前にも指摘したが、祭りの露店はヤクザの運営許可があってはじめて成り立っている。影響力の強いところだけが場所を勝ち取る。テキヤは末端の末端で、それなりの低いインテリジェンス層が仕事している。
日本で抗争があまりみられないのは、それらの力関係がある意味均衡していることを意味する。
だから、終戦後だからといって今の平和を表面的に受け取るべきではない。
前にも指摘したが、祭りの露店はヤクザの運営許可があってはじめて成り立っている。影響力の強いところだけが場所を勝ち取る。テキヤは末端の末端で、それなりの低いインテリジェンス層が仕事している。
日本で抗争があまりみられないのは、それらの力関係がある意味均衡していることを意味する。
だから、終戦後だからといって今の平和を表面的に受け取るべきではない。
まずは身内を助けなきゃ
2013年8月11日 音楽
日本へ国民への情報伝達がこれだけ遅いと、パニックはどんな情報から発して訪れるのか・・・。そして、その情報をいちはやく手に入れるには?さっぱり分からん。
そう考えていると、車のガソリンは常に補てんしてたほうが良さそうだし整備も重要だし、ある程度の現物・備蓄は持っておきたい。現金もある程度は常に持っておかないと。それと・・・身内との<もしも>会議だ(集合場所など)。
情報麻痺なら手の打ちようがないが、ある程度連絡可能で補給も何とかなるのなら、人的パイプラインの活用が重要になる。流通が円滑になる。ふだん仲が悪かったり疎遠だと、いざというとき助けてはくれない。
そう考えると、盆明けの差し入れはぬかりなく・・・。あまり当たらぬ予言だが、近々何かありそうな気がしてならんのだ。
そう考えていると、車のガソリンは常に補てんしてたほうが良さそうだし整備も重要だし、ある程度の現物・備蓄は持っておきたい。現金もある程度は常に持っておかないと。それと・・・身内との<もしも>会議だ(集合場所など)。
情報麻痺なら手の打ちようがないが、ある程度連絡可能で補給も何とかなるのなら、人的パイプラインの活用が重要になる。流通が円滑になる。ふだん仲が悪かったり疎遠だと、いざというとき助けてはくれない。
そう考えると、盆明けの差し入れはぬかりなく・・・。あまり当たらぬ予言だが、近々何かありそうな気がしてならんのだ。
見えないものだけに・・・
2013年8月11日 時事ニュース
大阪の大手スーパーを何軒か見てきたが、茨城、山形、山梨の野菜が目立つ。子を持つ母親の身になれば、とても買うわけにはいかないだろう。実際、どこもいつもより売れ残りが多い。最近では長野産が増えているようで・・・。正直、それより西なら買うのだが。
東京の友人の話では、むしろ西日本の野菜で充実しているという。業界人から聞いた実情としては、関西人は「まぁええやん」という感覚で買ってくれる期待があるのだという。なお福島ではスーパーで買った野菜を逐一無料で線量チェックしてくれる所がある。
実家(西日本)の無農薬野菜を送ってもらった。いかにスーパーのがそれ用に作られたものかがよく分かる。しかし、その分持ちは悪かった。
知ってのとおり、放射能は体に居残り居残るほどDNAを傷つけ続け、しかもそれは確実に遺伝する。目に見えないだけに、田舎者には余計理解しにくい。しかも物売り業者には邪魔な話だ。早めの離乳食がアトピー発症に関係する情報も、いまだ無視され続けているのもわかる。
せめて関西人は、その持ち味(まぁええやん)を利用されないように注意されたし。
追記)福島の多くの農家が長野の運送業者と契約した結果(福島産→長野産)、という噂もある。
東京の友人の話では、むしろ西日本の野菜で充実しているという。業界人から聞いた実情としては、関西人は「まぁええやん」という感覚で買ってくれる期待があるのだという。なお福島ではスーパーで買った野菜を逐一無料で線量チェックしてくれる所がある。
実家(西日本)の無農薬野菜を送ってもらった。いかにスーパーのがそれ用に作られたものかがよく分かる。しかし、その分持ちは悪かった。
知ってのとおり、放射能は体に居残り居残るほどDNAを傷つけ続け、しかもそれは確実に遺伝する。目に見えないだけに、田舎者には余計理解しにくい。しかも物売り業者には邪魔な話だ。早めの離乳食がアトピー発症に関係する情報も、いまだ無視され続けているのもわかる。
せめて関西人は、その持ち味(まぁええやん)を利用されないように注意されたし。
追記)福島の多くの農家が長野の運送業者と契約した結果(福島産→長野産)、という噂もある。
職場のナースどもがよく話すことだが、たまにはお姫様扱いして欲しいという願望が女にはあるらしい。それは褒め言葉であったりプレゼントだという。思っているだけ、というのは反則のようだ。
いやいや、これは学生のとき思い知ったことだ。サークルで好きな子がいたとする。なんとなく接近しそうな位置にはいても、強引なアクションがなければ誰かに取られてしまう。その女は数年後、ある言い訳をする。「そうなら、そう言ってくれたらよかったのに」。言い換えれば「誘ってくれたらついて行ったのに」。確かな行動を、女は求めていたのか・・・!
まあでも確かに結婚したらそのうちオナラは出るし、遠慮もなくなる。しんどいしんどい、ため息も出る。真剣な相談ほどケンカになりがちに。避けるため第3者の話題。芸能人や他人の噂話になる。そのうち村社会になる。のは避けたい。
だからどうすれば、と考えたが・・・まああれだ。そのうちそのうち、と言ってたことを1つずつ実現していこう。
僕は、患者や家族や、とにかく病院に来てくれる人々に敬意を表する。実際、そんな言葉も出てしまう。「ありがとう!」といったテレビのようなさわやかなものでは決してなく、どことなく伏し目がちで内気なものだ。しかし伝えずにはいられない。
外来患者では(こんな暑いのに来てくれて)ありがとう、(こんなに待ってくれて)ありがとう、(仕事犠牲にして予定組んでくれて)ありがとう。
入院患者では(プラン通りに従ってくれて)ありがとう、(入院延長に協力してくれて)ありがとう、(そんな苦痛を我慢していたなんて)ありがとう。
患者家族では(駅でおみやげまで買ってくれて)ありがとう、(約束通り来てくれて)ありがとう、(ずっと付き添ってくれて)ありがとう。
しかし、それでもあちら側もそれをも超えて感謝してくれたりもする。(ずっと主治医でいてくれて)ありがとう。(病気を早めに見つけてくれて)ありがとう。(家に帰らせてくれて)ありがとう。
だが自分が最も感動して言葉すら失ったのはこれ。
「小学生の息子の参観日に行かせていただいて、ありがとう」。この患者さんは間もなく亡くなってしまった。それなのに、今も自分はつい自分のことから考えている。周囲への怒りに支配されつつ視野が狭くなる。まだまだだと痛感する。
ところで君は、先がないと分かったとき。感謝の言葉まで浮かぶだろうか。なら、いま何に感謝すべきか見直すといい。
外来患者では(こんな暑いのに来てくれて)ありがとう、(こんなに待ってくれて)ありがとう、(仕事犠牲にして予定組んでくれて)ありがとう。
入院患者では(プラン通りに従ってくれて)ありがとう、(入院延長に協力してくれて)ありがとう、(そんな苦痛を我慢していたなんて)ありがとう。
患者家族では(駅でおみやげまで買ってくれて)ありがとう、(約束通り来てくれて)ありがとう、(ずっと付き添ってくれて)ありがとう。
しかし、それでもあちら側もそれをも超えて感謝してくれたりもする。(ずっと主治医でいてくれて)ありがとう。(病気を早めに見つけてくれて)ありがとう。(家に帰らせてくれて)ありがとう。
だが自分が最も感動して言葉すら失ったのはこれ。
「小学生の息子の参観日に行かせていただいて、ありがとう」。この患者さんは間もなく亡くなってしまった。それなのに、今も自分はつい自分のことから考えている。周囲への怒りに支配されつつ視野が狭くなる。まだまだだと痛感する。
ところで君は、先がないと分かったとき。感謝の言葉まで浮かぶだろうか。なら、いま何に感謝すべきか見直すといい。
もちっとNo.1の意について
2013年8月10日 連載医師は20代ではその童貞っぽさが大事。30代では熱意が大事。しかし40代で人任せ・・というコースを選んではいけない。さっきも言ったが、あくまでアンチNo.1だ。No.1は制御できない。覚えておくように。
人任せすればするほど現場はやってくれるようになるが、その分現場はあなたの人当たりなどばかりを気にするようになる。彼らの話題は君の技術などではなく、あなたの機嫌。それだけだ。
「今日、先生どうだった?」「怒ってたよ」「挨拶、無視された」「笑ってた」現場から離れたら、こんなだ。すると周囲はそれを逆にコントロールするようになり・・・
「あ、先生もう帰る時間だな」「よし帰ったぞ!っしゃあ!」「あすは不在だヤッホー!」
いやいや、嫌われるとかそういうのではない。学校の「今日は自習!」あの緊張からの解放感だ。ギャップからもたらされる一種の快楽だ。No.1はどんないい人がなったとしても、行きつく先はある意味ギャップ・メーカーなのだ。なので、経営側にはto be or not to beの立場でしかない、ということだ。
病院経営を見ていたら、その垂れ流しぶりは明らかだ。患者側が1~3割負担としても、その残りを国が払ってくれているんだから。それで病院が得た金は、銀行の圧力によってほとんど貯められることなく次の事業に使われる。病院は借金したままでいることが宿命だ。
経営者やその一族も、実情は厳しいものがある。前にも言ったが、彼らは土地・マンションなどの現金でない資産を多数抱えており・・・相続の時、これを継ぐ者はそれに伴う税金を即座に払う必要に迫られる。最近では相続拒否のために病院の後継ぎを断るケースも増えている。すると病院は売りに出される。買い手は冷静に人員配置を行い、各部署のヘッドは邪魔なため挿げ替えの用意に入る。
僕らは何度も話し合ってきた。挿げ替えは残酷だ。生かしつつ終局へと向かわせる。まさにそれまでの過程を管理する。ある日告げる。「降格処分」・・・。たいていは、下げられた給与と支えれないプライドに押され、辞めることになる。
これまた何の話か分からなくなったが、君ら。ナンバー2でいろ。そういうことだ。
経営者やその一族も、実情は厳しいものがある。前にも言ったが、彼らは土地・マンションなどの現金でない資産を多数抱えており・・・相続の時、これを継ぐ者はそれに伴う税金を即座に払う必要に迫られる。最近では相続拒否のために病院の後継ぎを断るケースも増えている。すると病院は売りに出される。買い手は冷静に人員配置を行い、各部署のヘッドは邪魔なため挿げ替えの用意に入る。
僕らは何度も話し合ってきた。挿げ替えは残酷だ。生かしつつ終局へと向かわせる。まさにそれまでの過程を管理する。ある日告げる。「降格処分」・・・。たいていは、下げられた給与と支えれないプライドに押され、辞めることになる。
これまた何の話か分からなくなったが、君ら。ナンバー2でいろ。そういうことだ。
暑いのか、熱いのか、もはやどっちでもいい!毎日が続いている。暑いから、冷房をつける。プールで泳ぐ。アイスを食べる。しかしそれでは、俗世間そのままだ。考え方まで、皆と同じになる。
よしここは逆説的に考えて、自転車で出かけてみた。一瞬、後悔。だがこれも代謝と思えば、苦あれば楽ありの前半部。どこで引き返すか・・・?迷いを感じつつ走る。結婚して自由時間もそんなにはない。だが、その限定された時間内にどれだけ自由を謳歌するか、というのも密かな楽しみだ。
僕の周囲医師の大部分は(妻に対して)オープンにしすぎて、もはや電車の乗り降り時間まで管理されている。晩のおかずまで買わされている始末だ。帰ったらなぜか来る(妻の)両親との付き合い。もはや、彼らはマゾ友どうしで仲良くするがよい。
自転車のコースは、中央区から北上して伊丹空港へ向かうコース、あるいは東大阪の生駒で引き返すコース、南方は大和川で折り返し。西は舞州がお勧めだ。そうだ。この舞州はだだっ広いゴーストタウンのようなところで、橋に登るまでのらせん階段が地獄だ。ここを、途中足もつけずに登りきる。あとで飲むコーラの旨さといったら!
すると、そこは「ニューヨーク1997」「デスレース」の世界だ!
よしここは逆説的に考えて、自転車で出かけてみた。一瞬、後悔。だがこれも代謝と思えば、苦あれば楽ありの前半部。どこで引き返すか・・・?迷いを感じつつ走る。結婚して自由時間もそんなにはない。だが、その限定された時間内にどれだけ自由を謳歌するか、というのも密かな楽しみだ。
僕の周囲医師の大部分は(妻に対して)オープンにしすぎて、もはや電車の乗り降り時間まで管理されている。晩のおかずまで買わされている始末だ。帰ったらなぜか来る(妻の)両親との付き合い。もはや、彼らはマゾ友どうしで仲良くするがよい。
自転車のコースは、中央区から北上して伊丹空港へ向かうコース、あるいは東大阪の生駒で引き返すコース、南方は大和川で折り返し。西は舞州がお勧めだ。そうだ。この舞州はだだっ広いゴーストタウンのようなところで、橋に登るまでのらせん階段が地獄だ。ここを、途中足もつけずに登りきる。あとで飲むコーラの旨さといったら!
すると、そこは「ニューヨーク1997」「デスレース」の世界だ!
<進撃の巨人>の設定が気に入っている。敵は圧倒的。これはどう考えても負け戦になるが、やるしかない。だが負けることは考えない・・!という(本来の)野党的な意気込みが伝わってくる。どことなくカイジ的な不屈の精神だ。しかし先ほどまで燃え上がっていたはずの闘志が、一寸先の恐怖によって虚しく消えてしまう。その描写は必見だ。
余談だが、女性キャラというのはどうも型にはまるしかないようだ。綾波レイ系(秀才)、ノーテンキ系(陽気)、読書系(地味で淡々)がパターンのように出そろってしまう。いやこれこそ女医らの型にもあってるのだ。
主題歌がガクト風で、なかなか盛り上げてくれる。カラオケでも臨場感ありそうだが、知ってるのが1人だけだとおそらくツライ。
自分が田舎に戻されてからの絶望的な戦い(仕事)を描いた話はまだ製作途中だが、自分にとっての巨人は?・・・確実に迫りくる、僻地医療の崩壊だ。何が崩壊させるのか?体制か?むしろ正義を掲げる偽善者か?そもそもそこらの住人たちなのか?
テーマは「どこまで疑えばいいのか」。
余談だが、女性キャラというのはどうも型にはまるしかないようだ。綾波レイ系(秀才)、ノーテンキ系(陽気)、読書系(地味で淡々)がパターンのように出そろってしまう。いやこれこそ女医らの型にもあってるのだ。
主題歌がガクト風で、なかなか盛り上げてくれる。カラオケでも臨場感ありそうだが、知ってるのが1人だけだとおそらくツライ。
自分が田舎に戻されてからの絶望的な戦い(仕事)を描いた話はまだ製作途中だが、自分にとっての巨人は?・・・確実に迫りくる、僻地医療の崩壊だ。何が崩壊させるのか?体制か?むしろ正義を掲げる偽善者か?そもそもそこらの住人たちなのか?
テーマは「どこまで疑えばいいのか」。
まだまだ、<ネバルデス>か・・・?
2013年8月1日 時事ニュース
薬剤の講演会・パンフレット類は「商品」をより多く売れるために計算・許可されたものであり、それは家電製品などあらゆるものにもあてはまる。しかし薬剤は食品同様、人体を通るものだ。粉飾の功罪は大きい。
薬剤のPRが過剰になってきたと思われたのが、世紀末頃に流行したEBMだ。大規模試験で有効と思われたものを挙げ、たとえ有効でないデータでも「忍容性が高い」とか「遜色ない」など巧妙に褒めたたえる。質問しようなら鉄壁の防御が働く。インターネットによるパッケージ化が進んだ。そこがまた理系好きの医師の脳と親和した。EBMはそれ自体が本にまでされ、専門医試験などの大きなヤマだった。
なおそれが顕著に表れだしたのが高血圧ではARB以降、糖尿病ではDPP4以降・・・抗血栓薬も抗生剤も全てにおいて(売れるためには)新たなコンセプトが求められるということだ。業界は常に新しいものを売らねばいけないわけで、同じ薬を永久に使ってもらうようでは困るのだ(ゾロ品台頭の10年後危機)。ところが説明会では「長期予後」とか言っている。
それにしても、いまだノバルティスだけなのが腑に落ちない。そろそろ他の外資系などが槍玉にあげられるタイミングではなかろうか・・・?
薬剤のPRが過剰になってきたと思われたのが、世紀末頃に流行したEBMだ。大規模試験で有効と思われたものを挙げ、たとえ有効でないデータでも「忍容性が高い」とか「遜色ない」など巧妙に褒めたたえる。質問しようなら鉄壁の防御が働く。インターネットによるパッケージ化が進んだ。そこがまた理系好きの医師の脳と親和した。EBMはそれ自体が本にまでされ、専門医試験などの大きなヤマだった。
なおそれが顕著に表れだしたのが高血圧ではARB以降、糖尿病ではDPP4以降・・・抗血栓薬も抗生剤も全てにおいて(売れるためには)新たなコンセプトが求められるということだ。業界は常に新しいものを売らねばいけないわけで、同じ薬を永久に使ってもらうようでは困るのだ(ゾロ品台頭の10年後危機)。ところが説明会では「長期予後」とか言っている。
それにしても、いまだノバルティスだけなのが腑に落ちない。そろそろ他の外資系などが槍玉にあげられるタイミングではなかろうか・・・?