何回か繰り返される原始的な教訓で、振り返ってやっぱり真実だと思ったのは・・・「怒るな」ということ。
映画やドラマの怒りは次のアクションを生んでカタルシスを呼び起こす効果を生むが、現実にはそうはいかない。たいてい、人そのものへの攻撃となる。当然、相手は傷つくか反撃する。
攻撃した側もスッキリするかというと妙な呵責に悩まされ、妙なイライラが次の怒りを生む。
いや確かに、怒ってスッキリしているかのような人間もいる。だがそれは、危険な中毒患者の様相を呈する。彼らは決まってギャンブルが好きだ。だから自ら破滅する。
医局で、よく鍋をやる。肉は新鮮さが命だから、肉をいつ買うかで開始のタイミングが決まる。
まず鍋に水を入れたら数分後に沸騰、医局員を1人ずつ呼んで2~3人の組み合わせになるよう1人ずつ時間をずらす。
なんと、しょっぱなからうどんが入っている。その上に野菜をかぶせてフタ。開けると一斉にとびかかる。肉は任意で。
だしはポン酢とお湯を1:1。カッとネギも任意。
何度もフタを開け閉め、うちの医局の昼はそれの繰り返しである。
・・へ行くようになった。何も髪型を韓国スターにしたいからではない。自分が通ってた散髪屋は個人商店、もしくは能率型の小チームといったものだった。ただ、それが嫌だったわけではない。
ワイフへの付き合いと言ってしまえばそれまでだが、きっかけは確かにそうだ。が、そのあとの印象が違った。美容院なので大半は女性がスタッフだが、各々がそれぞれ個性を(演技ではあるが)発揮して。若いのに無駄がない。で、仕事が終わったあとの数時間もミーティングしている。その表情が真剣だ(差し入れしたとき分かった)!若いのに!
かなり、見習うべきものが多かった。
ワイフへの付き合いと言ってしまえばそれまでだが、きっかけは確かにそうだ。が、そのあとの印象が違った。美容院なので大半は女性がスタッフだが、各々がそれぞれ個性を(演技ではあるが)発揮して。若いのに無駄がない。で、仕事が終わったあとの数時間もミーティングしている。その表情が真剣だ(差し入れしたとき分かった)!若いのに!
かなり、見習うべきものが多かった。
正直、ネットで本音が書きずらい。本音がネットの長所なのに、そこでも遠慮がいるとはどういうことだ。自分を騙せというのか。誰かの利益のために。
野菜は、やはり生産地を意識する。どうやら店によって各野菜の取引先が決まっている。大阪の自分からすると、群馬・静岡でも迷うところだ。北海道も東側だけといっても考えてしまう。旅行先も当然、影響する。
東北の食品を食べて貢献しよう、というスローガンはあまりにもいい加減に感じた。
「あとは知らない」という、サブプライム的な文化が日本で育っている。
シンスケのようなキャラの経営者は多い。大阪でもごまんといる。
学歴は大したことないが、取り入るイエスマン的才能がある。これといった上司につけば、食事も何もかも一緒。呼ばれたらすぐ行くし、おさがりをもらう。とにかく断らない。
そうすれば信頼も受け、ポストを与えられる。ポストを得れば利権がつく。ただそのためには名義を貸す必要があり、その際借金を背負う。その代わり気分1つで経営を操ることができ、経費でたいていのものは手に入る。
これが、世のほとんどの経営者の実態だ。ただそれだけに弱みも簡単に握られる。金がらみなら銀行、女なら美人局。与える側の人間からすれば、いつでも切れる。
病院経営者にも、こういうのが多数いる。
暴力団の取り締まり強化への見せしめ、という見方が正しいようだ。だがなぜ今さら暴力団なのか。それはおそらく・・・
国、特に銀行にとって厄介な存在だからだと思う。この前は銀行の味方であるはずのサラ金業者が淘汰を受けた。次はとなると、銀行のテリトリーを脅かすビジネスライバルは・・独占企業ということになる。一般企業は銀行とつながっているから良しとされている。
だがヤクザ・暴力団は現金自体を持っており、それら組織自体が銀行のようなものなのだ。で、その下にお世話になる企業がある。生き残りをかけたい銀行にとっては、鬱陶しい存在のはずだ。
タイムスリップ医師つづき
2011年5月29日 連載では未来にタイムスリップしたら・・・そこはすでに医師不在の世界だった。診療はすべてロボットが行い、医学の義務教育化で庶民にすでに意識あり。子供らは医学ゲームソフトなどで知識面は問題なし。
つまり、過去の医師は用無しだった。だがそんなとき電子カルテがハッキングされ、すべての診療が停止。どうやらもう1人、過去から刺客が送られてきたらしい・・・。
医師はターゲットにされつつも重症患者をアナログ治療。電子機器の助けを借りつつ、またはそれと戦い市民らにアナログ医療を見せつける。
あかん。これじゃターミネーター。
酒が入ると、話題は踊る。
まず飲む前は挨拶程度の話題、仕事の話。そこで誰かが「ま、いーじゃないですか!」と話題転換。家庭の話。そこらで酔いが回ってくる。
で、誰かが切り出す。「先生、ところでアレどーなったんですか?」。仕事の話題に回帰。こちらはまだ理性的に答える。「実はこーだったんですよー?」と相手側の裏話が始まる。へぇそうだったのか、と知らなかった話になる。
彼らの将来の不安へと話が変わる。特にナースの場合は転職、結婚の話が多い。家族背景の話も。で、動機の話。たいていは人間関係。「あの人が来年もいるならアタシやめる」みたいな話に。泥酔のせいか、みな子供っぽくなる。
だんだん話が暗くならぬよう、こちらも話を出す。下ネタも面白いが、一番いいのは、次の企画だ。「じゃ、次は3ヶ月くらいしてな!」。彼らは安心し、一気に壁がなくなる。ここが、いろいろ聞き出しやすいタイミングとみた。
飲みに行く機会が、やたら増えだした。最初は特定の1組とだったが、平等をと考え別のグループへと・・・そうするともはやキリがないのだが。病院には詰所それも複数、検査、リハビリ、放射線など・・互いに微妙な距離がある。それらの意見に耳を傾け、しかしこちらからの言葉はより慎重になる。酒の勢いだけは禁物だ。医者の1言は大きい。良くても悪くても。
予算的にはまず1次会が1人あたり1万前後。合計4人だと4万。2次会は酒好きが多いと飲み屋で1人やはり1万くらいで、最後はカラオケ(割と安くつく)。タクシー代や予想外の出費も。なので4人では6~10万は覚悟している。
これの効果が大きいと感じてきた。聞きに徹することで、自然とそれは歩み寄りの方向に向かってくる。ただ、大半が女性だけに<泣き>で仕掛けてくる者も多い。これは男の最大の弱点だ。今後の課題。
40代ならそれなりに、悩みはある。幸い自分ではないが、いろんな打ち明け話を聞かされる。もちろん他人ごとではない。いろんな話が、今後の行く末を示すかのようだ。
一番多いのは、家族との同居の話。家族というのは自分またはワイフの両親など。その背後にある確執との戦いだ。
医者(男性の場合)は1週間の大半を仕事に費やしていて・・まあそれは医師によるが・・仕事に費やしても責められる負いがない職業だ。ワイフが主婦である者も多く、ワイフは家事や人付き合いに時間を取られるけども大半を家で過ごすことから様々なストレスがうっ積する。
医師のストレスは病院という空間ながら、患者の状態や検査など変化に富んでおり、ある意味冒険的で支配的。得られる達成感・報酬など考えると、戦う価値のあるものだ。しかし主婦の場合は家という逃れられない環境で、しかもあれこれ考える時間が余計にある。単調と言えるし、うつ的環境といえる。
そんなとき・・・僕らが40代で親が70-80代にもなると、両親の病気の話や面倒の話になってくる。で、誰が面倒をみるか手伝いに行くべきかという話になってくる。主婦という立場だと、なんで嫁は手伝わんのかという話にもなってくる。
今は他人事ながら、妙に近いうちの話のように思える。日本は高齢化社会、高齢者は金の大半を握ってて長寿である。ただその分、認知症の期間は長くなっている。自分が医師という立場から、究極的には自分の病院で面倒見る、という医師も少なくない。
自分の周囲で、妙なサークルが数々と結成されている。どうやら背景には漠然としたしかし確かな<不安>があるらしい。サークルの内容はスポーツであったり飲みであったり、別に健全なものではあるのだがその内容は仕事を離れているようで、実はそうではない。
その1つに飛び入り参加してみた。野球の試合。新入りで、かなり腕のいいのがいる。手ほどきも受ける。お互い仲良くなる。そのまま飲み会に突入、気が付けばいい雰囲気となっている。情報も手に入る。
しかし長引くほど、あちこちから日頃の不満が噴出する。でいつものごとく、来てない人間の噂になる。彼らのストレスは末端ではどうしようもなくついに・・・
「ユウ先生。何とかできませんか」
となってしまう。自分の周囲は意図的にギャル集団(人生経験豊富)をあてがわれる。居心地の悪さを感じ、自分はそのサークルから抜けることに。
サークル活動は暇があるから、やれるもの。暇は平和の産物。ところが、いつの間にか宗教団体化してしまう。それに気づいただけでも、自分はまだマトモと思いたい。
上の数行・・・ギャル軍団をあてがわれて、そのままデレるか呆れるか・・・そこが重要な選択肢だ(男はたいてい、ここで失敗する)!経験豊富なギャル軍団こそ、大阪の起爆剤だろう。(扱う側からしたら)ローコストながらハイリターンを期待できるのだ。
そういや、最近よく銀行員が来る。もちろん金が目当てだ。以前は企業への融資が活発で個人はどうでもよかったが、今は企業がアレなので個人をやたら訪問している。借金させるために。
僕の友人が被害にあった。いやまだあってないが、同窓生の家族が銀行につとめてて、そのよしみで金を預けたそうだ。つまり投資。理由が「信頼しているから」だそうだ。終わっている。その銀行員は3流私立だそうだが、スーツで1流演出らしい(偏見だがそうでもない)。
銀行にかかわらず、訪問スーツ姿には気をつけろ。スーツの中は貧困で、<さあ。俺に稼がせろ>(イーストウッド?)という欲の皮と思うくらいがいい。芳忠なら「だぁから俺がこうして。スーツを着てるんじゃないかぁ」で一蹴だろうが。女性を見たら妊娠、スーツを見たら借金と思え!
これからの病院の雇用状況・給与形態を考えると、若いうちはなるべくバイトに明け暮れた方がいい。特に連休。3日あったら1日はバイトにしてあえて不自由を満喫する。そうなるとまずバイト→休みの順序がいい。もちろん<適度な内容の>バイトもある。そういうのはコネで先に埋まる。なので、予約という形で自ら引き受けておくのもテクニックだ。でも木曜日はなかなか無理。毎週の木曜日は開業医のお小遣いかせぎ曜日なので。
<早く帰る人間>には・・・
2011年5月1日 連載 コメント (2) 結局誰も謝らないまま、時間が過ぎようとしているような気がする。確かに謝ったところで誰の気も済まないが、それにしては無傷すぎる。これではどんなミスが露見しても、時間の経過で済んでしまうことになる。ああ、もちろん原発の話。
病院でもこういうケースはザラにある。トラブルは医療ミスだけではない。医師が誠意もって日頃やっていればそう不利な状況には出くわさないが、そうでないところに罠がある。
実は医師がいない時間帯、いない場所でトラブルは頻発する。意地悪に言えば、医師が見ていないから勝手に、またはそれにつけこんで判断・行動する、そんなスタッフは悲しいが多い。言い分はいろいろあるが・・・恐ろしいのは、ミスの詳細が<不明>のとき、なぜかそれらは全て容易に主治医にまわってくることにある。
いまの上層部はなかなか守ってくれない。スタッフには上層部と末端しかなく、多くの上層部は事務的ですぐ帰るので「知らなかった」を理由でトラブルの責任を自ら負わない。だから長期間残ることができるわけだが・・・。
政府や電力会社の会見を見るたび、そういった<すぐ帰るスタッフ>を思い出す。それにしてもよく似ている。
病院でもこういうケースはザラにある。トラブルは医療ミスだけではない。医師が誠意もって日頃やっていればそう不利な状況には出くわさないが、そうでないところに罠がある。
実は医師がいない時間帯、いない場所でトラブルは頻発する。意地悪に言えば、医師が見ていないから勝手に、またはそれにつけこんで判断・行動する、そんなスタッフは悲しいが多い。言い分はいろいろあるが・・・恐ろしいのは、ミスの詳細が<不明>のとき、なぜかそれらは全て容易に主治医にまわってくることにある。
いまの上層部はなかなか守ってくれない。スタッフには上層部と末端しかなく、多くの上層部は事務的ですぐ帰るので「知らなかった」を理由でトラブルの責任を自ら負わない。だから長期間残ることができるわけだが・・・。
政府や電力会社の会見を見るたび、そういった<すぐ帰るスタッフ>を思い出す。それにしてもよく似ている。
そうだな。役に立たん先生というのは意外に多い。
内科系では
「挿管もできない」「患者をろくに見に行かない」「外来でよくトラブる」
外科系では
「オペ患依頼を断る」「オペが下手」「訴訟多い」
こういった言葉で取引されている。
こういった経緯で医者を解雇することはできる。もちろんさきほどの<大学人事が絡んでない場合>に限る。契約にたいてい「当院の経営に相応しくない場合・・」などと前もって書かれている。
それでも不思議と受け皿はある。困ったことに、そういった先生に限って「○○専門医」などのペーパー資格が多かったりする。なので業者が喜んでお世話する。たとえ派遣先で評判が落ちようとも1年契約満了で次の病院へ紹介できるから、業者も医師も平和に暮らせるわけだ。
なので、年ごとに複雑な履歴書が出来上がる。
簡単にまとめて話そう
2011年4月24日 連載大阪の病院を何年か見てきて・・自分なりのまとめ。ネットではあまり話されてない。
まず大学病院が散在し、その各頂点には教授がいる。人事は教授が握っていて、医師を選んで派遣できるしまた引き上げることもできる。それらをノーリーズンでできるのがミソ。つまり有能な医師を引き揚げたり、無能な医師を派遣することもできる。
他の病院・・・自分的には2つに分ける。大学人事で動く病院とそうでない病院。さらに前者は公立と民間。公立病院は公務員であり、古参たちは人事を拒否することができる例外的な立場にある(期間が最初から決まってる研修医は別)。なので爺さんらが残る。外科の執刀医はたいてい大学からの派遣だったりする(一般からは見えない部分)。爺さんらが残る理由がここにある。
大学人事病院の民間は、たいてい大学側の医者が院長をやっているので密接だ。有能な医師を派遣してもらうメリットがある代わりに、無能な医師まで面倒を見なくちゃいけないデメリットもある。なので、医師の格差がひどいことが多い。
最後に、大学人事と関係ない民間病院。だが全く大学と関係ないと人員で困るので、非常勤はお願いしあわよくば常勤派遣もお願いする。それで無理なら募集し仕方なく業者に高いマージンを払う。経営者の手腕が悪くて経営が破たんすれば転売にかけられる(職員はそのまま守られていることが多い)。
しごく当たり前のことではあるが、たいていの<関係>は冷戦状態にある。冷戦だからお互いに存在できるし、秩序がある。でももし互いの存亡に関わる利権が発生したとき・・・それが上層部の生き死にに関わるとき・・・戦争という手段に出る。
で、どちらかが勝つわけだが、勝った方は絶対的に有利な条件を延々と提示することができる。むしろ、そうしないとおかしい。企業だけでなく病院でもそういうのがある。吸収・合併といわれるものだ。これが日常最もみられる<戦争>だ。
吸収された側は一見保護されたように思えるが、徐々にじわりじわりと追い詰められるようになる。吸収した側のいじめでも何でもなく、有利な利権を求められての結果だ。そしてそれには限りがない。
しつこいが病院の例では、こちらが有利な側とすればまず人事を操れる。ということは給与も操作できる。無能な味方でも有能な相手とすりかえることができる。自分のもつ副業マーケットに参入させ、委託させる(リースを組ませてマージンを頂く)。よそが嫌がるリスク業も転嫁させていく。その分、自分は楽。負け組側のトップには口止め料を支払い服従させ将来を約束・・・調印させ魂を売らせる。
日本の歴史をたどると、第二次大戦後の条約・・たとえばサンフランシスコ講和条約。ここで原発の研究が解禁され、尋常でないスピードで原発運動が推進されている。このパワーは、明らかに負け組から出るものではない。そうすると、つい先ほどの例えがかなり類似していることに気づく。
で、どちらかが勝つわけだが、勝った方は絶対的に有利な条件を延々と提示することができる。むしろ、そうしないとおかしい。企業だけでなく病院でもそういうのがある。吸収・合併といわれるものだ。これが日常最もみられる<戦争>だ。
吸収された側は一見保護されたように思えるが、徐々にじわりじわりと追い詰められるようになる。吸収した側のいじめでも何でもなく、有利な利権を求められての結果だ。そしてそれには限りがない。
しつこいが病院の例では、こちらが有利な側とすればまず人事を操れる。ということは給与も操作できる。無能な味方でも有能な相手とすりかえることができる。自分のもつ副業マーケットに参入させ、委託させる(リースを組ませてマージンを頂く)。よそが嫌がるリスク業も転嫁させていく。その分、自分は楽。負け組側のトップには口止め料を支払い服従させ将来を約束・・・調印させ魂を売らせる。
日本の歴史をたどると、第二次大戦後の条約・・たとえばサンフランシスコ講和条約。ここで原発の研究が解禁され、尋常でないスピードで原発運動が推進されている。このパワーは、明らかに負け組から出るものではない。そうすると、つい先ほどの例えがかなり類似していることに気づく。
いっぺんやってみてくれ
2011年4月23日 連載吉野家の朝のメニューに、<ハムエッグ小鉢>なるものがある。ご飯とハムエッグは当然別々にやってくる。ハムエッグのみを、ごはんの上にのせ・・・醤油、付属のマヨさんをかける。キャベツも若干のせる。
いやいや、なかなか。だと思う。
欲張って<ハムエッグ牛小鉢+焼き魚>みたいなのを頼むと、シャケの風味がハムエッグを侵食してしまう。ていうかすでに侵食してしまっている。注意。
何度か強調したが、背部痛は紛らわしい。そして怖い。大動脈解離のことだ。医者はみな学生自分に重要ポイントとして学ぶわけだが、ふだん意識しているかいないかで明暗が決まる。「見つけ出す」か「見逃す」かのどちらかだ。内科医が見逃して整形に紹介すれば、整形はそのまま整形疾患として扱ってしまう(ことが多い)。
放射能のことも、いろんなメディアで学んできた。だが今はもう起こってしまったことだ。いつまでも怒りで暮らすわけにもいかない。子供らの未来もあるし、今後起こりうる疾患・合併症がいろいろ想定される。国はおそらく、早期発見の努力はしないだろう。血液疾患により感染症(おもに肺炎)が増加することは必至で、これらの増加で遅れて国の検査が始まると思われる。
現在の健康診断をみてもわかるが、あんな内容では癌や成人病は劇的に減らんだろう。後世に生かすことを考えてないと、知識やデータは単なるその場しのぎと化す。そうすると、健診だけでなく国の決めたガイドラインは、全て意図的なものとして振り返るべきではないか・・・?
大人が次の世代のために石油を・・みたいなCMを見たことはある。むろん、僕らの血のつながった親は子を大事にはするだろう。しかし、今の上層部みたいなのがずっと前からいたのなら・・・?いやそうだろう。彼らにって大事なのは、あくまでも<彼らの次世代>のみなのだ。
放射能のことも、いろんなメディアで学んできた。だが今はもう起こってしまったことだ。いつまでも怒りで暮らすわけにもいかない。子供らの未来もあるし、今後起こりうる疾患・合併症がいろいろ想定される。国はおそらく、早期発見の努力はしないだろう。血液疾患により感染症(おもに肺炎)が増加することは必至で、これらの増加で遅れて国の検査が始まると思われる。
現在の健康診断をみてもわかるが、あんな内容では癌や成人病は劇的に減らんだろう。後世に生かすことを考えてないと、知識やデータは単なるその場しのぎと化す。そうすると、健診だけでなく国の決めたガイドラインは、全て意図的なものとして振り返るべきではないか・・・?
大人が次の世代のために石油を・・みたいなCMを見たことはある。むろん、僕らの血のつながった親は子を大事にはするだろう。しかし、今の上層部みたいなのがずっと前からいたのなら・・・?いやそうだろう。彼らにって大事なのは、あくまでも<彼らの次世代>のみなのだ。
今どきの上層部というのは以前と違う。以前は勇猛果敢で強欲というイメージがあったが、今のイメージは異なる。非常に冷静というより感受性自体が存在せず、まず自分の利益に固執する。それが守られるなら恥をも厭わない。
病院でもそういう経営者が増えてきた。なぜなら彼らの多くは投資やサイドビジネスに手を出しているからだ。いやその逆かもしれないが。
リスクは承知でもそこはホリエモンライクで、いざとなれば手を挙げれるほどの呆れた度量を持つ。以前はもっと人格のある人が多かったと言いたいが、それらが育てたのが今の人間だ。理由は過保護にあると思われる。
医療の方針を見ていても、まず訴えられないのを第一に考える医者が多いと感じる。その前提で治療するからリスクは全て避けてしまい、結果的に批判を浴びるが聞く耳もない。当然、技術は身につかず言葉少なになる。
臆病者にだけはならんぞ、と切に願う。