特筆すべきは、イーサン・ホークの劣化ぶりだ。ビジュアルでなく、そのだらしなさ具合がうまい。苛立たせる笑顔にかけては、彼の右に出る者ナシ。
男はどうしても、だらしなくなっていく。記憶も曖昧で、要はアバウトだ。なんとなく、といった生き方に安住する。しかし女性は異なる。しっかりとした目標を持ってきて、しかも子供ができるとまるで変わる。つねに要求は具体的で、愛に関しても明白な表現を求めてくる。
しかし男は愛の定義さえも曖昧で、ついつい外で浮気したりもする。女はついに秘めたる感情を爆発させる。しかし・・・。
クレジットが過ぎ、観ている僕らは気づく。はて私たちは、憎しみ合ううちにも果たして許しあっているだろうか・・・?それも同時に。
この両立が、難しい。
THE FUGITIVE
2013年10月6日 映画
「逃亡者」、主役は医師で相手は製薬会社・・・?いやいや、そこまで巨大な話にまでならないのはスケール不足か。と、現代の色眼鏡ではそう思ってしまう。裏の裏に、いやその裏に!とまで疑ってしまう。
ジェリー・ゴールドスミスの音楽が常に脳を刺激する。自分が好きな場面はトミー・リーが親指を立てたとたんヘリ音、音楽が同時に始まり、短いカットでハリソンフォードとヘリが交互に映り、音楽がそれこそトフォフォフォフォタン!フォフォフォタン!フォフォフォタン!と盛り上げ無線が鳴り、右上方にヘリ(たぶん合成)が飛び左のトンネルに救急車が入り・・・ここまでの編集が非常に上手い。
アメリカの医者は、こんな優雅な生活してるのか・・・!と思うほどの豪勢な暮らしぶり。実際、大使館でやる学会などに参加するとそれはもう、富・・とみ・・、トミー・リー。
とにかく、当時のトミー・リーのスマートさには脱帽したい。ああいうデキる大人ってのは、いい。いや演技なんだが。いやいや、医師も演技だよ。
ジェリー・ゴールドスミスの音楽が常に脳を刺激する。自分が好きな場面はトミー・リーが親指を立てたとたんヘリ音、音楽が同時に始まり、短いカットでハリソンフォードとヘリが交互に映り、音楽がそれこそトフォフォフォフォタン!フォフォフォタン!フォフォフォタン!と盛り上げ無線が鳴り、右上方にヘリ(たぶん合成)が飛び左のトンネルに救急車が入り・・・ここまでの編集が非常に上手い。
アメリカの医者は、こんな優雅な生活してるのか・・・!と思うほどの豪勢な暮らしぶり。実際、大使館でやる学会などに参加するとそれはもう、富・・とみ・・、トミー・リー。
とにかく、当時のトミー・リーのスマートさには脱帽したい。ああいうデキる大人ってのは、いい。いや演技なんだが。いやいや、医師も演技だよ。
ヤマト・新たなる旅立ち
2013年9月7日 映画ゴルバの音楽を口で歌えたら、そいつはバリバリ40代。チャーッチャチャーッチャピピィキュイインキュイイン・・・チャーッチャチャーッチャピピィキュイインキュイイン・・・
チャチャチャチャ!加藤茶!杜仲茶!
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
当時はビデオがなく、この放送を逃してしまったら一大事!という緊張の中、完全チャンネル防衛で鑑賞した。のを覚えている。
小学生の時に不満だったのが、プレアデスを破動砲で撃破したあとゴルバをさぁどうやって撃沈するか・・・と思いきや!ああ、そう来たか!このときは非常に空振り感が強かった。
だが今鑑賞すると、自分の感情移入はむしろ大和川、いやヤマト側でなくデスラー・・でもなく、古代守側のほうに没入していた。というか、夫婦側(笑)。自分達の生活区域が危なくなり助けに来た弟に対し、「すまんが帰ってくれ」という配慮が妙に意味深だ。
「田舎に帰れ、というお前の気持ちは分かる。しかし都会の便利さを知った今、田舎での二世帯住宅は俺たちにとって重荷なのだ」と太一郎。
イスカンダルの海での戦いが斬新、以前活躍が乏しかった三段空母が何台も!なお、この実戦で活躍したはずの北野・坂本はその後の続編で外されている。あ勤務評定が厳しかったからか。パンツマラソンへの腹いせか。
松本零士がそのまま作っていたら、古代守は(彼独自の設定どおりに)キャプテン・ハーロックとして登場させていたのではないか?しかし、なぜ今頃キャプテンハーロックの実写化なのか?ヤマト同様、華僑や○島勢力が動いたのか?それに伴うマージンが、おいしいのだろうか?
こうなると<999>も、時間の問題なんだろう・・・。そこでまたアイドルのハーロックか。エメラルダスは壇蜜で何を「出す」とか何とか。ああ・・・。
彼の作り出す作品は常に周囲を影響し続けた。それでいて、常に新しいもの。大衆の望む方向に考えなかった。が、認めさせた。これはなかなか、できることではない。もちろん参考にした作品などは多数あっただろうが、それはオリジナルの開花のため。
僕らも情報が欲しくて本を読んだり、人の話を聴いたりする。しかしそれを果たしてモノにして新しいものに生かせたかどうか。これだけ蔵書や資料を持っててHPで足跡があってアクセス数がなんぼあって、だから、だから。それで自分が何も変わってないのなら、耳に念仏の、その馬といっしょなんだろう。
誰でも、自分のこれまでの時代をいくつかに区切れる。その節目節目において、その時代の完成度はどうか。僕のこれまでをジブリ風に流すと・・
「おぼひでポリクリ」
「医師の倍返し」←部下が出世し倍返し
「くれないの・・金」←以前の大学病院
「借り暮らしの研修デイ」
「ケモ延期」
「メシをすませば」←というか、メシをすましたと思ったらすぐ仕事
「帰るの?早くしろ!」←帰らず仕事させられた思い出
「平成医局合戦インビボ」←医局同士でビボ実験争い
「架空の名義バレタ」
「おののき女医(ひめ)」←しばらく働かなかった女医が姿を現す・・・
「謎の搬送便」←紹介状もない他院からの非常識な搬送
「ほう?行けよ隣の山田郡」←僻地へ飛ばす話
僕らも情報が欲しくて本を読んだり、人の話を聴いたりする。しかしそれを果たしてモノにして新しいものに生かせたかどうか。これだけ蔵書や資料を持っててHPで足跡があってアクセス数がなんぼあって、だから、だから。それで自分が何も変わってないのなら、耳に念仏の、その馬といっしょなんだろう。
誰でも、自分のこれまでの時代をいくつかに区切れる。その節目節目において、その時代の完成度はどうか。僕のこれまでをジブリ風に流すと・・
「おぼひでポリクリ」
「医師の倍返し」←部下が出世し倍返し
「くれないの・・金」←以前の大学病院
「借り暮らしの研修デイ」
「ケモ延期」
「メシをすませば」←というか、メシをすましたと思ったらすぐ仕事
「帰るの?早くしろ!」←帰らず仕事させられた思い出
「平成医局合戦インビボ」←医局同士でビボ実験争い
「架空の名義バレタ」
「おののき女医(ひめ)」←しばらく働かなかった女医が姿を現す・・・
「謎の搬送便」←紹介状もない他院からの非常識な搬送
「ほう?行けよ隣の山田郡」←僻地へ飛ばす話
このうち<マッドマックス2>が更に生まれ変わり、よりクッキリとした画質となった。驚いたのは、光と影の多用がまるで黒澤映画のようだったこと。ジョージ・ミラーの映画がその後これらにこだわってないということは、むしろメルギブの主張によるところが大きいのではないか。実際金曜ロードショーのインタビュー(ほぼ当時)で「(好きな映画は)カゲムシャ、カゲムシャ!」と述べている。実際監督業で<ブレイブハート>を撮影。<身代金>で黒澤映画を失敬リメイク。
注目すべきシナリオは、農民のような者らがマックスを信用せず・・・していたという細工。7人の侍の「農民はないない言うて何でもある」に通じる。
マックスを医師に置き換えると、自然と僻地の医師物語になってしまうのが不思議だ!近隣の病院から物品運びだしに成功。最期は、銀行・業者らに追っかけられるとでもいうのか。出てきたのはなんと不良債権。しかも無免許医師だった。
マックスは・・どうなったのか知らない。
注目すべきシナリオは、農民のような者らがマックスを信用せず・・・していたという細工。7人の侍の「農民はないない言うて何でもある」に通じる。
マックスを医師に置き換えると、自然と僻地の医師物語になってしまうのが不思議だ!近隣の病院から物品運びだしに成功。最期は、銀行・業者らに追っかけられるとでもいうのか。出てきたのはなんと不良債権。しかも無免許医師だった。
マックスは・・どうなったのか知らない。
ディスカッションをせよ
2013年8月31日 映画
はだしのゲンに関しての論争が絶えないが、時代が変わることで本・メディアの価値・見方が変動するのは宿命だ。ひょっとしたら、その議論そのものが重要かもしれない。そのディスカッションの姿勢が、真に重大な物事の解決になるかもしれないからだ。
医療のカンファレンスでも対立が続き、結局はどちらも譲らない。似たような勉強をしておいて、しかし全く異なる意見が出てくること自体が脅威だ。自分は、なぜこうも対立した意見が出るのかその発生過程まで追いかけている。
しかし、僕の周囲だけなのか・・・議論が続かない。いや彼らのメールのやり取りは活発らしい。ネットのあらゆるサイトで新鮮な意見を浴びている。ヨコの関係は立派に築いている。しかし、縦はどうだろうか。ディスカッションは横関係のようで、実は縦だ。横つながり重視ならそれは単なるトークに過ぎない。自分が正しい前提で、上からあえて相手(下)を負かし認めさす、言葉の応戦だ。
いやいや、ディスカッションはそれくらいの姿勢がいいんだよ。むしろ好戦的でないと。これは男の特権だ。ガールズはトークで十分だ。
結語:以上より、夫婦間でのディスカッションは忍容性に欠けるものであり、互いの予後を悪化させる可能性が示唆された。
以上!
医療のカンファレンスでも対立が続き、結局はどちらも譲らない。似たような勉強をしておいて、しかし全く異なる意見が出てくること自体が脅威だ。自分は、なぜこうも対立した意見が出るのかその発生過程まで追いかけている。
しかし、僕の周囲だけなのか・・・議論が続かない。いや彼らのメールのやり取りは活発らしい。ネットのあらゆるサイトで新鮮な意見を浴びている。ヨコの関係は立派に築いている。しかし、縦はどうだろうか。ディスカッションは横関係のようで、実は縦だ。横つながり重視ならそれは単なるトークに過ぎない。自分が正しい前提で、上からあえて相手(下)を負かし認めさす、言葉の応戦だ。
いやいや、ディスカッションはそれくらいの姿勢がいいんだよ。むしろ好戦的でないと。これは男の特権だ。ガールズはトークで十分だ。
結語:以上より、夫婦間でのディスカッションは忍容性に欠けるものであり、互いの予後を悪化させる可能性が示唆された。
以上!
大詰め<2199>もとうとう、最終話の公開。行こうと思ったが、なんと未完成部分ありのための短縮公開!したがって製品の同時発売もない。よって行くのは断念した。
最初のアナウンスが、最後の最後になって破たんしてしまったようだ。どう考えても、制作側サイドと現場との解離が原因と思われる。「進撃の巨人」に関しても所々<省略描写>みたいなのが散見されている。
病院でも経験することがある。制作側、つまり経営サイドは連日満床!で打って出る。しかし数・質ともに高度となると現場ではミスや人手不足が顕著となり、オーバーベッドへの攻防戦と化す。経営側は現場が分からないのでという理由で逃げ出し、現場は感情的になってくる。で、退職が一気に出たり病床が意図的に埋まらなくなる。
ドメルと沖田の会話
沖田医師「ドメル医師。もうこれで病床は一杯になった。医局員らも疲弊しておる。経営も大事だが・・・もうここらで、我々を自宅に帰していただけないだろうか?」
ドメル医師「・・・それはできん。沖田先生。あなたが自分を大事にしてきたように、我々も病院の命運をかけているのだ。私は深夜になっても、あなた方を病院から出させん!」
「おまえは当直医だろうがあああ!」
2199の現場でも、そんなことがあったのではないか。
最初のアナウンスが、最後の最後になって破たんしてしまったようだ。どう考えても、制作側サイドと現場との解離が原因と思われる。「進撃の巨人」に関しても所々<省略描写>みたいなのが散見されている。
病院でも経験することがある。制作側、つまり経営サイドは連日満床!で打って出る。しかし数・質ともに高度となると現場ではミスや人手不足が顕著となり、オーバーベッドへの攻防戦と化す。経営側は現場が分からないのでという理由で逃げ出し、現場は感情的になってくる。で、退職が一気に出たり病床が意図的に埋まらなくなる。
ドメルと沖田の会話
沖田医師「ドメル医師。もうこれで病床は一杯になった。医局員らも疲弊しておる。経営も大事だが・・・もうここらで、我々を自宅に帰していただけないだろうか?」
ドメル医師「・・・それはできん。沖田先生。あなたが自分を大事にしてきたように、我々も病院の命運をかけているのだ。私は深夜になっても、あなた方を病院から出させん!」
「おまえは当直医だろうがあああ!」
2199の現場でも、そんなことがあったのではないか。
ジェニファー・ローレンスはどちらかというと、一昔前の田舎のむくんだ少女の顔をしている。ホッペがむくみがちで目が小さく鋭いが、笑うとイキイキしてギャップ的な魅力が増す。しかし、デニーロを黙らせるほどの早口、説得力(声がデミムーアみたいなのが気になりますが)!その用意周到さ!まいりました!
吐き捨てるような言葉ののちに、目を細めて終始するキーラ・ナイトレイがどこか病的なのと対照的だ。
理想の女性像が一巡して、正統派に戻ってきたということか?
70年代:サリー・フィールドなど・・・快活
80年代:キャサリン・ターナーなど・・・優雅
90年代:シャロンストーンなど・・・妖絶
00年代:キャメロンディアスなど・・・ファッション性重視
10年代:ジェニファーローレンスなど・・・健康的
吐き捨てるような言葉ののちに、目を細めて終始するキーラ・ナイトレイがどこか病的なのと対照的だ。
理想の女性像が一巡して、正統派に戻ってきたということか?
70年代:サリー・フィールドなど・・・快活
80年代:キャサリン・ターナーなど・・・優雅
90年代:シャロンストーンなど・・・妖絶
00年代:キャメロンディアスなど・・・ファッション性重視
10年代:ジェニファーローレンスなど・・・健康的
<進撃の巨人>の設定が気に入っている。敵は圧倒的。これはどう考えても負け戦になるが、やるしかない。だが負けることは考えない・・!という(本来の)野党的な意気込みが伝わってくる。どことなくカイジ的な不屈の精神だ。しかし先ほどまで燃え上がっていたはずの闘志が、一寸先の恐怖によって虚しく消えてしまう。その描写は必見だ。
余談だが、女性キャラというのはどうも型にはまるしかないようだ。綾波レイ系(秀才)、ノーテンキ系(陽気)、読書系(地味で淡々)がパターンのように出そろってしまう。いやこれこそ女医らの型にもあってるのだ。
主題歌がガクト風で、なかなか盛り上げてくれる。カラオケでも臨場感ありそうだが、知ってるのが1人だけだとおそらくツライ。
自分が田舎に戻されてからの絶望的な戦い(仕事)を描いた話はまだ製作途中だが、自分にとっての巨人は?・・・確実に迫りくる、僻地医療の崩壊だ。何が崩壊させるのか?体制か?むしろ正義を掲げる偽善者か?そもそもそこらの住人たちなのか?
テーマは「どこまで疑えばいいのか」。
余談だが、女性キャラというのはどうも型にはまるしかないようだ。綾波レイ系(秀才)、ノーテンキ系(陽気)、読書系(地味で淡々)がパターンのように出そろってしまう。いやこれこそ女医らの型にもあってるのだ。
主題歌がガクト風で、なかなか盛り上げてくれる。カラオケでも臨場感ありそうだが、知ってるのが1人だけだとおそらくツライ。
自分が田舎に戻されてからの絶望的な戦い(仕事)を描いた話はまだ製作途中だが、自分にとっての巨人は?・・・確実に迫りくる、僻地医療の崩壊だ。何が崩壊させるのか?体制か?むしろ正義を掲げる偽善者か?そもそもそこらの住人たちなのか?
テーマは「どこまで疑えばいいのか」。
(手前へ歩行)私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。ただのセールスマンじゃございません。私の取り扱う品物はこころ!人間の心でございます。ホーホッホッ…
音楽と嘲笑?テレレーッ!テッ!テレーーーーーッ!
(高層ビル群)この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかりそんな皆さんの心のスキマをお埋め致しますいいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて、今日のお客様は…
キン!33歳男性医師。勤務医。
(タイトル)お~っほっほっほ・・・ <朱に交われば>
33歳の男性勤務医は、今日もパチンコで負けた帰り道。
「くっそ~!病院の給料、上げてもらわなきゃな!」
次の日、院長室。
「十分な報酬は払ってるだろ君?」眉間にしわ寄せる院長。
「院長。自分はここで働いてもう30年。がむしゃらにやってきたのに昇給もない。なんでも退職金もないって話じゃないですか!」
事務員らがヒソヒソ話。
「あんなお金に固執しなかったのに。見損なったわ・・・」
勤務医の自宅。畳の上にラーメンの殻など残骸。
「くそーっ!なんとか楽して儲かる病院はねぇのかよ!」と、ドアがコンコン。
出るとそこにせぇるすまん。
「わたくし、こういうものでして」
「・・・セールスマン?」
「おおっほっほ。勤務医なのに、私生活は荒れ気味ですなぁ。生活が困窮しているのも仕方がない。ギャンブルに興じるあまり、身内にも見限られ・・」
「どっどっ。どうしてそんなことまで?」
「おおっほっほ」
(魔の巣。のび太みたいなバーテン)
「開業したくてもね。資金が必要でしょう?ローンも信用で組めないし」
「それはお任せくださひぃ。わたくしが開業先を用意してあげましょう」
「だからといって、セールスには騙されませんよ?」
「おおっほっほ。心配いりません。お金は一銭もいただきません。費用はタダ!」
「ええっ?本当に?でもそんな勇気は」
指差される。
「あなたは楽な生活を願ったそれをわたくしが手助けするのですもうこれまでのむなしい生活とはオサラバですあなたは明日から開業する一国の主なのです!」
だああああああーーーーーーーーっ!
ぎゃあああああーーーーーーーーー!
(次の日)
「そんな君!」院長が血相を変える。
「本日付けで辞めます」
「残した患者たちはどうする?」
バタン、と出ていく。
駅の近くのビル。
「このビル丸ごとなんて。信用していいのかなぁ・・・」
1Fに入ったとたん。
「(美女軍団)おめでとーございまーす!」
「ええっ?」
受付、ナース、リハビリいずれも若い美女たち。
「先生ン。お茶入りましたわよンン」「はは、はいっ!」
「先生ン。ここ診てくださるン?」「かかっ!患者さんまで!」
「先生ン。こっちで遊びましょうン?」「うわわっ!」
取り合いになる。
「うははっ!うははっ!はぁ~!」酒びたりになり、やがて視野がぼやけてくる。指で何か紙を押さえたような。
(次の日)
気がつくと、部屋はもぬけの殻。
「あれ?みんな・・・どこ行ったんだ?」
コンコン、とやってきた不動産屋。
「ちょっと!」
「あんだよ?ここは俺の病院だぞ!」
書類を渡される。
「あんたのオーナーが、今日でここを売り払うってよ。なので出てってもらおうか。昨日あんたんとこに持っていった3千万も返してよ!」
「しっ?しし、知らない!」
「あんたが昨日押したハンコだよ。増築のための。計画はパーになったから貸した金は返してもらう。さ、払え!」
「で、でもそんな金・・・」
「返せんなら、あれだぞ!」
ボオオー!と近くの海にやってくるマグロ漁船。
医師の脳裏に浮かぶ、美女軍団の札束室内ばらまき。
「きゃああっはっははは!」
朱肉のついた人差し指で腕を伸ばし、スカートを覗く医師。
「うへぇえええ・・・」
(回想終わり)
「ぎゃああああああああ!」
ビルの下、せぇるすまん。
「これからは医師という飾りも外され、1人の男としての真の価値が試されることでしょう。マグロ1匹1匹釣り上げることによって、1本釣りされたい医師の気持ちも分かることでしょうおお~っほっほ!」
(後姿)
計画倒産、の1症例です。
音楽と嘲笑?テレレーッ!テッ!テレーーーーーッ!
(高層ビル群)この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかりそんな皆さんの心のスキマをお埋め致しますいいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて、今日のお客様は…
キン!33歳男性医師。勤務医。
(タイトル)お~っほっほっほ・・・ <朱に交われば>
33歳の男性勤務医は、今日もパチンコで負けた帰り道。
「くっそ~!病院の給料、上げてもらわなきゃな!」
次の日、院長室。
「十分な報酬は払ってるだろ君?」眉間にしわ寄せる院長。
「院長。自分はここで働いてもう30年。がむしゃらにやってきたのに昇給もない。なんでも退職金もないって話じゃないですか!」
事務員らがヒソヒソ話。
「あんなお金に固執しなかったのに。見損なったわ・・・」
勤務医の自宅。畳の上にラーメンの殻など残骸。
「くそーっ!なんとか楽して儲かる病院はねぇのかよ!」と、ドアがコンコン。
出るとそこにせぇるすまん。
「わたくし、こういうものでして」
「・・・セールスマン?」
「おおっほっほ。勤務医なのに、私生活は荒れ気味ですなぁ。生活が困窮しているのも仕方がない。ギャンブルに興じるあまり、身内にも見限られ・・」
「どっどっ。どうしてそんなことまで?」
「おおっほっほ」
(魔の巣。のび太みたいなバーテン)
「開業したくてもね。資金が必要でしょう?ローンも信用で組めないし」
「それはお任せくださひぃ。わたくしが開業先を用意してあげましょう」
「だからといって、セールスには騙されませんよ?」
「おおっほっほ。心配いりません。お金は一銭もいただきません。費用はタダ!」
「ええっ?本当に?でもそんな勇気は」
指差される。
「あなたは楽な生活を願ったそれをわたくしが手助けするのですもうこれまでのむなしい生活とはオサラバですあなたは明日から開業する一国の主なのです!」
だああああああーーーーーーーーっ!
ぎゃあああああーーーーーーーーー!
(次の日)
「そんな君!」院長が血相を変える。
「本日付けで辞めます」
「残した患者たちはどうする?」
バタン、と出ていく。
駅の近くのビル。
「このビル丸ごとなんて。信用していいのかなぁ・・・」
1Fに入ったとたん。
「(美女軍団)おめでとーございまーす!」
「ええっ?」
受付、ナース、リハビリいずれも若い美女たち。
「先生ン。お茶入りましたわよンン」「はは、はいっ!」
「先生ン。ここ診てくださるン?」「かかっ!患者さんまで!」
「先生ン。こっちで遊びましょうン?」「うわわっ!」
取り合いになる。
「うははっ!うははっ!はぁ~!」酒びたりになり、やがて視野がぼやけてくる。指で何か紙を押さえたような。
(次の日)
気がつくと、部屋はもぬけの殻。
「あれ?みんな・・・どこ行ったんだ?」
コンコン、とやってきた不動産屋。
「ちょっと!」
「あんだよ?ここは俺の病院だぞ!」
書類を渡される。
「あんたのオーナーが、今日でここを売り払うってよ。なので出てってもらおうか。昨日あんたんとこに持っていった3千万も返してよ!」
「しっ?しし、知らない!」
「あんたが昨日押したハンコだよ。増築のための。計画はパーになったから貸した金は返してもらう。さ、払え!」
「で、でもそんな金・・・」
「返せんなら、あれだぞ!」
ボオオー!と近くの海にやってくるマグロ漁船。
医師の脳裏に浮かぶ、美女軍団の札束室内ばらまき。
「きゃああっはっははは!」
朱肉のついた人差し指で腕を伸ばし、スカートを覗く医師。
「うへぇえええ・・・」
(回想終わり)
「ぎゃああああああああ!」
ビルの下、せぇるすまん。
「これからは医師という飾りも外され、1人の男としての真の価値が試されることでしょう。マグロ1匹1匹釣り上げることによって、1本釣りされたい医師の気持ちも分かることでしょうおお~っほっほ!」
(後姿)
計画倒産、の1症例です。
GIVE ME TOOLATE TO DIE HARD
2013年7月12日 映画
作品が進化するごとに主役がパワーアップするのは、シリーズものの宿命。でないと観客が満足しない。同じように描けとか、あれはマクレーンじゃないとか言われてしまうがそれは反作用の法則のようなもの。
しかし男は年輪ごとにパワーアップしていかねばならない。女性らは日々失っていく生き物だが、男はいざというとき誰も助けてくれない。ことが多い。草食が増えたので泣き言言う権利もできるかもしれないが、現状では困っている男性というのは(よほど身内が裕福・運がよくない限り)自分で打開するかしかない。
医師も仕事が慣れたからといって単調に身を任せるのではなく、未知の領域それも自分が(患者にとってより)便利になる領域に手を広げるべきだと思う。それなりのリターンあっての話だが。
「息子?お前、こっそり開業しやがって」
「あんたのせいで、計画していたマルチ開業がパーだ!」
「俺のせい?」
「ああ。あんたが開業してた頃のつたない成績が、銀行経由でバルサルタン、いやバラサレタんだ!」
「ちょっと待て!」
「おかげさまで俺の信用まで失墜!」
「ホワッ?」
「資産は差し押さえ!女房は逃げる!子供はソッポ!」
「オーマイ!」
「あげくのはてには(回転)、背中に手形を貼られる始末だ!」
「手に持ってるのは?」
「これか。株券だ残りをこれに変えた!おやじも持ってるじゃないか!」
「おい息子。ケツに火が!」
「おやじもだ!」
2人の後ろにC4爆弾の蓄積。
「(2人)うわーーーーーーっ!」
ズドオオオオン!
乱高下!(予告編をイメージしてください。笑えます)
しかし男は年輪ごとにパワーアップしていかねばならない。女性らは日々失っていく生き物だが、男はいざというとき誰も助けてくれない。ことが多い。草食が増えたので泣き言言う権利もできるかもしれないが、現状では困っている男性というのは(よほど身内が裕福・運がよくない限り)自分で打開するかしかない。
医師も仕事が慣れたからといって単調に身を任せるのではなく、未知の領域それも自分が(患者にとってより)便利になる領域に手を広げるべきだと思う。それなりのリターンあっての話だが。
「息子?お前、こっそり開業しやがって」
「あんたのせいで、計画していたマルチ開業がパーだ!」
「俺のせい?」
「ああ。あんたが開業してた頃のつたない成績が、銀行経由でバルサルタン、いやバラサレタんだ!」
「ちょっと待て!」
「おかげさまで俺の信用まで失墜!」
「ホワッ?」
「資産は差し押さえ!女房は逃げる!子供はソッポ!」
「オーマイ!」
「あげくのはてには(回転)、背中に手形を貼られる始末だ!」
「手に持ってるのは?」
「これか。株券だ残りをこれに変えた!おやじも持ってるじゃないか!」
「おい息子。ケツに火が!」
「おやじもだ!」
2人の後ろにC4爆弾の蓄積。
「(2人)うわーーーーーーっ!」
ズドオオオオン!
乱高下!(予告編をイメージしてください。笑えます)
自分だけかもしれないが、ダニエル・クレイグは明らかに歴代ボンドの真似をさせられている(ユーモア面)。そこに製作者の今後への持っていき方、というのが伺える。このような手法で、もんじゅも再稼働するのだろう。
原発は明らかに反対されているが、それをうまく稼働に持っていくため法律が見直されている。現在のゴタゴタは、そこまでの時間稼ぎと思われる。
アベノミクスで個人投資家、といっても大半は高齢者。これも選挙に向けた動きであることは明らか。
病院の待合も、病棟入院の予約も高齢者でひしめき合う。彼らは意外と(失礼)抜け目がないし、したたかだ。譲られた席は座る。しかし、もう絶対にどかない。ある意味そのクールさにかけては、007もまだまだ甘い。
2199、いよいよ大詰め。
2013年6月1日 映画自分が<2199>で一番危惧しているのは、ラストの沖田の描写である。
だって旧作では沖田が<いったん>死亡しており、英雄の丘が建てられ数年後<実は生きていた>となる。だからリメイクで死亡したとしても、いや実は・・という先入観が入るため素直に感動できなくなる。あの涙に。そのあとの続編も、<実は沖田は生きている>という前提で観ることになる。これはおかしい。
では、生きて帰るのならどうか。それもいい展開だが、そうするとラストは何で<盛り上げる>のか。それまでの沖田の病気の描写の意味は。代わりに誰かをまさか・・?いやいや。あるいは真田が「こんなこともあろうかと」おい一体何をするつもりだ?
ビジネスモデル的な売り方だけに、ラストが。そのラストの扱いが気になるのだ。そして、それが全ての評価を決める。
特別なスキャンもせず発売となった、見かけ倒しで終わりそうな007ブルーレイBOX。特典も従来とさほど変わらないらしい。
それでも自分がどうしても気になるのが「リビング・デイライツ」。なんとあの芳忠による吹き替え(ティモシー・ダルトン)!あ~あ~ああ~リビンデ~ライ~ダダダダン!ダダン!
橋の爆破シーンがあるのだが、徐々に壊れていく橋の有様がどことなくangry birdsっぽい。そのときの音楽も壮大でカタルシスがある。この危険な贅沢さが、007シリーズのいいところだ。デートでいうなら、遊園地で遊んで海の見えるレストランで食事、バーで飲み誕生ケーキ、最後にプレゼントといったようなもの。007と共通するのは・・・独身の特権、ということか。
1人称でぼそっと心で呟く。絶望感に満ちたときにそんな経験があったかもしれない。人が突然亡くなったり、受験に落ちたり、失恋など。音楽を消し、1人になりたくなる。もはや何ものも、意味を失う。ところが景色だけは明瞭で、嘘というくらい空が青い。
どうしても、主治医として患者に病名を告げなくてはならない。この人はまだ病名を知らない。だが、このあと告げることになっている。多くの医師がそうして、患者を孤立させている。置き去るな。ともに歩け。
病院からの帰り。頭の中からすっぽり抜け出た自分がいる。誰かを気にかける存在を常に求めるなら、仕方なく神がその位置にあるだろう。
どうしても、主治医として患者に病名を告げなくてはならない。この人はまだ病名を知らない。だが、このあと告げることになっている。多くの医師がそうして、患者を孤立させている。置き去るな。ともに歩け。
病院からの帰り。頭の中からすっぽり抜け出た自分がいる。誰かを気にかける存在を常に求めるなら、仕方なく神がその位置にあるだろう。
鼻が大きいだけではない。目を見開いて、思いっきりシワ笑顔。安心して見れる表情だ。最近の俳優は笑顔でもどこか怖かったり物憂げだったりで、どこか信用がおけない。
そんなホフマンが、抱きしめて押し殺す感情。ここでも思いっきり目を閉じる。「ファミリー・ビジネス」でも対照的な演技を見せる。
ハイビジョンで見始めて気づいたが、切羽詰ったときの目がきちんと潤んでいる。「アウトブレイク」で爆弾が落ちずにすんだときの表情も同様だ。
曇りのない笑顔、抑えた表情。多忙だとつい意識を忘れがちだ。
「ヒート」の定期的な在庫切れが続くアマゾン。広大な市場を牛耳っているものの、在庫が「あと3つあります」とかトホホな在庫状況だったりする。
医師らに人気なのはやはりガン・アクション映画。中でも「山猫は眠らない」と並んでリアル度の高いこの「ヒート」。医師当直室にゴルゴ13が多い傾向にあるのも、何となく頷ける。一瞬一瞬にかける即断力に、通ずるものがある、のか・・・?
女性も出てくるが男の世界は非情であり、男たちも自分の信念と命を引き換えにしようとする。デキる。とにかく<仕事>がデキる男たち。そして妥協を許さないし、カンまで働く。ゆとり世代が見たら卒倒するのではないか。
「ヒート」は約15年前、レーザーディスクの5.1chソフトとして登場した。3時間と長時間のため2枚組。繰り返す見どころは決まっており、中盤あたりの銃撃戦。
ゆとりの方々は、ぜひ中年以降にこの映画を打診していただきたい。かなりの確率で、<演じてくれる>。
「銃撃戦がね。凄いんだよあれが!音楽がないんだよ。銃声がひたすら、パーン!パーンて。アル・パチーノの銃がこれまた大きいんだ!」
そこで、1つツボを得た質問をしてほしい。
『ああ、なんかアル・パチーノが仕留めるんですよね。撃ちまくるんですか?』
「いや。そこが違うんだな。こう、片目閉じて・・・」
プルルルル!
おい!携帯はバイブにしとけと言っただろ!
医師らに人気なのはやはりガン・アクション映画。中でも「山猫は眠らない」と並んでリアル度の高いこの「ヒート」。医師当直室にゴルゴ13が多い傾向にあるのも、何となく頷ける。一瞬一瞬にかける即断力に、通ずるものがある、のか・・・?
女性も出てくるが男の世界は非情であり、男たちも自分の信念と命を引き換えにしようとする。デキる。とにかく<仕事>がデキる男たち。そして妥協を許さないし、カンまで働く。ゆとり世代が見たら卒倒するのではないか。
「ヒート」は約15年前、レーザーディスクの5.1chソフトとして登場した。3時間と長時間のため2枚組。繰り返す見どころは決まっており、中盤あたりの銃撃戦。
ゆとりの方々は、ぜひ中年以降にこの映画を打診していただきたい。かなりの確率で、<演じてくれる>。
「銃撃戦がね。凄いんだよあれが!音楽がないんだよ。銃声がひたすら、パーン!パーンて。アル・パチーノの銃がこれまた大きいんだ!」
そこで、1つツボを得た質問をしてほしい。
『ああ、なんかアル・パチーノが仕留めるんですよね。撃ちまくるんですか?』
「いや。そこが違うんだな。こう、片目閉じて・・・」
プルルルル!
おい!携帯はバイブにしとけと言っただろ!
いや、これまで何度か<コンプリート>されている。今度はブルーレイ化だ。いずれ<4K><スーパーハイビジョン>盤が出るだろう。特典素材が尽きれば、過去の歌番組など発掘してでも売るだろう。しかし元素材は古いから、アップコンバートな画質だと思われるが・・・。
「WORKING MAN」という歌があったが、そこで描かれるサラリーマンのイメージは、多忙ながら非常に前向き。それにしてもどの歌も、自分が住む大阪のイメージに程遠い。ここまで東京をイメージさせるものも、そうない。
この頃、原発は既にあった。たまたま大地震もなく、<安全に>稼働していたわけだ。当時、なんとハマショーは「僕と彼女と週末に」で原発の危険性を示唆している。お互い「都会人」と「田舎者」、「ファッション的愛」と「パッション的愛」なところが興味深い。
「WORKING MAN」という歌があったが、そこで描かれるサラリーマンのイメージは、多忙ながら非常に前向き。それにしてもどの歌も、自分が住む大阪のイメージに程遠い。ここまで東京をイメージさせるものも、そうない。
この頃、原発は既にあった。たまたま大地震もなく、<安全に>稼働していたわけだ。当時、なんとハマショーは「僕と彼女と週末に」で原発の危険性を示唆している。お互い「都会人」と「田舎者」、「ファッション的愛」と「パッション的愛」なところが興味深い。
韓流が下火になりそうとはいえ、あちらのアクション映画は今も勢いがある。殺伐とした雰囲気。狂気。気迫に満ちた演技なら、日本人も可能だと思うのだが・・・。
やはり邦画や若者文化自体がゆとり化しているのが原因なんだろうか。何かするとすぐ音楽などの芸術に逃げていくし、ありえない余裕キャラが生まれたりする。現実からの逃避でなく、現実への逃避に思える。
韓国のアクションも現実感は少ないが、緊張感を持続させる演出が見事。つまり1人の登場人物が一貫したまま泣き泣き突っ走る、そんな姿を日本は描き忘れているのではないだろうか。
邦画では、男が突っ走っても必ず後ろに<女>が出てくる。男が立ち止まってしまう。
「いいんだよ!頑張らなくて、いいんだよ!」
男が女の声で立ち止まってしまう。そういう意味では、五郎の不器用さも見習いたい。
ハイビジョン映画は情報量がさすがに多く、もうケチのつけようがないほど画像が鮮明。音も大迫力。なのに内容がスカスカという、まるで製薬会社の説明会みたいなものになっている。
いや、スカスカじゃなくても内容が追い付いてない、とでも言い直しておく。それにもっと例えを変えると、デートのプランを充実させたのに肝心な会話が全く盛り上がらないようなもの。お見合いパーティとかも、そうなのかな。
しかし、それでもとついていく。いいところを探そうとする。それでも何かの訓練だと思う。無駄なものはないとする。今後の人生、避けられない無駄なものはたくさん存在する。そういう意味で、コンパクトな映画鑑賞(駄作の場合)は貴重なテキストではないだろうか。