・・は、避けた方がいい。当たり前の理由としては、地域の人間に個人情報が流れる危険性があるからだ。チェーン店でも、外来患者が働いてる可能性もある。

 それと、実は便宜を図っている連中の存在というのがある。大きな飲み会が主催されると、なぜか食べもしないような量で頼まれたり過剰な注文をされてたりする。あとで分かったが、店主とメンバーがひそかに密約したものだった。

 うちのメンバーが病院近所の地元民で、同じく近所の飲み屋の主人と屈託していたというものだ。<お任せ>と頼めば料金設定は相手の自由だから、思うつぼだ。メンバーは今後の飲み食いで優遇される仕組み。

 大阪の店はけっこう、客を見て料金を決めるフシがある。お互い<お任せ>で注文することが多いので、店側がうまくリードできる。取るところから取る・・まさしく、この国が国民にしようとしていうことなのだ。


各所の忘年会

2011年10月30日 連載

 病院にはどこでも派閥というのがあって、何も教授狙いなど出世コースばかりではない。

 ナースに多いが、まず師長クラスとそれにアンチする大多数の集団が出来上がる。アンチ集団でも仕事ができて能力があるのと、そうでないのに分かれる。前者にはなぜか若くて可愛いのが多く、後者は反することが多い。それがまた、両者のプライドと壁を厚くする。

 今年も各グループ、派閥の忘年会に呼ばれる。気をつけねばならないのは、どのグループも万遍なくするということ。特定の個人に近づかず、差のないキャッシュサービス、軽くない口。適度の本音。ちょっとでも差があれば、彼女らはそれを簡単に見抜いてしまう。

 しかし、最後は「ま、いろいろあるけど・・・明日からも頑張ろう!」と〆ているが、最近は皆のリアクションが

「ええ~~~~~~?」

 と、1つになりにくいのである。

さらに展開

2011年10月29日 連載
 グローバル化が過激に進行、ついに外人医師が病院を開設・・・したらどうしよう。

 アメリカが目を付けたのがイケメン韓国人。韓ドラを参考に分析、女性客の集客をはかる。横には翻訳の声優つき。男性の権力もおそらくかなり失墜していそうなので、割ともうかるかもしれない。

 アメリカ人が立ち上げる合宿病院。メタボとされた男性らは、鬼教官によっての猛特訓を受けることになる。「フルメタルコース」「愛と青春のコース」など選択。ただし前者だと人格変化きたすおそれあり。

 さらにこれまたアメリカ仕様の病院。患者は自由に入退院を設定、ジャンクフードも可。マック病院にケンタッキー病院。大部屋が嫌ならサブプライムによる個室貸付けも。

 そうか。話は変わるが、アメリカが日本人に本当に売りつけたいのはサブプライム形式の住宅ローンじゃないのか・・・?そうすると、一時的な好景気を日本は再び味わえるのかもしれない。ツケは大変なものだが。

 朝9時、病院へ出勤。9時前に着こうが、それまでの急患はすべて当直医が診る・・・が、9時ジャスト・機械的に交代。

 交代後救急診療、外来診療。問診を参考に、患者側の許す予算内で組む検査。金持ちは糸目をつけず、貧しい人は検査はパス。5分以上の診療は別途料金。

 検査が戻ってきて、それから説明。治療内容をまず説明し、予算によっては省略。金さえ出せばもっと便利な治療を提供。内視鏡などの検査はドクターのレベルによって料金別。受付は機械的に12時で閉められる。

 患者の入院が決まると、予算に応じて部屋のグレード選択。病棟ごとにレベルが違うなどもはや予備校の●●選抜クラス状態。ブラックリスト患者は入院どころか受診さえできない。

 医師の病棟回診は午後からで、それまでは代診。患者1人1人が経営者に把握され、横やりが入る。単価が安そうになると赤信号。

 医者の評価も患者からされ、経営者側の管理に役立てる。実績がなく評判が落ちている医師には合宿指導が入り、目に余れば即刻クビ。「今度はこれで売れ」と専門分野の変更まで指示。

 よく見ると、病院の真横に建つプレハブを行き来する外国人たち。彼らこそが、実はこの病院経営を動かしている張本人たちだ。

 その陰で困る、日本の暴力団たち・・らはおそらく高齢者賃貸マンションなどに逃げるだろう。自ら入院してまで。

 そんな世界になるのかな・・・。いや、近い病院はもう、ある。



 

TPPと医療

2011年10月29日 連載

http://www.jacom.or.jp/column/nouseiron/nouseiron110214-12528.php

 グローバル化してきたのは最近だが、それは情報の意味が強かった。今度は<実体>でもってやってくる。日常生活にまで影響を及ぼすもののようだ。

 となると医療の方にも関心がいく。営利的な企業が進出できるようになり、国が国民の医療の面倒を見なくてよくなる。ここだろう。目的は。当然、今まで甘い汁を吸ってきた医師会や組合は反対する。どっちもどっちだ。

 しかし、国民もまたその影響をもろに受けるらしい。営利企業が入れば安い分野は切り捨てられるから、記事にもある通り田舎や不採算部門は相手にされない。

 ドクターの雇い方も変わるのではないか。何ができるか、または実績でランク分けがされそのドクターの価格が評価される。できる医者はより高額を手に入れ、マークされた医者は足元見られる。そんな感じか?

 そうすると、コンビニ化された診療所などはヒットしそうな予感。ドクター数人で共同経営し交代制、年中無休のできれば24時間制。こんなのができて特定のグループ病院と結びつけば、かなりの数の病院が潰れるだろう。




 今の20-30代に指導してて一番目につくのは、とりあえず<最初に謝る>習慣がついてないことだ。謝って、考える。一見すると理不尽なことだが、自分が注意されてそれ(自分の間違い)をとりあえず肯定し、分析するには時間がいる。どうしたらいいか、という疑問の答えはまず<自分で考えろ>それから始まる。

 なぜそういう考え方が必要か・・・40代以上にそれを求めても、もう遅いからだ。残念ながら、老後に近い人間にはもうそんな余裕がない。

 もちろん、相手の先輩がハナからいい加減な人間なら別。注意される以前に、関わることから白紙にして<自分で考える>必要がある。

 白紙にして考える、つまり自分をまず否定して再起動する作業にパソコンもアイテムも必要ない。それだけに今の世の中、自分をじっくり考えるという作業がかえって斬新にも見える。

忘年会

2011年10月26日 連載

 またそんな時期が近づいてきた。病院によっては部署ごとの仮装大賞あり、くじ引きあり、マジックあり。医者以外のスタッフにとっては、医者との交友関係を広めたり、これまでを<チャラ化>することができる唯一の機会だ。

 医者はたいてい、そこに坐っている。自分からはなかなか注ぎに行かない。でも来るものは拒まない。勇気を出して、注ぎにいこう。

 しかし、仲のいい取り巻きみたいなのが出現すると行きにくくなる。どこも会社もそうだと思うが、そういったのに割り込まれる前に自分を売りに行くべきだ。

「開業いつするか。わたしをごひいきに」
「ほかの医者をどう思うか」
「今度、飲み会の約束は」
「年末年始のお休み旅行の、おみやげは」

 などなど。解放感がある時期なので、何でもお願いしとけ!叶うかもしれんぞ!

今年の秋は・・・

2011年10月25日 連載

 なるほど冷たい風も吹かないではないが、なんかこう哀愁漂う肌寒さが足りないような気がする。いかにも病気が増えそうな、そんな冷たい空気がない。別に悪いことではないのだが。

 インフルエンザが藤井寺で出たというニュースはあるが(またあそこか、という印象はある)、ワクチン接種もパニックなく落ち着いた雰囲気だ。

 だが・・・こういうときだからこそ<キッカケ>を作らないようにしたい。無理な生活、無理な計画、無理な付き合い。

 釜揚げうどんの、だし。しょうがを入れると抵抗力がついたような感覚で、いかにも風邪など合併しなくなる。
 週刊誌由来の記事ながら笑ってしまった。紅白の開催すら脅かす暴力団関係・・・<黒組>の芸能人たち。

 しかし芸人皆がなにも黒く染まってるわけではないから、ここは<黒子>を登場させて操ったらどうだろうか。数々の人形劇を手掛けてきたNHKなら、その得意とするとこだろう。北島三郎の紙吹雪を諭吉にして、黒子らが回収してもいい。

 そもそも紅<組>とか白<組>とかいう分け方自体、ヤバい匂いがする。

ついでにカウントダウンは1!2!3!逆じゃないか?あ、ノブタグループね。

いくつか回答不能

2011年10月23日 連載

 夫婦ともどもの生活で、核心をついたような質問をされることが多々ある。他人でないようでそこは他人。本音をそのまま答えるわけにはいかない。それがいい今後を生むとは限らないからだ。

 しかし、彼らの質問には迷いがなく現金で、的確だ。男の逃げる先に立ちはだかるものがあるとすれば、それだ。

 

暴力団の主催

2011年10月23日 連載
 大阪は暴力団との結びつきがかなり深い。どうしても会いたければ、儲かりそうなところに行くことだ。あるいは、彼らが主催する会などに顔を出すことだ。

 
 市民らがすでに足を突っ込んでいるのが<祭>。毎年行われる天神祭、あれなんかその代表格だ。出店される店もすでに仕切られており、どんなことがあっても<実行されなければならない>ものだ。なので、あちこちの祭で死人が出ても、いっこうに中止される動きはない。

 こういった収入源が安定しているため、市民を巻き込むような抗争は見られない。

 中堅以上の焼肉店では、ときどき小さな暴力団の会が行われている。しかし見分けは難しい。しかし、その間店の外で立ってるガードマン2~3人。ピクリとも動かない。末端は絶対服従でもあり、顔がいかつくても着こなしがよい。こういったので分かる。

 あと、マンションなどで行われる乱交パーティー。暴力団がマンションの一室を<貸し出すだけ>なので、組織自体が罪を直接問われることはない。このパーティーは組織⇒企業⇒傘下の社員と誘いが来るので、社員らはその背景にピンと来ていない。参加者には病院関係者もかなり多い(特に若い事務員)。

ジャッキーの息子

2011年10月23日 連載

 僕にとって「ジャッキー」とは沖縄の老舗ステーキ屋である<ジャッキーステーキハウス>http://www.steak.co.jp/menu.htm。活気がありボリュームありで食欲をそそる。

 ここでのジャッキーつまりジャッキー・チェンは幼少時の苦労がよくクローズアップされるが、愛人問題を抱えていたことでも知られる。しかしまあ、自分の周囲は愛人を抱えている人はかなり多く(上に行けばいくほど)、それが知られているかどうかの違いだと思う。しかし、子供を別に作るのだけはアカンだろう。

 そんなジャッキーの息子もすでに映画デビューしている。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3

 しかしどの映画も日本人にはマイナーなものばかりで、カンフーパンダの吹き替えで親子共演していても、日本人は吹き替えで見るだろうし・・・。

 ジャッキーもあの「新宿インシデント」はやめてほしかった。ブルース・リーの「死亡の塔」的な蛇足的作品であった。

 

アプリ

2011年10月22日 連載
 正直今さら思ったのが、アプリの数々に食指が働かないことだ。いや、どれも使ったら面白いのかもしれないが・・・どれも飽きそうな印象を受けるものばかりだ。万歩計も評判が悪く、単純ながら字が英語なのもどうも合わない。ゲームもそう夢中になりそうなのも見つからなかった。

 じゃあどんなアプリがあったら理想的なのか?と考えた。

 うーん・・・

「ホルター心電計」「身に着けよう腹式呼吸」「血糖モニタリング」はたしてどうやって測るのか・・・?

 いやいや、それだったらもう独立した携帯端末を売り出して、各科ごとのアプリを立ち上げたら・・。

「血圧グラフ」「メタボ」「小児科」「長谷川式」「保険案内」「病院案内」「タイプ別ドクター探し」・・・そして「チカドクター」・・これはなるべく近くの医者を発見するもので、その専門・評判も判別。有料で相談に応じ、その場の受診も可能。携帯を通じて処方箋発行。したがってその医者は電話ボックスさながらで移動する(サンドイッチマン?)。

 ワンタッチの繰り返しだけで受診までもっていく発想は重要だと思うんだが・・・。



 国の借金はやはり増える一方。震災が拍車をかけたわけだが、もちろん今後も災害は後を絶たないものと思われる。ニュースの流れを見ると、これがまた妙に国民が<増税しかない>的な考えになるように操作されてきているのが分かる。

 所得税は近いうち大幅に引き上げられるという噂・・というか、この世間の流れだと何でも<増税>と考えた方が気は楽だ。なので、同じものを買うときはいつも「これからこれも値上がりする」ものとして考えるべき。そうすれば、どれからか無駄が切り離されていく。

 仕事でもいったん楽になって苦労が苦痛になるより、楽になっても少し不安や不快があったほうがいざというときストレスが少ない。

 つまり自分の心に「えーっ?」「ウソだろー?」のような驚きがそんなにはない、そんなちょっとクールで冷酷な心で生きようと。

暴力団の排除

2011年10月22日 連載
 ・・・が全国展開で行われようとしている。が、病院では公に「暴力団の受診・入院を禁じる」と主張することはできない。

 暴力団関係の患者がいつまでも病院に居座っているケースは耳にする。病院経営側が強気に出れば退院は可能なのだが、ドクターの指示がいる。どんなに軽症で外来通院可能でも、その主治医が指示を出さなければコトが進まない。実際あたケースだ。その医者は金でももらっていたのか、弱みを握られていたのか・・・。

 しかし、<居座る>患者が増えるのにはワケがあることが多い。病院の経営悪化があって、そのオーナーに暴力団関係がいて負債の返還を迫り、結果的に末端が嫌がらせに入院してくるというものだ。こうなると経営者自体が退院を促せない。当然スタッフらは耐え切れず辞めていく。

 オーナーから暴力団関係との関係を見破るのは難しい。だが長期で見れば、出入りする業者で分かったりする。意外とゴミ収集・給食関係(特に食肉!)・建築関係にそういったのがクレジットされやすい。





iPhone4S

2011年10月16日 連載

 初めてのアイフォーンを購入。使いづらい。どう進化したかよく分からないが、一番の目的はi-tunesとネット。さっそくPCより50G分を転送。iPODに比べてはるかに音がいい!ネットだけでなく思うんだが、なぜタッチペンなるものが存在しないのか?指が故障したらどうなるのか?ヤクザはどうやって?などと想像してしまう。

 それにしても、あれだけCMをバカにしていた自分がついに・・・。ゲーム、マップ、音楽・・・

 そう。それが全部できるのがこのアイフォーンなのだから。

 (洗脳ダウンロード、完了!)

 

不滅の日清焼そば

2011年10月16日 連載

 毎年冬になると、医局で日清焼きそばを作る。UFOではだめだ。まず野菜居炒めをキャベツ・ピーマン・玉ねぎ・もやし・にんじん(小・・色彩的な配慮)で作る。この時点でフライパンが満床状態。もうこれでいいのでは?と思う意見もあったが、さらにここに焼きそばを投入。

 水も投入するので野菜がフワフワになりがちだが、しゃぶしゃぶ>焼肉主義の自分にとってヤワい歯触りは重要だ。焼きそばの味も薄くなるが構わない。主役が焼きそばではないからだ。これはもう皿うどんチャンポンに近い。

 余ったものは、詰所へ。もちろん勤務表による。
 バブル後退期の頃、この種のディスプレイが電気屋に1個は置いてあった。かけてみると確かに向こうに画面が見えるのだが、大型画面の実感はなく精細さに欠けた。

 今回のを梅田で体感してきたが、確かに画には圧倒される。考え事を許さないほどのアピール感を覚える。山の上で天の川を見たような。

 残念だったのは、これが<コードレス>でない点。自分にとっては致命的な欠点だ。没入して外世界から切り離されるのは魅力だが、常にコードが1本つながっている。つい動こうものなら引っ張られ、顔がイテッとなる。

 ああそういや、宣伝でのスチル写真などはコードが見えにくいアングル。

 コードレスは技術的に可能なはずだが・・・電池内臓だと重くなりそうだし、充電だと長く持たないものと思われる。

 ああ、それと音が追いついてない。これだけ奇麗な画面ながらドルビーTRUE HD マスターオーディオで聴けないのは、もはやお預け状態。

 在宅酸素も、あの「つながっている感」のためADLを下げてしまうという報告が、実際にある。空気を電気分解できてコードレス酸素療法、とかあったら凄いな。


内科学会

2011年10月15日 連載

 通常は毎年3日間行われる内科学会。今年は震災の影響で延期、知らない間に来月の予定となっていた。開催は1日のみ。

http://www.naika.or.jp/meeting/nenji/nenji_top.html

 内容は総論的なものが多くこれはいいとしても、放射線の影響などを取り扱った話題が欲しい。実際に今後何が予測され、何を注意すべきか。今後、医者への相談が増えると思われるから。

 3日間だとそのうち土日を利用して早退⇒一泊どまりで行くのだが、1日間の開催なら大阪から朝出発での日帰りが理想的・・・いやしかし、これはしんどい。

MRの接待

2011年10月15日 連載

 ・・が、今後萎縮傾向にあるらしい。外資系は早くも今年度予算で打ち切るらしく、他の会社もそれにならうと予測されている。

 接待の予算は医者1人あたり1万円相当の食事代が基本。せめてそのくらいとは思うが、今の世知辛い世の中を見るとそれも流れか。

 ただ、ここ大阪の北新地・ミナミは医者関係の接待でかなり恩恵を受けている。クラブもそうだ。コンパニオンが出勤前に食事に付き合う<同伴>も、医者がかなりの割合を占めるという。特に開業医(これはMRが付き添わなくてもあとで清算するという形)。

 自分も自腹で行くとしたら、よほど惚れた店でないと無理。しかし、名店に行かずとも上手い店は山ほどある。たとえば1万円払うなら、天下一品の定食10回分・・・そうそう、そのほうが絶対いい。

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