大阪の店も、いよいよ「2リットルペットボトル、おひとりさま2本まで」(ジャパン!)となってきた。めったに電話のない関東の親戚からも、おねだりがあった。しかし彼らは決して謙虚でなく、半分命令口調。送るのは少量にとどめた。

 水が店から消えるというのは、初めての体験だ。今後、高額な値がついていくと思われる。山を旅して水を集める個人、業者が出てくるのではないか?

 でも、赤ん坊のミルクのための水不足は深刻だ。国は、こういうことを一番に守らないといけない。

 チョット勇気がいるが、UK amazonなど海外からの直輸入(evianなど)もアイデアとしてあると思う。高くつきそうだが。
 関東での計画停電は、今後も続くようだ。特に夏の電力需要は大きい。昼だろうと夜だろうと、冷房が数時間駆動しないなど想像したこともない。

 貧乏生活していたころは、部屋が暑すぎれば氷を扇風機の上に置いて、飛沫から涼を取った。いや、取れたのは一時的。耐え切れずに部屋を出て友人のところへ行くか車に乗せてもらって、そこで寝た(おい?)。

 停電すると分かったなら、部屋をとことんまで冷やして・・・いやいや、そう長くはもたんだろう。風呂水だってそこまで冷たくなるかどうか。氷もそうたくさんは無理だ。

 したがって?ここで登場するのがUSB扇風機。接続するは長時間充電可能のノートパソコン。メディアはBDレコーダーからPSPなど端末への「おでかけ転送」で映画上映だーッ(水木一郎?)!

 関東へのお中元は、これで意外と安くつくかもダーッシュダーッシュ(これが一番寒)!


 

 いや、僕らの仕事場でもこの<幼稚さ>は一部漂ってる。ダメな病院だと中年・高齢ナースがサボりにサボり、若い働き手に教えず駆逐する。都合のいい医師は丸め込み、都合が割ると風評被害。奢らぬ医者は久しからず(意味深)。

 つまらないことがキッカケだ。それは幼稚そのもの。「私達にはしてくれなかった」「私は知らなった聞いてない」「私はちゃんとやっている」。

 すべてのこの幼稚に共通するのは、主語が「私は」となっていること。勉強しなかったら自分の脳が字引になって、プライドだけが育つ。ナポレオンはそうして負けた・・かどうかは知らん。

マスコミの失態

2011年3月22日 連載

 あくまでも仕事という部分が効率化されていくと非常識なほど鈍感になれる。僕らも病院の仕事が慣れると、人の死などがあまりに身近になりすぎて悲しみに鈍感になる。もし敏感すぎるととても精神が持たない。オフでも持ち込むことになるからだ。ただ、たまに同僚の感受性に疑問を持つことは多々ある。重症の症例に対してとことんまで調べてもいない主治医が、「も、これで終わり」と見切りをつけてしまう場面だ。これは反面教師としてみている。

 マスコミの失言にもみられるように、彼らに大事なのは仕事の効率だけであって、オフはあくまでオフ。オフは優雅に暮らす職種だけに、子供じみたトラブルばかり起こす。さっきの医師にも同じようなことがいえるが・・・つまり<幼稚>なのだ。こういった人間らに権限を与えない上司・リーダーが必要だ。
 物流・・・という言葉が飛び交っている。在庫が豊富でネットワークが行き届いているところ(店舗)は、さすがびくともしない。大阪ではドンキ、イオン系列でその底力を感じた。

 だが、ネット販売も負けていない。さすがに在庫なしの物品もあるにはあるが、立ち直りが早く入荷の見込み表示も出てきた。そういや食料購入は最近コンビニで頼っていたが、価格がこんなにも違うと・・・今後の家計は見直しだ。賞味期限などにはかなり詳しくなった。

 ちまちま買わず、部屋に在庫を作るつもりで購入を考えよう。と思った。ま、これはこれで後々大変なのだが・・・。

反面教師たち

2011年3月20日 連載
 テレビ番組での政府側⇔被災者側との対話があったが、政府側の伝えることが非常に曖昧で、熱意が感じられないものだった。政府はグローバルな視点で「・・・するつもりである」とか方針は述べるものの、具体的なようでそうでない。

 被災地側が心配なのはまず目の前にある明日・今日の生活だ。だからたとえば食料なら今どこからどういう手段で向かってて、どういう予定でどうなるとか。誰かにすぐTELして呼び出してでもして、嘘のない実情を説明し安心させる。もちろん嘘ではいけないが、答えるなら納得させるものでないと。分からないなら、素直に謝らないと。

 結局政府・例の企業は誰も謝らず、奇麗な服着て支持得る出世のパフォーマンス・・・してるように見えるのだが。だってこいつら見てみなよ、ちゃんと飯食ってる顔だろ。

 病院でも、そういう説明する医者が増えている。自分も気をつける。

大阪のモノ状況

2011年3月20日 連載
 関東の友人へとりあえず送ったのが・・・

・ 米
・ 水
・ マスク
・ 医薬品
・ カップめん
・ サトウのごはん
・ トイレットペーパー
・ パン(賞味期限4月中旬まで)

 「供給は大丈夫」と高給取りがテレビで言っても、たわごとに過ぎん。そういうやつらは真っ先に自分の蔵に貯めている。というか、そう言わされてるんだろうけどね。

 困った人のために各地に送らざるを得ない人間もいるのに、「買占めやめ!」とか言わないでくれ。ネットの君らの一部もひょっとしたら、そうだぞ。


 コーナン・ジョーシン・ライフなど大手は電池単1・2、懐中電灯は全滅。穴場はダイソーなど100円ショップでスーパーと連結したところ。そこで単2、LEDライトは発見。食料に関しては、玉出は在庫豊富。業務スーパーも、さほど困った様子はない。混乱ぶりも特にない。ただガソリンは列なくとも、相変わらずの高さだな。

 近所の家族では、子供のプラレール(電車?)から単1・2電池が大量に見つかったと喜んでいた。量産自転車店のキーホルダーには、かなりまぶしいLEDライトも存在する。あとコーナンには玄関にとりつけるセンサーライトがあったが、これは使えないのか・・売れてない。




 「実体がないもの」については以前にふれたことがあった。ないだけにその存在は忘れ去られがちで、でも想像によってはその存在は大きい。宗教や恐怖がそうで、ローコストながら生命すら脅かす効果を上げる。

 今は産業界にとっては、これまでロスした部分を取り返し(元通り)にかからないといけない・・・と思っているわけで、取り返しがないとそれが彼らの生存にかかわる。最近のテレビ報道の変わりよう(取材できない途端通常放送へ)もそれを象徴している。放射線が見えない分、彼らには都合がいい。血液製剤、年金などの問題も、あとの世代の人間にツケが回された。

 なので、今のメディアの風潮だけで雰囲気を感じ取るのは危険と考える。もちろん不必要な恐怖心を日常に毎日取り入れるのは良くないが。ただ、天災がいったん終わってしばらく起こらないような、そんな雰囲気が再びある。だが海外メディアとは、かなり温度差あり。

 テレビなどの感傷的な話、音楽に操られないようにしたい。<みんな>と同じ感じ方になったときは、黄色信号。

関東の友人たち

2011年3月18日 連載

 サラリーマンである彼らに物資供給の打診をかけたが、みな「今はなんとかいけるのでお言葉だけ」という返事が大半。食事は外食中心。だが近所の店には(物資は)何もないという。

 ヤマト運輸にも張り紙が。東北地方はお断りで、関東は時間指定なしならOK。宅急便が混乱しないうちにと、荷物を送ることにした。

 病院の会議では数々の報告が。甲状腺機能低下に処方する<チラージンS>が品薄で、ゾロメーカー2社もシェアが少ないことから今後は輸入を検討とのこと。だが品切れで途絶える可能性が。<メマリー>という認知症の新薬も、製造元が地震の影響で発売中止に。

 5月までのあらゆる処方を、卸から前取りストックしているそんな開業医も出てきたという。講演会の中止も相次いでいる。キタ・ミナミでは料亭のキャンセルが相次いでいるが、関東から数泊で泊りに来るホテル客は増えたという。

日本の体臭

2011年3月17日 連載
 原発の対応のずさんさ、みずほ銀の大失態など・・・別の意味で目を覆うニュースが続いている。国民は確かに比較的冷静だ。今は。しかし上層部つまり管理側は、いざというときに能力を発揮できず、説明ができない。本当に<分からない>のだ。

 こういったことが起こるのは、<現場任せてあとは楽する上層部>、それと<その雲の下でリスクを背負う部下たち>らとの断絶関係が背景にあると思う。これは日本独自のものではないか?知らない間に、こういう社会ができてた。

 この構図は海外の企業のイメージがあったが、あちらは<本当に能力があるブレインとしての上層部>と<その上層部に監視された効率よいイエスマンら>であって、命令⇔実行⇔結果の責任部位が分かりやすい。日本はこれを<非人間的>と教育してきた。

 日本はリスク回避型、海外はリスク追求型。あちらでは責任の所在がWhy?と、とことん追及される。英語の構文にもみるように、表現に曖昧さがない。文化的にはどうかと思うが、組織それも責任の追及という意味では、日本の体質の方が隠ぺいしやすい。

 上は「任せていたので知らなかった」、下は「聞いてなかった」。で、お互い傷つかずに済む。こういうのが体臭として染みついているのではないか。


必要なもの

2011年3月17日 連載
 今後、食料や水分、生活用品が徐々にでも充実してきて・・・その間にも急ピッチで進めるべきは、仮設住宅だろう。今回の被災者の数はかなりのもので、見当もつかないが相当数を用意する必要がある。体育館などの避難所ではプライベートもなく、精神的な影響も強い。

 各地で空きが増えたマンションなど多いなら、国の援助で賃貸契約できないだろうか?ホテルやユースホステルの利用とか。アイデアは出ているのだろうか。教育が必要な子供の家族には、学校+家庭の合同建築物とか。

 子供らへの教育のほか、収入のための仕事も必要になる。やはり親戚・友人を頼って再スタートを臨む人が多いのではないだろうか。チャンス(機会という意味での)を与える。それは久々の充実感+達成感。これこそ必要なものだ。本当の意味での社会復帰を目指してあげれば、政府はちょっと、いやかなりは支持される。

 http://www.naika.or.jp/info/info110315.html

 ・・・にあるように、4月中旬予定だった東京国際フォーラムにおける総会が改めて再検討されているようだ。おそらく会場の変更か、日程の変更だろう。

 事態は混乱しながらも、秩序正しく振舞う日本人・・とメディアでは報じている。ただそれには、半ば呆然とした、例えると舵を失って周囲の動向を伺う姿勢とも思える。情報が曖昧で、テレビでは悲観的な情報の中にも、安堵な雰囲気さえ漂う。

 不思議なのはNHK以外がすでに、バラエティ・ドラマ関連の放送を平然と流し始めたことだ。放射能が見えないだけに、世間の雰囲気まで飲み込もうとするのか。それだけスポンサーの力が強いのか、国の圧力か。

 さて、大阪の場合はこうはいかないだろう。大阪には知ってのとおり異国人街のようなものがあって、それも巨大な集落があちこちに存在し、利権団体もからんでいる。利権団体を隠れ蓑に、楽に生きてる外国人も多い。この関係が災害などで破たんした場合が恐ろしい。と、大阪の人らの一部はそう思ってるはず。

また揺れる

2011年3月15日 連載
 今度は東海地方か。まるで各地のプレートどうしが、反応しているみたいだ。揺れるたび驚くけど、冷静になるまでの時間は短くなってきた。

 それでもテレビドラマを平然とやってる民放には(テロップ流しありでも)、もっと驚く・・・!だがこのAC JAPANのCM、しつこくてムカつく。

 せっかくフェイスブックなどがあるのなら、一斉報告による集計を(どこかが一括して)地図上モニタリングするなどして役立ててほしい。

 4月中旬の内科学会総会は、あのまま東京会場の予定なんだろうか。西日本に変更してもらわんと、彼らの私腹は腹八分以下。

情報

2011年3月15日 連載
 繰り返すが、ここまで情報が空転していく様は、まるで悪いお手本の医療現場だ。実際にそういうケースは耳にしたことがある。

 大病院。珍しい疾患。急変。治療にあえて大学病院の新薬。指示が一方的な教授陣。逆らえず現場で指揮する末端医師ら。治療は即効性はあるものの、副作用で急転。

 末端医師ら、家族へ説明。投与後よくなった。もう悪くならないと思う雰囲気の説明。しかしデータ評価は悪化。そんなはずはないと医師。しかし事態は深刻化。上層部への報告は次に日のカンファレンス。

 そのカンファレンスを続けるうち、末端医師の間での情報の食い違いが判明。どうやらカンファでの報告医師と直接治療の医師に解離あり。背後には、教授の手前なるべくいい報告に色替えしてしまう体質に問題あり。

例)「3日前よりは炎症反応が若干下がった(でも実際はCRP 25と22の違い)ように見受けられるので、有意差はないにしても今回の治療に期待したいと思います」

 今回の不味さと、異様に類似しているようにも思う。

 単調に生き残ってしまえる人種がいる。かわすのがとにかく天性のようなもの。会見を見るたび、そういう人間性まで見え透く。

買い占め

2011年3月15日 連載

 大阪市内のコンビニ・・・確かにここでもカップめんが消えていた。缶詰も。近くのジャパンもそれが顕著だった。業務スーパーも。今のところコンビニよりもより安いディスカウントに集中している様子。関西スーパーはそれほどでもないようだ。どの店も共通しているが、お菓子類はそんなに減ってない。

 ミドリ電化やジョーシンでは確かに懐中電灯、単1・2電池はアウト。3・4も少ない。何人かの家族が「(関東から)送れっくれって頼まれた」とか店員にこぼしていた。

 食料がきちんとした手順で送られていることを願う。大阪はヤクザな業者が多いので、こういったマージン取りにかすめ取られたり、価値をつけられたりしないよう・・・それも願いたい。

 子供らが元気にはしゃぐ姿をよくみかけるが、ある意味救いとなる光景かもしれない。できれば彼らに影がさす前に、事態が収拾できればと思う。

 東電の会見を見るにつれて・・・これもなかなかイライラさせられるものだった。情報を出し惜しみしているのか、それとも本当に分からないのか・・・?実は(知識面で)ただの末端なのか?どれでも当たっているように思える。

 まるで病院がその威信をかけて、中止必要な治療をそのまま続け、改善を図ったものの・・・副作用のみで結局カバーできず・・・重篤化してやっと家族に会わせた状態。情報の公開もプライドが許さず、時間に伴う責任転嫁に任せたのだろう。

 おそらく、今後重大な責任を取らされることになる。

 やはりというか、今後は国民は常に最悪の事態を考えつつ生活する必要がある。目の前の選択は常に2つ。今よりいいか、悪いか。以前から強調しているが、いいときはいいときなのは当たり前で、次は悪いとき。だからこそ、そこ(いいとき)で最悪の事態に対処しておくこと。イメージトレーニングでもいい。

 

 3/14への買い出しじゃねえか!詰所数か所、個人数個、それらを各病院用・・・儀式的とはいえ、これは疲れる。

 あっという間の1か月だった。

  

 

 上町断層という断層が、大阪市のど真ん中を南北に走っている。これを知らなければ、地元民とはいえない。

 http://zisinyakata.gozaru.jp/tiiki/osaka.htm

 なんと、被害予測までされている。マンション群はおかまいなしに建ってはいる。マンションは国策だから、これを妨げる放送などはあり得ない・・・ところがまさに大阪らしい。

つまみ?

2011年3月12日 連載
 
 
 なぜ、今の首相の言葉に中身がひとっつも感じられないのか・・・。いや、内容が差し障りないのは仕方ないにしても。文節区切り、強調する言葉もない。リーダーはいざというとき、陳腐な言葉でも黄金にするほどのカリスマが必要。

 もう、この首相の能力は見切られた。

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